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冒険したくない冒険者〜生涯賃金を稼いだら冒険者辞めてもいいよね?〜  作者: 茄子の皮
第2章 王都編 ③貧困街改造計画
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Fランク冒険者ミウロ

 話し合いも終わり、リールとユリカ、ミウロは冒険者ギルドへ着いた。



「ミウロ、受付で登録するぞ」

 リールはミウロを連れて登録する。

 登録時ステータス測定を行う。

 教会の人が測定してくれた。


 ミウロ

 レベル 9

 体力(HP) 416

 最大魔力発動値(魔力MP) 314

 体内魔力量 2475/2789

 魔法攻撃力 289

 物理攻撃力 476

 魔法防御力 317

 物理防御力 384

 速さ 649

 持久力 472

 器用さ 218


 目安。

 1200〜 Sクラス

 1001〜1199 Aクラス

 801〜1000ポイント Bクラス

 501〜800ポイントCクラス

 301〜500ポイント Dクラス

 101〜300ポイント Eクラス

 0〜100ポイント Fクラスとなる。



「これで終了だな。」

 ミウロは冒険者登録を済ませる。

 Fランクの冒険者だ。



「はい。冒険者になれました。これから頑張ります!」

 ミウロは気合いが入っている。


「よし!またレベル上げに行くか」


 リール達はレベル上げの為に街を出る。




 身体強化の魔法を使い走る。ビックベアーがいた森の手前に着いた。


「前と同じで行くぞ」

 リールはマジックバッグの中から肉を取り出し、火魔法で焼いていく。

 焼いた匂いを風魔法で森に吹かせる。


「またビックベアーが出てくるかな?」

 ユリカが聞いてくる。


「そうだな。魔石が必要だから多めに狩りたいな。」

 魔道具の為に魔石が大量に必要だ。


 ガサガサ


 森の中から草をかき分けて、ビックベアー2匹が出てきた。


「あれは貰うぞ」

 リールは風魔法でビックベアー2匹の首を斬り落とす。

 リールはビックベアーの死体に近づき、風魔法で逆さまに持ち上げ森に入っていく。頭の無い首から血がボタボタと流れている。

 森の中にビックベアー2匹の血が一面に広がっていく。

 リールは森の手前に戻る。



「これでいいな。ビックベアーよりも弱い魔物は、来ないだろ。」

 ビックベアーの血の匂いが一面に広がっている。


「弱ってると思って弱い魔物が来ませんか?」

 ミウロが聞く。


「そうだな。言われて見ればそうかも知れないな。」

 リールは考える。魔物について詳しい訳でもないのでわからない。



「大丈夫だ、魔物が寄ってくれば良いんだ。細かい事は気にするな。」

 リールは笑いながら誤魔化す。


「また来たよ!」

 ユリカが弓を構える。


 ビックベアー4匹が森から出て来た。

 ユリカが矢を2本放つ。ビックベアー2匹の頭に突き刺さり、倒れて動かない。


「ミウロいくぞ」

 リールとミウロがビックベアーに近づいていく。


 2人は身体強化の魔法を使う。ミウロの力では、正面から倒すのは難しい。速さを生かして、後ろから攻撃するしかない。


「ミウロ。俺が強化魔法を使ってやるから、正面から倒してみろ。」

 リールはミウロに強化魔法を使う。防御力と攻撃力をあげる。

 ビックベアーの攻撃では、ダメージを受けない位強く強化する。装備は壊れてしまうが。


「分かりました!」

 ミウロはビックベアーの正面へ走っていく。

 もう一匹はリールが仕留めて、マジックバックにしまっている。


「やあ!」

 ミウロはビックベアーの腹に刃を突き刺す。

 ビックベアーの肉は抉れる。ビックベアーは、叫びミウロに爪を立て殴りつける。

 ミウロは、盾を構え爪を受ける。


 ガン!


 鋭い音が響くが、ミウロは体勢を崩すことなく受けきった。

 盾には爪の跡が付いていている。


「凄いですね!」

 ミウロは、自分自身に驚いている。


「最低そのくらいは自分で強化出来るようにならないとダメだぞ!今の感覚を意識して戦え!」

 リールは叫ぶ。



「はい!分かりました!」

 ミウロはビックベアーに斬りかかる。


 斬っては避けて。斬っては受けてを繰り返す。

 ビックベアーは動かなくなった。正面は斬り傷だらけだ。


「終わりました。」


「そうだな。今度は自分で強化魔法を使って倒してみろ」



 その後も、ビックベアーやウィンドウルフが出てきたが、ミウロとユリカが危なげなく倒していく。



 ビックベアー合計18匹。

 ウィンドウルフ合計14匹。


「少しは強くなってきました!」

 ミウロは自信がついてきている。


「そうだな。慣れるのは良くないが、自信を持てば怯まなくなるだろう。今度はもっと強い魔物でも倒しに行くか?」


「はい!お願いします!」

 ミウロは眼を輝かせている。


「私も魔法を練習出来たよ!」

 ユリカの矢も魔法で作る様にしていた。氷の矢、木の矢、雷の矢、石の矢、炎の矢は素材がダメになるので使っていない。



「ちょっと森の中に入ってみるか」

 魔石の量が足りないのだ。


 リールは3人を覆う様に毒の魔法を使う。触れると麻痺する毒だ。



「小さい魔物もくるもんだ」

 リール達に向かって体長20センチメートルほどの虫達が寄ってくる。ムカデやクワガタ、カマキリやバッタなど肉食の魔物達が寄ってくる。

 ビックベアーの血を垂らしながら、歩いているため、前後左右、上から下から寄ってくる。


 土の中から来たときは驚いたが、リールが反応して倒した。

 土の中まで麻痺毒を拡げながら、歩いていく。

 麻痺した魔物はユリカとミウロが倒している。



「王都に来た時はいなかったよな?」


「あの時はサンクさんが、虫除けの煙をつけていたからね。今みたいに寄ってくるような事はしないよ」

 ユリカが答える。


「そりゃそうか。」

 王都への道を行かないで、リール達は森の中を歩いているのだ。


「うわぁ!」

 ミウロが驚いて声をあげる。


「危な!」

 リールはミウロに向かっていた蛇を風魔法で防ぐ。

「アイス」氷魔法で蛇を凍らせる。


「びっくりしました。」

 ミウロは汗を流して言う。


「そうだな、油断していた。毒に耐性があれば入ってくるんだな。この蛇は強い魔物だろうな。」

 Bランクの魔物程度では、毒に抵抗出来ないほどの魔力を使っている。リールは麻痺魔法に魔力を増やし強化する。


「魔石も大量に確保出来たからそろそろ帰るか。」

 虫の魔物のおかげで大量だ。


「帰りながら、倒せばもっといっぱいになるね」

 ユリカが笑顔で話す。


「そうだなもっと寄ってくるようにするか。」

 リールはマジックバックの中からビックベアーを5匹出して、一面に血を垂らす。風魔法で匂いを拡げて行く。


「これでもっと寄ってくるな」

 リールは満足そうに話す。


「普通こんな事したら、死んでしまいますよ」

 ミウロが呆れた様に言っている。


 話しているうちも、虫達が大量に寄って来て麻痺毒にやられている。


「虫はいらないな」

 リールは面倒になってビックベアーの切り落としていた頭5匹分を風魔法で持ち上げ、猛毒を付与する。

 肉に寄って来た虫達は、毒に掛かり絶命していく。


「これなら楽だな。」


「そうですね。麻痺した虫は仕留めて行きます。」

 仕留めていけは、レベルが上がるため、ユリカとミウロの為に麻痺させている。


「帰るか」

 リール達は王都へ向かって歩きだす。



「うわぁぁ!」

 男性達の叫び声が聞こえる。



「なんだ?」

 リール達は声がした方へ向かう。

 王都へ向かう道に出た。



 ブラッドベアー1匹に襲われている、馬車があった。

 男性冒険者4人と商人2人。レッドホース2匹だ。


「大丈夫か?」

 リールが声をかける。


「いったいなんなんだ!いつもの森じゃない!」

 冒険者の一人が叫ぶ。


「リールそれ」

 ユリカが虫達に食べられ、骨が剥き出しのビックベアーの頭を指さす。リールはマジックバックに頭をしまう。


「いや怪しい者じゃない。そいつ倒せるのか?」


「無理だ!急に興奮したように襲いかかってきたんだ!」


「そうか」

 リールは風魔法を刃にして、ブラッドベアーの首を切る。


「貰っても良いよな?」

 リールは聞く。


「もちろんだ。ありがとう助かった。普通ここまで来ない魔物が、好戦的に向かってきたんだ。虫達も一直線に向かっていたしな。」

 男性は不思議そうに言う。



「そうか。不思議な事もあるもんだな。それじゃ、気を付けて帰るから」

 リール達は冒険者達から離れていく。

 冒険者や商人は大きな声でお礼を言っている。


「リールさん。あれって。」

 ミウロが聞く。


「多分俺のせいだろうな。悪い事したな。」

 リールが風魔法で匂いを拡げた時に、寄ってくるよう願ったら、興奮させてしまったのだ。


「大人しく帰るか。」

 リールはビックベアーの頭をマジックバックから取り出し風魔法で浮かせる。匂いは拡げないで、のんびり歩いて王都へ帰る。







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