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冒険したくない冒険者〜生涯賃金を稼いだら冒険者辞めてもいいよね?〜  作者: 茄子の皮
第2章 王都編 ③貧困街改造計画
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どんな店を出すのか?

更新日間違えました。

申し訳ない。

 時刻午前10時。


 ロンダール南東地区には、大勢の人が集まっている。

 ミランダレ商会の職員、大工達、労働者達がいる。浮浪者や奴隷達が合計で300人を超えていたが、全て雇っている。


 家の解体、家の建築、道の整備を優先的に進めている。



 テルクの家に主要なメンバーが集まって話をしている。

 リール、ユリカ、ユキ、ミウロ、ミランダ、サンク、棟梁ドグラ、テルクがテーブルを前に椅子に座っている。

 スピロとジョルジは作業に行っている。


「まず必要な物から考えましょう。」

 リールが進行する。


「俺は家があれば後は気にしない。なるべく静かな場所がありがたいな。」

 リールが言う。リールの意見が絶対なので、反対する人はいない。


「あと、雑貨屋がやりたいな。実家が雑貨屋だから王都にも店があればありがたいな」

 雑貨屋ザンバード王都支店を作ろうとしている。


「大丈夫ですよ。リールさんの好きな様にしても」

 サンクが言う。反対する人はいない。


「私の知り合いの武器職人が仕事が無いから、出来たら店が欲しいわね」

 ユキが言う。魔道具店の知り合いで、腕が良い職人がゾロダロン商会のせいで仕事を奪われていた。

 労働者の中にも武器職人や家具職人がいて、ユキに話しかけてきていたのだ。


 リール達冒険者には、武器や防具は必要なので、誰も反対しない。リールが必要なら全て賛成される。


「私としては食品関係の店が欲しいな」

 ミランダが言う。

 ロンダール南東地区に出店する飲食店は、全てミランダレ商会の下請けになるのだ。


「その辺は、街の通りの始じめ辺りに固めて、飲食道を作ろうと思います。食べる場所と遊ぶ場所をなるべく分けていきたいと思ってます。」

 リールは考えている。


「そうか。従業員は見つかるだろうから、後は材料の問題だろうな。王都には2万人の人が常にいるから、他の街への特産品があれば更に良いだろうな」

 ミランダが言う。

 飲食店があっても、材料の確保は難しい。

 肉は家畜がいるが、魔物を狩るのも大変なのだ。王都は野菜の栽培が豊かではない。近くの町や村から買い取りが普通なのだ。


「そうか。旨い野菜の確保が必要だな。後は海産物だな。」

 王都は海が近くに無いため、魚が余りない。商人が運んできた、魚を買い取るしかない。

 リールは、人生の中で食事を大切にしている。せっかく食べるなら旨い物が良いのだ。


「海産物ならシャンロットの街が有名ですね。」

 サンクが話す。

 シャンロットの街は王都から普通の馬車で3日の距離がある。


「今度行ってみるか」

 リールはユリカに言う。ユリカは頷いている。


「必要なのは、飲食店とホテル等の泊まる場所。日用品や、家具屋などか。高級店と普通の店で区別して欲しいな。」


「そうですね。治安の悪化は、防ぎたいですね。」

 サンクは考える。


「契約魔法は簡単なのが良いな。このロンダール南東地区に入るには資格が必要にしたい。外側の道3メートルの間に拘束魔法を作る予定だ。資格を持たない人は痺れて動けなくしたい。」


「そこまでするのか?」

 ミランダが聞く。


「はい。違法な事をしなければ全く問題ありません。違反したら二度と入れなくなります」



「違法の条件はなんだ?」


「わかっているのに、資格なく入ること。殺人。窃盗。理由なき暴行。不必要な魔法攻撃ですね。」


「普通に生きていれば、全く問題ないな。この場所に入るだけで真っ当な人間に分類されるな」

 ミランダは考える。


「入れる場所に通行書を見せれば、入れるようにします。門番みたいに護衛の人を雇うので、仕事も増やせます。」

 上位の冒険者に護衛の依頼を出すようにするのだ。


「そうか。魔道具が大量に必要になるな」


「はい。ココラーンに頼みます。」

 ユキの実家に頼む予定だ。ココラーンも仕事斡旋出来るようになるのだ。



「そうか。後は場所だな。」


 リール達は店の配置を考える。


 王都は円形で外壁の中にある。円を十字に古今東西に分かれて道がある。

 道の近くに飲食店を作る。

 中心部にホテルや、雑貨屋、工房。

 外壁付近に住宅地をつくる。


 リールの家やザンバードの拠点。雑貨屋ザンバードやミウロ達の家。ホワイトペガサスの家などの場所を決めていく。住宅地の住人は厳選している。


 王都の約1/4がリールの土地になっている。


「大体の場所は決まったな。細かいのはドグラさんに任せる」


「任せろ!」

 ドグラが自信満々で返事する。


「飲食店は、ミランダさん達に任せるから、好きに作ってくれ。」

 リールは任せる。


「おう!最高の店にしてやるさ!」

 ミランダが答える。


「それじゃこれで終わりだな。」


「なら俺は店の配置を伝えてくるぞ!」

 ドグラは出ていく。


「私も帰るか!またくるぞ!」

 ミランダも帰っていく。サンクも作業に戻る。


「私はココラーンに行って魔道具について伝えるから。しばらくは、ここに来ないで、実家で作業しているわね。」

 ユキは魔道具作成について実家へ帰る。



「凄い事になったもんだね。ゾロダロン商会は最近落ち目になってきたみたいだよ。」

 テルクが言う。



「そうか。もう少しで、ゾロダロン商会も終わりだからな。実力のある人は、見捨てるだろうな。」


「そうかい。なるようになるだろうさ。」


「場所借りて悪かったな。」


「別に構わないよ。また来な。」


 リール達はテルクの家をでる。




 作業は労働者達がいるため、リール達は作業に参加しない。


「出来るまで、稼ぎに行くか。」

 リール、ユリカ、ミウロは冒険者ギルドへ向かう。



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