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冒険したくない冒険者〜生涯賃金を稼いだら冒険者辞めてもいいよね?〜  作者: 茄子の皮
第2章 王都編 ③貧困街改造計画
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自称強化魔法最強の男

ありがとうございます。

 リール達はフラフラと歩くスーツの男性の後ろを歩いている。



「この先です」

 男は階段の前で言う。



「そうか。いけ」

 リールは言う。


 男の後ろを付いて階段を降りていく。




「あれ旦那何やってんですか?」

 階段を降りると、地下の見張りの男が聞いてくる。


「助け」

 スーツの男が叫ぶ。

 リールはサイレントの魔法を使い、見張りの男に麻痺毒の風を吹かせる。

 見張りの男は床に倒れ動かない。



「行こうか。」

 リールは前を指さす。


 スーツの男はフラフラと歩いていく。



 広い部屋のドアを開ける。


 左右に牢屋が見える。中に5人ほど入る牢屋が10個ほどある。牢屋には弱体化の魔法が掛けられている。鍵は鍵穴無く魔法で施錠されている。



 椅子に座った男性がいる。


「おい!ビライド何やっている!」

 中に髭を生やした茶髪で短髪の男がスーツの男に声をかける。


「助けてください!侵入者です!」

 スーツの男は走りだす。


「あいつはデルモンドか。小金貨3枚の犯罪者です。」

 スピロが言う。


「強いのか?」

 リールは聞く。


「強いです。強化魔法の使い手で肉弾戦が得意と聞いています。レベル70は超えていると思います。」


「そうか。2人で勝てるか?」


「やってみます。」

 ジョルジとスピロはロングソードを構え、デルモンドへ向かって走りだす。


「ほう!俺に向かってくるか、面白い!」

 デルモンドは椅子から立ち上がり、身体全体に強化魔法を使う。


 2人はデルモンドに斬りかかる。


「ふん!」

 デルモンドは力を込めロングソードを殴りつける。


 バキ!バキ!


 2人のロングソードの刃が欠ける。



「おらぁ!」

 デルモンドは2人の腹を殴りつける。


「ぐっ!」

「かはっ!」


 2人は5メートルほど殴り飛ばされ、うずくまっている。

 デルモンドの攻撃は、2人の防御を軽く超えている。


「弱いな。こんな力で俺に勝てると思ったのか!」

 デルモンドが叫ぶ。


「やかましいな。」

 リールはつぶやきながら、うずくまっている2人に回復魔法を使う。



「リールさん。すみません。」

 2人が謝る。



「ああ、面白そうな敵だな。力で勝つのが理想だろうな。」

 リールは身体強化の魔法を唱える。魔力3万ほど使う。


「やろうか」

 リールは無気力ペタペタ歩きながら、デルモンドへ近づいていく。


「デルモンドさん!注意してください!」

 スーツの男が叫ぶ。



「はっ!回復魔法使うなら魔法使いだろ?そんなやる気のない奴に俺が負けるか!」

 デルモンドは笑いながら話している。



「お前弱そうだな。殴り合いも出来ないほど弱いな。」

 リールは見下しながら言う。


「あ?俺が弱いだって?ふざけるなよ!純粋な力なら俺は最強なんだ!お前なんて一撃で殺せるぞ!」

 デルモンドは大声で怒りだす。



「ならさっさと来い。時間の無駄だ。」

 リールはデルモンドを手招きする。


「ふざけるな!」

 デルモンドはリールの前に一瞬で走りだし、リールの腹を殴りつける。


 ゴキバキバキ!


 デルモンドがリールを殴りつけた右手は、指が内側に骨折し、手首がぷらぷらと揺れている。


「ぎぃゃゃやぁぁ!」

 デルモンドが叫ぶ。予想外の痛みが襲う。

 デルモンドも魔力1万ほど込めているが、魔力の差でリールが遥か上にいる。



「やっぱり弱いな。」

 リールはデルモンドの頬をビンタする。


 デルモンドの頬の皮はめくれ出血する。

 デルモンドは床に膝をつく。


「こんなはずない、こんなはずないんだ!」

 デルモンドは立ち上がりリールに左手で殴りつける。


「弱いな。」

 リールは左手を右手で掴みひねりあげる。


 デルモンドの右腕はぬじれ、肉は裂けボタボタと血が流れている。


「ぎぃぃい。」

 デルモンドは床に倒れ、歯をくいしばり痛みに耐えている。



「お前の負けだな。」

 リールは目に魔力を込めてデルモンドを見る。

 デルモンドは目を点にして、無言で床に倒れた。



「デルモンドさん!デルモンドさん!」

 スーツの男が呼ぶが返事がない。


「おい。立て。」

 リールが命令する。洗脳魔法でリールの命令意外の事を出来なくした。デルモンドの心にダメージが大きい為、強力な洗脳魔法が掛かっている。


 デルモンドは立ち上がる。痛みも無く無表情に立っている。


「檻の鍵を全部開けろ」

 リールはデルモンドの両腕を回復魔法で治す。デルモンドは檻の鍵を開けに行く。




「他の場所には居ないのか?」

 リールはスーツの男に聞く。


「いない」


「そうか。」



「あの。ありがとうございます!」

 檻の中にいた人達が集まってきた。

 リールの事を怯えて見ている。



「ああ、気にするな。皆帰る場所はあるのか?」



「いや。貧困街で暮らしていたから帰る場所は無い」

 一人の男性が答える。

 全員が貧困街で住んでいた人達だった。

 他の街に連れていかれ、売られていくはずだったのだ。



「よし!働きたい人は俺に付いてこい!貧困街を建て替えている!嫌な人はどこにでもいけ!」

 リールは全員に言う。


「俺はいく!」

「私も!」

 一人また一人手を上げていく。


 男性39人女性14人だ。


 スーツの男を麻痺毒で動けなくする。デルモンドも麻痺させておく。洗脳魔法はかけたままだ。


「よし!帰るか。」


 リールは全員を連れて戻る。







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