あの店に行く前日
ありがとうございます。
よろしくお願いします。
時刻午後4時40分。
ビックベアーとウィンドウルフを倒して、リール達3人は王都に戻ってきた。
「肉の買い取りは後で良いか。ホテルに戻って晩ご飯食べるか」
リール達はホテルに帰る途中で、本や紙やペンを買って帰る。
子供達の部屋に行くと子供達が、遊んでいる。
「シュナ変わりなかったか?」
ミウロが聞く。
「うん。変わりなかったよ。紙にお絵かきして遊んでいたし。」
シュナが紙を見せる。
子供達が書いたリールやユリカ、ミウロ、シュナ、子供達の似顔絵が愛らしく書かれている。
「うん。こんな生活が良いな。」
リールはしみじみと考えている。
「そうか。晩ご飯食べたか?」
ミウロが聞く。
「いや。まだよ。」
「よし!ホテルの食堂に行くぞ!」
リールは子供達に向かって話かける。
「うんー!」
「いくー!」
「何たべるの?」
子供達がリールの回りに集まってくる。
「好きなの食べよう!好き嫌いしないで食べるんだぞ!」
「「おー」」
リール達は部屋を出て食堂へ向かう。
「あ!リールさん!」
ホテルを歩いていると、ホワイトペガサスの4人がいた。
「ああ、ケイン達か。ご飯食べたか?」
リールはケインに聞く。
「いえまだですけど。」
「あの話がある。時間あるか?」
「あの話ですか。今夜行くんですか?」
ケインは笑顔で聞く。
「そうだ。時間あるか?」
「もちろんです。時間ありますよ。」
「なら一緒にご飯食べよう。」
ホワイトペガサスの4人も一緒に食堂に向かう。
食堂に着き、食事を注文してテーブルに料理が並んでいく。
リール、ユリカ、子供達8人、ホワイトペガサス4人の大所帯だ。
個室を用意してもらっている。
子供達は、ミウロとシュナが面倒を見ながら楽しそうに食べている。
「ケイン。7時頃に行くからな。」
リールはケインに言う。
「分かりました。ジュウドはどうする?」
ケインはジュウドに聞く。
「俺も行こうかな。気になるからな。」
ジュウドは悩みながら答える。
「へぇ。珍しいな、女の子に興味があるのか?」
ケインはからかう様に話す。
「いや、リールさんの行動に興味があるだけだ。女の子に興味がない訳ではないがな。」
ジュウドは慌てながら話す。
「ジュウドは真面目だからモテるからなぁ。結婚願望あるのか?」
「もちろんあるが、冒険者だから安全な仕事ではないから不安だな。もしもの事があったら申し訳ないと思うからな。」
もしも亡くなってしまうと妻や子供を残してしまう。生活の事を考えると、安全な仕事が良いのだろう。
「冒険者関係なく、死ぬ時は死ぬんだから気にしなくても良いだろ?好きになってくれる人が居るって言うのはうらやましいな。」
ケインは女性人気があまりない。見た目は悪く無いが、自分一番のため結婚に向かない人なのだろう。
「そうだな。人生どうなるかわからないからな。そうだ!リールさん、盗賊達の討伐金を渡します。」
ジュウドはバックからお金を取り出す。
大銀貨9枚。中銀貨18枚。合計銀貨1080枚。
銀貨1枚で約1万円の価値。
「思ったよりも多いな。」
リールは受けとる。
「ギランだけで銀貨800枚ですからね。他の盗賊もそれなりの金額がありました。」
ジュウドが答える。
「そうか。ありがとう。これはお礼だ。」
リールは大銀貨4枚をジュウドに渡す。
「こんなに良いんですか!ありがとうございます。」
ジュウドは笑顔でお礼を言う。
「ありがとうございます。」
ケインもお礼を言う。
「ああ、そうか。パーティーの仕事になってるのか。」
リールは気付く。
ジュウドが盗賊団2組と後でマリオン一緒にギラン一味を衛兵に対応してくれた。
「ならジュウドさんとマリオンさんにこれ。2人個人にやる」
リールは中銀貨10枚をジュウドに渡す。
「ありがとうございます!」
ジュウドは大きな声でお礼を言う。マリオンに中銀貨5枚を渡す。
マリオンもお礼を言ってくる。
「こちらこそありがとう。面倒な事をやってくれて助かった。」
「いいな。ジュウド。俺がやれば良かった。」
ケインが拗ねる。
「リーダーだろ。他にやることあるだろうに。それより店に行く作戦はあるのか?」
ジュウドが聞いてくる。
「あるぞ。問題は店ムラシキに入って、シルカって女性を指名出来るかだな。気合い入れなくて良いぞ。楽しんで普通にしていてくれ」
ムラシキ。女性が接客してくれて、お酒を飲む事が出来る店。
「そうですか。難しい事は考えないで楽しみます!」
ケインか答える。
「ああ、よろしく。」
「それより、ユリカさんが変な目で見てますよ。」
リールの隣に居るユリカがリールを睨んで見ている。
「仕事だから。説明しただろ。」
「うん知ってるけど。やっぱり嫌な事は嫌。」
「大丈夫だ。変な事はしないから。何かあったらケインが言うだろうから聞け。」
「大丈夫ですよユリカさん!ちゃんと見張っておきますから。浮気しないように見張ってます!」
ケインが親指を立てて笑顔で言う。
「違うの。リールが心配なんじゃなくて、女の子がリールに手を出すのが心配なの。」
「そっちですか。大丈夫ですよ!俺がSSランクの力を使って魅了しますから!」
ケインがおどけながら話す。
「ジュウドさんしっかり見ててくださいね。」
「え?無視」
「はい。任せてください。」
ジュウドは答える。
テーブルの料理もほとんど食べ終えた。
子供達も食べ終えて、動きたくてうずうずしている。
「よし!そろそろ戻るか!」
リール達は部屋に戻っていく。
ホワイトペガサスとは別行動。
子供達の部屋の前。
「じゃあなミウロ。今日の戦いをしっかり考えておけよ。身体強化の魔法を使うのを慣れておけ。部屋で出来る事もあるからな。」
「はい。今日もありがとうございました。」
リールとユリカは、子供達を部屋に送り、リール達の部屋に戻る。
時刻午後6時40分。
「それじゃ、行ってくる。9時には帰ってくる。」
「うん!行ってらっしゃい。」
リールは身だしなみを整え、部屋を出る。
黒いスーツ姿で、青いネクタイをしている。
ホテルの前にケインとジュウドが待っていた。
「凄い格好ですね。絶対悪い人ですね。」
ケインが白いスーツ姿で話す。
「ケインは真面目な印象がないがな。」
ジュウドが呆れながら話す。
無難に黒いスーツにネイビーのネクタイ姿だ。
スーツ姿を全員で揃えている。真面目な印象になるようにした。
「それじゃ、ムラシキに行くか。」
ムラシキは王都でもお金持ちが住む場所の近くに店がある。
3人は目立ちながらムラシキへ歩いて向かう。
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