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冒険したくない冒険者〜生涯賃金を稼いだら冒険者辞めてもいいよね?〜  作者: 茄子の皮
第2章 王都編 ②新たな出会い
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子供達の現状

よろしくお願いします。

 時刻12時30分。


 リール達はミランダレ商会の帰りに屋台で食べ物を買い、子供達が住んでいるホテルへ帰ってきた。


 部屋のテーブルに買ってきた食べ物を並べ、リール達は子供達と食事をしている。


「美味しい!」

「ありがとー!」

 子供達が賑やかに食べている。


「皆で食べる食事は美味いな」


「そうだね!ここまでいっぱいで食べることなんて無いからね。」


 リールとユリカは食べながら話している。



「リールさん。ありがとうございます」

 ミウロが頭を下げる。


「いや、気にするな。好きでやってる事だからな。」


「そうですか。だからといって今のままだと成長出来ません!」

 ミウロが力強く話す。



「そうだな。ずっとこの生活は無理だから成長しないといけないな。ミウロのレベルってわかるか?」


「いいえ分かりません。教会で測定出来るんですよね?」


「そうだな。お金が掛かるから難しいか。将来は冒険者になるで良いのか?」


「はい。強くなれて、稼げる仕事が冒険者なので。」


「やりたい夢は無いのか?」


「夢ですか?親のいない子供達が安全に暮らせるようにしたいです。俺達みたいな生活をする人がいなくなれば良いと思ってます。」

 ミウロは考えながら答える。


「そうか。大っきな夢だな。いくら王都でも教会とかには、親のいない子供達がいるからな。離れた村や町にもいるだろう。他の大人達が助けてくれれば良いが、全員は無理だからな。」


「はい。もし同じ状況の子供がいたら助けになるような人になりたいです。」



「そうか。この子供達もミウロが集めたのか?」



「はい。見つけたら一緒に暮らすようにしてました。」



「そうか。奴隷商人ってわかるか?」


 奴隷商人。人種問わず人をお金で売買している商人。犯罪者や生きる為に奴隷になる人が対象だが、悪質な場合拐ってきて奴隷にする商人もいる。契約魔法で奴隷模様をつけている。

 冒険者ギルドや王都公認の奴隷商人もいるが、違法で商売している場合もある。

 貧困街にアジトがあると情報が入っている。


「はい。子供達が拐われるのを、見たことがあります。」


「そうか。その奴隷商人達も相手にするのか?強い護衛も雇っているだろう。」


「はい。力を付けて助けます!」

 ミウロは力強く話す。



「そうか。貧困街の奴隷商人を潰す時は一緒に行くぞ。知り合いがまだいるかもしれないからな。」


 リールは貧困街の家を全て建て替える予定でいる。住人登録している人はいない。土地と家の権利はリールが持っている。


「はい。分かりました。」


「よし!食べたらレベル上げにでも行くのか!王都を出て1時間もすれば魔物もちょうど良い奴がいるだろう。」


「はい。よろしくお願いします」



 リール達は食事を終わらせ、子供達と少し遊ぶ。



 時刻午後2時。


「子供達も疲れた見たいだな。」

 リールはベッドで寝ている子供達を見ながら話す。


「そうですね。最近は毎日楽しそうにしてますよ。」

 猫の獣人シュナが笑顔で答える。


「そうか。安心出来る場所があるのは良い事だな。」


「はい。生活がとても良くなったので。ありがとうございます。」

 シュナがリールとユリカに頭を下げる。


「気にするな。今後はミウロが頑張ってくれるみたいだからな。シュナも夢は無いのか?」


「夢ですか?今までは夢何て気にもしていませんでした。今を生きるので精一杯でしたから。」


「そうか。夢について考えても良いだろうな。最高の未来を考えて見ればいいさ。」


「そうですね。勉強したいです。読み書きが出来ませんから。話すのは大体で行けますが、書くとなると難しいですね。」

 シュナとミウロは少し、子供達は読み書きが全くできない。


「そうか。何年あそこに住んでいたんだ?」

 リールは聞く。


「2年くらいですね。」

 ミウロが答える。


「2年か。そうか。」

 普通の子供は街の学校に通って常識を学んでいる。6歳〜12歳まで学校に通う制度が王都にはある。

 リール達の故郷では厳しくないが、最低限の常識は学んでいる。

 ミウロ達は、同世代の子供よりも知識が乏しいだろう。

 ミウロが12歳、シュナが13歳なので、簡単な読み書きは出来る。


「簡単な勉強道具でも買って置くか。シュナが教えられる事は子供達に教えてくれ。」


「分かりました。子供達に教えておきます。」


「紙とペンはあるから、お絵かきでも良いから書く事に慣れるようにしてくれ。遊ぶ感覚で良い。」

 リールは紙とペンをテーブルに置く。


「分かりました。まだ小さい子達なので、遊びながらいきます。」


「お前達の為だから、頑張ってくれ。それじゃ、ミウロのレベル上げに行くか」


「うん!」

「分かりました。」



 リール、ユリカ、ミウロは部屋を出て王都入口へと向かう。





毎日朝7時に次話投稿しています。


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