表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
冒険したくない冒険者〜生涯賃金を稼いだら冒険者辞めてもいいよね?〜  作者: 茄子の皮
第2章 王都編 ②新たな出会い
45/104

犯罪者ギランの最後

ギラン達の話です。

 貧困街の奥、10階建てのホテルの最上階。


「おい!ゾロダロン商会から連絡来てるか?」


 大きなソファーに一人ギランが座り周りの椅子に座る仲間達に聞く。



「はい。会長さんが来て2日後に店を襲うように言われていますよ」


 魔法使いの女性近づき答える。



「ほう?どんな店なんだ?」


「魔道具店みたいよ。腕の職人達が誘いに乗らなかったから、逆恨み見たいなものね。」


「そうか。襲ったら王都を出るぞ。前金で貰っているよな?」



「ええこちらに」


 女性は箱に入った小金貨500枚を見せる。



「ゾロダロン商会はずいぶんと稼いでいるみたいだな。伊達に王都一番の商会なだけあるな。」


「そうですね。会長の頭は弱いみたいですが、強引に商売を進めてますね。末端の商人達は力があるので、何とかやってますね。」



「上がバカだと、大変だな。」


「そうですね。私達としては関係ありませんが。そうだ!ギランさんの賞金上がってましたよ。」


 ギランは賞金首になっている。


「そうか。簡単な仕事でも賞金が上がって面白いな。」


「そうですね。この貧困街のボスにすぐになりましたし。」


「ここに強い奴がいなかっただけだろ?ゾロダロン商会の息がかかった奴は、すぐに従ってきたし。」


「そうね。ここの土地全てゾロダロン商会が買い占めたって凄いことですね。王都なのに一商会がこれだけの土地を持つのは凄いですよ。」


「そうだな。金を持ってどこかに消えるとも考えないで、金貨500枚を渡すだけはあるな。」


「そうですね。成功報酬の金貨2000枚は欲しいですがどうします?」


「もちろんやるさ。逃げたと思われる方が不快だろ?」


「そうですね。ギラン一味の力を見せつけてやりましょう!」


「そうだな。」


「冒険者が来てもこのホテルの各階に主力のメンバーを配置しているので、失敗はありません。SSランクの冒険者がパーティーで来ないと無理でしょう。」


「そうだな。わかっても喧嘩を売ってくる奴なんていないだろう。いたら顔を見てみたいな。」


「そうですね。この仕事の後はどこに行きますか?」


「そうだな。アジトに戻るか。ここで住むのも悪くないな。」


「お金の使い道でも考えるか」


 ギランは箱に入った金貨を手に取る。



「なんだ?」


 仲間の男性が声をあげる。壁が凍り始める。


「ファイアウォール」魔法使いの女性がギランに近き魔法を唱える。


「どうした!」


 ギランが声をあげる。


「氷魔法です。凄い魔力が込められてます!ファイアストーム」


 炎魔法を唱え抵抗する。


 氷がだんだんと迫ってくる。


「おい!大丈夫か!」


 ギランが声をかけるが周りの仲間は、氷付けになっている。


「これ以上は難しいです!」


「オラァ!」


 ギランが斧で氷を殴りつける。表面が削りとれただけで、ひびも入らない。


「あっ!溶けた。」


 部屋に水が広がる。仲間達は床に倒れて動かない。


「一体何だこれは!」


「魔法です!攻撃を受けてます!」


「魔法だと!こんな事出来るのか!」


「普通は出来ません!でも出来る人がいるのでしょう!10人はきっといます!」


「直ぐに外に出るぞ!接近戦ならっか!」



 バタン!


 2人は床に倒れこむ。



 ギランと魔法使いの女性は声が出ない。風の魔法で呼吸を止め麻痺毒を流し込まれた。



「おい!どうなっている!」ギランは声が出ない。


「仲間もやられ。こんな手段を取る奴がいるのか。」


 壁から氷が迫り、部屋が氷に満たされる。


「無理だな。走馬灯もないな。恐怖しかないな。」


 ギランは絶命した。



 ホテル10階の氷の塊の中にギラン一味が凍っている。





毎日朝7時に次話投稿しています。


面白いと思ったら星の評価お願いします。


星5 続きが見たい!

星4 暇ならまた見たい!

星3 気が向いたら見たい!

星2 進んでは見ない!

星1 もう見ない!


話が貯まったら見たいあなた!

ブックマークお願いします。


Twitter「茄子の皮」で検索してください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ