王都からの冒険者
こんな話が好きです。
18時にも投稿します。
皆で冒険に行った翌日。
時刻午前9時50分 冒険者ギルド内。
「皆いるな!」とリールは3パーティーがいるのを確認する。
「おう!皆こっちへ来てくれ」とギルドマスターに連れられて、演習場へ向かう。
「あなた達が、魔族将軍ドラージュやオーガを倒したパーティーですか?」と23歳金髪の男性が話かけてくる。
「そうだ」とリールが答える。リールはユリカと手を繋いでいる。
「とても強そうに見えない。ただ大きいだけだ。ランクは?」
「Dランクのリールだ」
「Dランク!そんな奴があの魔族将軍ドラージュを倒せるわけないだろ!」
「ならこいつは偽物か?」とマジックバックからドラージュを取り出す。
「な!確かにドラージュだ。」
「その前にこの人は誰だ?」とリールはギルドマスターに聞く。
「おいDランクのリール!俺の事を知らないだと!俺はケイン!Sランクパーティー【ホワイトペガサス】のリーダーだ!」
「ホワイトペガサス?」
「ホワイトペガサスもしらないのか!」
「リール君。ホワイトペガサスって最近Sランクに上がった4人パーティーよ。」とユキが教えてくれる。
「そうだ!魔族討伐はまだしたこと無いが、強んだぞ!」
「自分で強いって。」とリールは呆れている。
「まあまあ、試して見たらいいじゃん!ケイン闘えば?」とケインの後ろにいた魔法使いSランクのジュリアが言う。
「そうだな!リール!ドラージュを倒した技で俺にかかってこい!」とケインは宣言する。
「え?何で?」
「信用出来ないからだ!」
「いや、いいよ面倒くさい。」
「逃げるのか?」
「いや、お前の為に言っている。お前じゃドラージュに勝てないだろ?」
「は!Dランクに倒せる魔族将軍なんて余裕だ!」
「ならたまたま倒せたのだろ。運が良かった。」
「運だけで勝てるか!ドラージュに複数のSランクパーティーが殺されているんだぞ!」
「知らないよ。弱かっただけだろ。」
「ふざけるなよ!」とケインは叫ぶ。
「さっきからなんだ!面倒くさいって!そんな弱そうな奴らと冒険者気取りか!可愛くもない女と手を繋いで!ふざけるのもいい加減にしろ!」
演習場一面に魔力が満ちる。
リールとユリカ以外全員身構える。遠くから見ていた冒険者は逃げだした。
「わかった。ドラージュと同じ目以上にあわせて殺る。」
「全員離れてくれ。ユリカも下がっててくれ。」とリールは笑顔で話す。
「リールさん。手加減してください!」とダンが叫ぶ。
「ああ、もちろんだ。」
「おい!お前らもリーダー以外下がれ。パーティーで俺と闘うのか?」
「はい!」とジュリア達は走って下がる。
「待たせたなやるか」
「ああ」ケインは小さく答える。
「決着は死んだら負けでいいのか?」
「え!いや」
「どうなんだ!」リールは叫ぶ。
「ああ、それでいい!」ケインは言う。
Sランクパーティー全員の顔が青くなる。
「負けを認めたら終わり!」とジュリアが叫ぶ。
「それで!」とケインが全力で同意する。
「わかった」
「ならドラージュと同じでいくぞ。ウインド」とリールは唱える。
「なんだ!」とケインは身構えるがただの風だ。笑みが浮かぶ。
「こんな事でドラージュを倒したのか!大したことないな!これなら」
バタン
ケインは後ろに倒れ動かない。
「どうしたのよ!」とジュリアが叫ぶ。
全身麻痺の毒を風に混ぜていた。魔力5000を込めて。今日は冒険もしないので魔力を使いたい放題だ。
リールは倒れたケインに近づき両足首を握る。
「ドラージュはこの時点で死んでいるんだよ。お前はまだ殺さない。」
ケインは返事が出来ない。毒魔法で痺れて口が動けないのだ。
両足首を握る。
骨が砕ける。
声も上げれない。
両膝を握る。
骨が砕ける。
声も上げれない。
両手首を…
両肘を…
両肩を…
リールはロングソードを抜いて、上げる。
「なるほど!死んででも負けは認め無いわけか!Sランクの意地か立派だな!」とリールは笑っている。
ケインは声も上げれない。毒魔法で動かないのだ。涙が流れている。
「特別だ。」ロングソードに黒炎を纏わせる。闇魔法と火魔法の複合魔法だ。
「じぁあな!」リールはロングソードを振り下ろす。
Sランクパーティーで騎士の男がケインをかばう様に盾でロングソードを反らす。
盾は燃えつき無くなった。
ケインの前にパーティー3人。Sランク魔法使いの女性ジュリア。Sランク騎士の男性ジュウド。Sランク僧侶の女性マリオンがでてきた。
「何のつもりだ?」
「あなたを倒す!」とジュリアは言う。
「負けは認め無いんだな?」
全員が頷く。
「メガヒール」と僧侶の女性が5回唱えケインが動きだす。
「悪い皆。油断した。風に毒が入っていた。」
「全員でやれば勝てる!いくぞ!」とケインとジュウドがロングソードで斬りかかる。
リールは身体強化を全力で使い、両手の平に黒炎を纏い、受け止める。
「嘘だろ?」とケインは叫ぶ。2人のロングソードは跡形もなく蒸発し消えた。
「傷も無いのか」とジュウドはうつむく。
「避けて!サンダーストーム」とジュリアが雷の魔法を全力で唱える。
2人は横に跳び、サンダーストームがリールへ迫る。
「サンダーウオール」リールの前に厚さ1メートルの雷の壁が出来上がり、サンダーストームが同化する。
「嘘」とジュリアは絶望する。
リールはサンダーウオールを消す。
「嘘よ!サンダーストーム」と同じ威力の魔法を唱える。
「試すか。」とリールはつぶやき右手でサンダーストームを握る。ダメージもなく消えた。
「嘘」更に絶望する。
リールの魔法防御力をジュリアの魔法攻撃力が超えなければダメージを与えられない。差は大きいのだ。
「ウインドウォール」と風の壁に3人を閉じ込める。
「ポイズンヒール」とマリオンが唱え毒を無毒化する。
「痒い!」とケインは身体を掻く。
「ポイズンヒール」
「うああああ!足が無い!無くなった!」とケインが混乱している。
「ケイン!足あるわよ!」とジュリアが言うが聞いていない。
「ハイヒール」とマリオンは唱える。ケインは正気を取り戻す。
「あ!身体が石になった!助けてくれ!」とケインが叫びだす。
「いったい、いつまで続くのよ!」とマリオンは言う。
「たぶん負けを認めるまで?それか死ぬまで?」とジュリアは言う。
「そうだ!リール殿はいつでも殺せる力がある。早めに負けを認めるのが得策だ。」
「わかった。すみません!負けを認めます!」とジュリアが言う。
返事がない。
ウインドウオールは広さ8メートル四方にリールは広げていた。パーティー4人がいる辺りはそよ風程度だか、外に行くに連れて暴風並みになっていく。壁の外側は、風と雷と氷の3重魔法だ。
声はとどかない。
そよ風が様々な状態異常の効果を付与し、出ようとすると体を引き裂く暴風。魔法防御力3000超えないと無理だろう。
「このまま放置だな。」とリールの左腕に抱きついてきたユリカに言う。
「おいおい。何やってんだ?それにしてもリール!成長したな!」とギルドマスターは笑っている。
「いや!やり過ぎだから!」とユキは言う。
「ダメだ。ケイン?はユリカを可愛くないって言った。あと俺達3パーティーをバカにした。」
「そんな事で!あと私達はついでか!名前くらい覚えてやれ!」
リールは時計を見る。
時刻午前11時
「ギルドマスター!ここでバーベキューしよう!オーガの肉あるから皆で食べよう!」
「お!いいな!買い出しに行くか!」
「俺ら買って来ます!」と2パーティーが買い出しにいく。
「なら火の準備でもするか。ユキさん手伝ってくれ」
「私の話を聞け!」とユキはリールに説教しながら、バーベキューの準備をしていく。
2パーティーは、大量の食材を買って帰って来た。
肉や野菜を焼き始める。
リールはウインドウオールの魔法を解く。
Sランクパーティーは疲労困憊で負けを認める。
「謝ることあるよな?」とリールは聞く。
「疑ってすみませんでした!」と4人は頭をさげる。
「それだけ?」
「ん?」4人は不思議そうに見ている。
「残念!やり直し!ウインドウオール」
「いや!たす」
4人は風の魔法に戻っていった。
リール達はバーベキューを始めた。
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