2/6
彩づく夏とぼくらの青
最後まで読んでくださると嬉しいです!
快晴の空の下
ぼくらの青い日々は
夏を彩る
昨日の土砂降りがうそみたいに
空は容赦なく晴れ渡っている
川に架かる苔むしたコンクリートの橋
足元では、雨を吸った水がざあざあと流れていく
「山頂まで、よーいドン」
フライング気味にとびだしたあいつの後ろ姿
鳥居をくぐる 息を上げて参道を駆けあがる
一番のりでたどり着いた山頂の社は
深い緑色に囲まれていて
さっきまでのせみの時雨が少し遠くに聞こえた
ひざに手をつき肩で息をしながら
僕らは顔を見合わせて大声で笑いだす
痛いほどの日差しを突き破って
この濡れた土の匂いも
川の水しぶきの音も
昨日の苦しさも
夏の音も
全部胸にだきしめたまま
快晴の空の下
ぼくらの青い日々は
夏を彩る
最後まで読んでくださりありがとうございました。
次の詩や別の作品も読んでくださるとうれしいです!




