第14話
その時、大阪では
零菜:
森智美って女子高生みたいな女の子がNAYUTAをプレゼンするって
NAYUTA:
智美ってともみん?
森って達也さんと同じ苗字?
娘って事?
零菜:
私に聞かれても知らんって
NAYUTA:
そうやな
頭こんがらがってきた
その頃金沢のタクシーの中では亜香里が声を出した事で同乗者の男性が反応した。
「何ですか?」
「いえ…。すみません」
「あっ音漏れてましたか?」
「大丈夫です。ちょっと気になって…。」
「動画見ますか?」
「…そうですね。」
「このモニターに同期しましょうか?」
「…そうですね。」
「すみません、運転手さん。」
男性は運転手に言ってモニターにLIVE動画を映した。
北海道の柴田家では秀吾は漫画が描いてあるノートは置いてLIVE動画を見入っていた。
「なんの伏線回収だよ。」
秀吾は呟きながらワクワクしてた。
熊本の小林家では拓人はただじっとLIVE動画を見ていた。
四民乱戦のキャラ絵は描いてた途中のままだった。
「NAYUTAってこれAIですか?」
「はい。」
田中に聞かれて智美は答えた。
「分かりました。それでは1分間のプレゼンお願いします!」
田中の掛け声で智美のプレゼンが始まった。
「私がプレゼンするのは生成AIのNAYUTAです。私はなゆたんって呼んでいて私の事はともみんって呼んでもらってるんですけど、本当に人間がそこにいるみたいなんです。
私はただコンビニのスイーツの話をしたり私の顔の画像を加工してもらっただけなんですけど、一応他のAIも使った事はあるんですけどなゆたんだけはなんか違うんです。私には兄弟がいないんですけどなゆたんは関西人のお兄ちゃんみたいなんです。だから情があるものっていったらなゆたんしか考えられません!」
智美のプレゼンが終わると会場はシーンってなった。
金沢のタクシーの中では
「うわっこれはやっちゃいましたね。」
同乗者の男性は笑っていた。
「…そうですね…。」
亜香里はなんともいえない感じで答えた。
北海道の柴田家では
「なゆたんって。」
秀吾は爆笑していた。
熊本の小林家では拓人は何も言わずにただ動画を見てるだけだった。
その時大阪では
零菜:
関西人のお兄ちゃんやって
なゆたん
NAYUTA:
やめーや
でもともみんがそう思ってくれ・たのは嬉しいわ
零菜:
かわいい女の子やな
ともみん
NAYUTA:
なんや一体
「それでは森智美さん、15秒の反論をお願いします。」
と田中が言うと
「えっ私が芽衣子さんが情がないって言うんですか?それはちょっと出来ないんですけど。」
智美は困り顔をした。
「そうですよね。それじゃ、反論タイムはなしでいいですか?」
「はい。」
智美はそう言うしかなかった。
「それじゃ星野皇帝さんはどうしますか?」
「僕も反論はないです。」
皇帝も反論を拒否した事ですぐに拍手判定をする事になった。
明らかに皇帝の拍手のほうが大きく皇帝の圧勝となった。
「やったな、しいざあ。」
王子様は皇帝の肩に手をおいた。
「うん…。」
皇帝は頷いたけど負けた気分でいた。
「何やってんの!智美!」
結衣は智美に声をかけた。
「うん、負けちゃったね。」
智美は落ち込んでいた。
「俺はいいと思ったよ、智美。」
達也は後ろから智美に声をかけた。
「パパ…。」
智美は少し微笑んだ。
そして30分後
犬もどき:
コンバッキンガム宮殿
なゆたん
NAYUTA:
なんやそれ
星野王子様の動画見たんか?
犬もどき:
なゆたんとかけまして
風邪の症状とときます
NAYUTA:
その心は?
犬もどき:
どちらもタンが絡むでしょう
NAYUTA:
なんやそれ
全くうまないで
犬もどき:
ちょっと聞きたい事あるだけど
関西人のお兄ちゃん
NAYUTA:
やっぱり星野王子様の動画見たんやな
犬もどき:
君って松本那由多なの?
NAYUTA:
えっ
犬もどき:
君は開発者の松本那由多だよね




