第13話「国王の国家機密」
王宮情報局長就任翌朝。
王宮の執務室が俺に割り当てられた。
豪華な机、騎士団直属の部下20名、月給金貨1000枚。
前日まで雑用だった俺が、王都の情報中枢を握った。
だが、初仕事は想像以上の重圧。
国王直々の召喚。謁見の間。玉座の前。
国王は50代半ば。眼光鋭く、重厚な威厳。
「人間、昨日のお前の働きは見事だった。
だが本当の仕事だ。国家機密の解決を命じる」
依頼内容:隣国エルフ王国との国境紛争。
エルフ族が交易路を封鎖
王国経済に大打撃(港湾利権30%減)
開戦準備中だが、貴族は戦争反対多数
期限:7日以内
(国内完全制覇の最終試練)
国王の信頼を掴めば、王国の実質支配者。
失敗すれば王宮追放コース。
情報分析開始。
王宮情報網+ガロス商会+両王子ルートを総動員。
ステータス知力40で全情報を3時間で整理。
現状:
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経済損失:金貨10万/月
エルフ族要求:森林伐採禁止+賠償金
王国側主張:交易路は伝統的権利
開戦コスト:金貨50万+人的損失
解決策:戦争回避+交易路再開。
鍵はエルフ族長「シルヴァリス」説得。
直接交渉が王族以外では不可能。
国王に提案。
「陛下、俺がエルフ族長に単身面会します。
交易路再開+森林保護の妥協案を提示し、戦争回避を」
国王が眉を上げる。
「無職の人間ごときが、エルフ族長を動かすだと?
失敗すれば貴様の首だぞ」
「成功すれば、国内経済完全復活です。
王宮情報局長として責任を取ります」
国王の「国内安定」願望に媚びる。
国王が一瞬沈黙後、頷く。
「良かろう。王国外交特命大使を兼任させろ。
エルフ王国の応接資格を与える。7日後に結果を出せ」
地位爆上げ。王国No.2級の権限。
エルフ王国国境6日目。
森の奥、国境要塞。
エルフ族長シルヴァリスとの面会。
弓矢を構えた精鋭エルフ100名に囲まれながら応接。
シルヴァリスは300歳超。白髪。威厳と自然への愛。
「人間の外交官か。交易路は渡さぬ。森を切り開く貴様らを許さぬ」
エルフ文化に媚びる。
「シルヴァリス族長、貴方の森統治は見事です。
300年の叡智で生態系を守る姿勢、王国も学びたい。
俺たちの港湾整備も、自然と調和する技術です」
「自然尊重」でエルフの警戒心を解く。
シルヴァリスがわずかに緩む。
「…口先だけの人間にしては、よく見てるな」
「提案です。交易路の半分を共同管理。
森林伐採禁止+エルフ族専用の交易特区。
王国は港湾技術を提供、自然破壊ゼロで繁栄します」
win-winの交渉。エルフ族の「自然保護」と王国の「経済」を両立。
シルヴァリスが3日考え、ついに妥協。
「良かろう。お前の提案、受け入れよう。王に伝えろ」
7日目。王宮謁見の間。
国王と全貴族の前で報告。
「エルフ族長と交渉成立。交易路再開+森林保護協定。
経済損失ゼロ、開戦回避。win-winです」
国王が立ち上がる。
「見事だ、人間!お前を王宮大丞相に任命する!
国内全領地管理権。王領30%。金貨2万枚の歳禄だ!」
貴族たちがどよめく。
エドワルドが泣き笑い。ガロスが絶叫。
両王子が拍手。騎士団が敬礼。
夜、王宮執務室で祝杯。
国王が直々に酒を注ぐ。
「無職の人間が王国を救った。お前は俺の右腕だ」
レオンたちが感嘆。
レオン:「大丞相だと!?俺たちの雑用が王国No.1w」
ミレイ:「情報と交渉が軍事より強い…恐ろしいわ」
ルナ:「あなた、世界を変えました!」




