三話
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ああこんな時間か。もう10.00になっていた。
忘れていた、今日は俺の誕生日だ。いろんな人からLIFEが来ていた。
彼女もそのうちの一人だ。
「おめでとー」0.01
十二時まで寝ずに待っていていくれたのか。こんな俺みたいなやつのために。
ごめん
今日は彼女とデートをする予定だ。13.00集合の予定だ。それまで風呂に入ったりご飯を食べたりスマホを見たりして過ごす。
どうしても気分が乗らない。彼女が今日俺のために誘ってくれたのに。
集合場所には彼女の方が先についていた。
「おはよー」
「おはよ」
挨拶をすると早速カラオケに行く。彼女と俺はどちらも歌うのが好きで一緒にカラオケ行きたいということになっていた。
カラオケについて受付をしようとするとほかの人が受付をしていた。
…。満席みたいだった。まじかよ。そう思っていると彼女が「13.30に予約していた〇〇です」といったのだ。すごすぎるぜ。俺だったらこんなことしないね!
そうして部屋に入ってソファーに座る。そうすると彼女が
「あなたは今日誕生日なのでプレゼントがあります」
わーお。まじかよ。
「まじかよ。わーお」
「はいどうぞ」
中に入っていたのはシャーペンとクッキーだった。彼女はお菓子作りが好きで前にももらったことがある。やはりおいしい。
そしてカラオケが終わる。
終わったら散歩をすることになった。
散歩中の俺の態度は誰から見てもそっけなくて最悪な態度だった。
散歩している途中彼女が話しかけてくれても「そうだなぁ」と返すだけ。
ずっと空や家を見て彼女のことを全く見ない
「今日なんか体調悪い?」
彼女に言われる
「全然体調悪くないよ」
俺がこんなになっているのかは俺が一番わかっている。
「そっか
なんか私悪いことしちゃったかな」
「いやなんも悪いことしてない
悪いのは俺だ」
そうだ。悪いのは俺だ。俺があいつを好きになってしまったからだ。
もう嫌だ。こんな気持ちになってしまうなら彼女と付き合わなければよかった。
なぜ忘れていたんだこんな気持ちを。
もういっそのこと別れるべきなのか。
別れてもいいのか
別れよう
「なぁ、ごめん、もう別れないか」
「え......
どうして......」
「お前は何一つ悪くない
俺がすべて悪い。
「なんでなの
教えてよ」
「ごめん....ごめん....ごめん」
俺は謝ることしかできなかった。
.....................
彼女の顔を見ると涙でいっぱいでそれはもう絶望を体現していた。
そんな顔を見るのが嫌になって俺は振り返らずに彼女から逃げるように走った。
はぁはぁはぁはぁ..................
彼女の姿は見えない。俺がやったことは最低だ。過去に戻りたい。
俺は何度も過去に戻りたいと思ったことがある。
何度過去に戻れることを願ったか
そのたび現実を突きつけられる。
これからどうすればいいんだ。
とりあえず帰ろう。
歩道を歩く。
もうこんな夜か。スマホを見ると22.00だった。
空を見る。星はいつもどうりきれいだな。こんな最低な俺をも照らしてくれる。
んん?照らす?何かがおかしい。月明りだとしてもこんな明るくなることはない。
まさか。
前を見るとその予感は的中していた。
気づくのが遅かったため逃げる余裕もなく。
トラックに跳ねら
なんだろうこの感覚
初めて体験する変な感じ
桜の花びら?




