7話 席替え、後空虚。
畦は以前松井にかっこよかったと言われたことをまだ気にしていた。
五十嵐 「どうしたん畦うわのそらやん」
中井 「確かに。柄じゃないな笑」
畦 「まあちょっといろいろなー。てか知孝
数1の宿題見せてー」
中井 「ほんまに提出物嫌いやなお前笑」
畦 「まあなぁ、それは中学から引き継いでる」
畦は二日前の朝松井に言われた「かっこよかった」を頭の中で何度も繰り返し、赤面した松井の顔を思い出しては自分も赤面する、そんな思春期真っ只中の気持ち悪い行動を繰り返していた。
郡山 「なんか畦君顔赤ない?笑」
安田 「がちやん」
畦 「え?あ、いやたぶん風邪やわ気にしやんといて」
皆 「気にするわ笑」
五十嵐 「保健室行ってきたら?」
畦 「そんなしんどないねん。顔戻ってきたやろ」
五十嵐 「ほんまや。」
ガラガラガラガラガラガラ
中田先生 「はーいじゃ今日のホームルームは 高校生活初の席替えをします。先生が昨日オールで作ったくじ引きで席順決めます」
瀬戸 「先生暇すぎやろぉー!笑」
中田先生 「やかまし笑」
瀬戸 愛莉は、持ち前のコミュ力でクラスの女子のリーダー的存在になり、先生にも物怖じせず発言できる進学校には珍しいタイプの希少な人種だ。
瀬戸の発言で教室が笑いに包まれ、そのままの勢いで1番の畦からくじを引きに行く。狙うは窓際の最後尾。
畦 (お、28ってことはぁ……真ん中の列の
後ろから2番目や!まあまあ当たりかな
あとは席の周りに誰が来るか……)
中田先生 「全員引いたかー?じゃ移動しろー」
移動が終わり、畦の右横には喋ったこともない地味な女子、左横には郡山、前には堂園、そしてなんと後ろには、松井の姿が。
畦 「よ、よろしくぅ」
松井 「うん」
気まずい感じの挨拶になってしまった。
郡山 「新婚同居生活1日目か!笑」
畦 「松井さんが困るからそーゆーのやめろ笑」
中井 「畦って1回も彼女できたことないよな」
畦 「ちょっと暴露しやんといて?まあそやけど」
中井 「そこそこ顔もよくてそこそこ学力もよ
くて運動はできる方やのにもったいないな」
畦 「そこそこゆうな笑 中井は中学の頃から
まだ続いてるんやろ?」
郡山 「中井彼女おるん!?」
郡山の大きい声に皆が中井に注目する
中井 「二日前に別れた。」
郡山 「あっ。」
とてつもなく冷たい空気が教室にあふれかえる。中井の好感度はなぜかまた少し上がったのだとか。
エピソード7、終わり
中井はモテます。ちなみに五十嵐はアリーナ席(教卓の真ん前)次回は、授業回です!




