13/21
日曜の夜に
「中国が道内の諜報活動、インフラの破壊や妨害なのどの支援。直接軍事侵攻は北方領土に待機しているロシア軍が北と東から上陸か…。」
この時の為に何年も掛けて準備して来た、中国とロシアの共同作戦だ。
「この戦闘は僕の出る幕じゃ無いな…。となると、この侵略の前か…その後か…。」
ようやく敵が見えてきた。
「後は、護るべき女性か…。」
これについては、現在狙われるような、派手な活動をしている知り合いは居ない。それに今後出現したとしても、直ぐにそれと分かるだろう。
目隠しを少しずらしただけで、見える世界は随分と違うものだ。
平和の虚像を見せられている一般人では、こんな話を聞かされたとしても、怪しい陰謀論だと笑い飛ばされるに違いない。
「別に、誰かに分かって欲しいとも思わないけどね。」
今夜は、ここ数日フル回転していた脳味噌を休ませてやろう。
明日からまた現場が始まる。何時もの日常が何時通りに繰り返される。




