☣⚣︎༆::::::❮❴❪百十八❫❵❯::::::༆⚣︎☣
「確かに、息が何故か合うけど」
「それが不思議なんだけどね。この3人なんて全員が我が強くて協調性無い感じが全面に出ているのに、何も意識しなくても自然にお互いの動きに合わせながら、戦えたりする。普段の生活でも割とツーカーでコミュニケーション取れたりする」
「シャゼラちゃんに何か伝えたいとか、物頼む時は詳しく説明するよりもザックリ説明した方が伝わるという謎な部分がある」
「それな。コイツ、適当に説明した方が物事理解出来んだよね。詳しく説明すると情報量が多くなり過ぎて思考回路がショートしてんのか何なのか分からんけど、明らかに理解していない時の「はい、分かりました」が出てくる」
「なんでなんだろうね?」
「さぁ、私にも聞かれても分かんない」
「自分のことでしょ?」
「こういうことを言い出す女を一緒に連れていくのが嫌だったから、世音南と綾音に押し付けたっていうのはある」
「ちょっ……………兄様…………その言い方はナンセンスですよ」
「松岡さんは何にも間違った事を言ってないよ。松岡さんはシャゼラに対して、シャゼラ本人以外が思っていることをちゃんと言ってるだけに過ぎない」
「釘生さんまで、そんなことを言うの…………!?うぅ………私には、味方という存在が居ないのですか…………!!」
「シャゼラちゃん……"昔"と比べて嘘泣きするの、下手くそになった?」
「最初からシャゼラは泣きの演技はヘタクソ。それで何回も「ちゃんと泣け!!」って監督さんから怒鳴られた事か。声優でも、いかにも嘘泣きなのがバレバレな演技するから、音響監督からも原作者からも「やる気あんの?」ってガン詰めされてたやん。泣きの演技以外だったら普通に上手いのに……」
「か、感情が入れば…………スイッチが入れば………………イケるタイプですから!!」
「感情入ればじゃなくて、ちゃんと自分の匙加減で入れられるようにするんだよ。泣きの演技以外はめっちゃ上手いのに、泣きの演技になったら急にヘタクソになるんだもんな………感情がちゃんと入った時は、嘘みてぇに上手くなるのに」
「根っからの天才型の演技の仕方だもん。だって、シャゼラって役作りをそんなにしていないのに、役にビターッ!!ってハマるような演技をバチーッ!!って決めるから。泣きの演技以外は、それがしっかり出来るから凄いんだよ。何で、泣きの演技だけが無理なんだ?って思った。ドラマとかアニメとか………漫画とか読んでいるだけでも、すぐに泣いちゃうくらいに感受性豊かな奴なのにね?」
「それはそれ。これはこれってヤツなんだよ!!」
「へいへい、そういうことをしてあげますよ」
「"昔"の話をほじくり返さないでくださいよ。演技に関しては、私は割と恥ずかしい記憶しか無いんだから…………あんまりイジられたくない部分っていうのは誰にでもあるでしょ?」
「普段のお前は、他人のそういう部分に平気で土足で踏み込んでいくんだけどな?」
「··················································何のことでしょうか?」
「とぼけんじゃねぇや」




