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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
Musical in ABYSS

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☣⚣︎༆::::::❮❴❪百九❫❵❯::::::༆⚣︎☣









______シュルルルルルル…………カサカサカサカサ…………______








「うっ……………」



蔓の這っている音が完全にゴキブリのカサカサって音と完全一致しております。


あぁ………!!もぉ………!!そのカサカサ……!!って音を聞くだけで鼓膜を引きちぎりたくなるわ………!!



部屋の構造上の影響なのか、やたらと音が明瞭に聞こえる。こんなASMRとか嫌なんですけど…………無駄に高音質なのムカつくわ……!!










_____カサカサカサカサ……………____











「あぁ…………本当にゴキブリ居るんじゃねぇのかなって思えてきたわ………」









_____ピンポーンッ______











「ん?」


『20階です』


「あっ、世音南(亜紀)じゃん。エレベーターの近くに居たんだね」


「えっ、綾音ちゃん(藍華)?」


「シャゼラは階段で来るってさ」


「あ、うん………分かった」









______カンッ………カンッ………カンッ………!!カンッ!!カンッ!!バタンッ!!____










「うおっ…………!!ビックリしたな…………!!」



いちいち大きな音を立てないでよ。


シャゼラちゃんが非常口の階段から駆け上がってきて、そこから扉を思い切り開けて最上階のフロアに入ってきた。


扉のバンッ!!っていう音で心臓止まるかと思った。綾音ちゃんもビックリして肩がビクッ!!ってなってた。



自分自身もビビりな癖に、何でわざわざ音を立てるような行動をするの?



それに、ここ………敵の拠点やぞ?敵の秘密基地で、何を遊んでんだよ。小学生が作った秘密基地とかじゃないんだからね?



「おい、シャゼラ(柚々蘭)。私の心臓止める気か!!心室細動になったらどうするんだよ!!」


「デケェ音出すな!!」



と言ってる私と綾音ちゃんも声もデカいと言う。



「私がAEDの代わりをするのでご安心ください」


「お前、絶対にトドメ刺すだろ」


「大丈夫ですって。スマホの充電を行えるくらいには雷スキルの扱いは自信あるよ。低速充電も高速充電も自在に出来るから」


「それはシンプルに凄いな。雷スキルでそこまで繊細なコントロール出来た人って居ないんじゃない?雷スキルを使って電気代削れるって凄いな」


「スマホの充電を雷スキルでやろうとすると、全員スマホぶっ壊すのに、シャゼラ(柚々蘭)だけ普通に充電してんだもんな。魔術よりも魔法っぽい事してんなって。だって、手のひらに載せているだけで充電されてってんだぜ?」


「歩くモバイルバッテリー」


「歩く変電所」


「歩くリチウム電池」


「歩くブレーカー」


「その呼ばれ方、私は許可しないからね?」










______カサカサカサカサ……………カサカサカサカサ…………_____











「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!!???」


「「ぬぉっ…………!!」」



ちょっ……………この、馬鹿…………!!


大きな音とか声出すな…………っていうことは、今の私には言う権限が無い。



シャゼラちゃんの事を勢いで怒鳴り付けちゃったから他人の事を言えない。



「ゴキゴキゴキゴキゴキゴキゴキゴキゴキゴキ…………!!ゴキブリぃぃぃぃぃ……………!!」

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