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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
Musical in ABYSS

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☣⚣︎༆::::::❮❴❪三十五❫❵❯::::::༆⚣︎☣

「うおっ……………!!」


「空から…………馬鹿デカい十字架が降ってきやがった…………!?」


「しかも、その周辺にも十字架が…………しかも、気持ち悪いくらいに真っ赤だし」


「赤ラークのパッケージくらいに真っ赤っかだね」



シャゼラちゃん、変な例え方しないでよ。


言われてみれば、赤ラークみたいな色をしている十字架ですけど。やたらと光沢のある赤ラークのパッケージのようなカラーリングが施されておりますが。



赤ラークっていう例え方がな…………



それと、また………別な詠唱を唱えていたな。


私達の居るところにデカい十字架を落とした以外にも、1メートルくらいの高さの十字架を私達の周りに無数に降らせていた。



不思議に思った美紅さんが、綾音ちゃんから吸い取ったと思われる衝スキルをデカ十字架の方に向かって放った。


すると、デカ十字架は何かの詠唱を唱えながら爆発した。急に爆発して焦ったが、何とか全身に結界を張るのは間に合った。


結界では防げた私達の体には何とも無かったが、周辺にあった建物には赤黒い薔薇の刻印が現れていた。その刻印は時間の経過と共に立体化していき、刻印が刻まれた建物全体を黒い蔓状の物で覆っていき、最終的には無数の赤黒い薔薇を咲かせた不気味なオブジェへと変わった。



蔓には棘が無数に生えているのだが、その棘が生き物ようにユラユラと動いている。風が吹いているわけじゃないので、蔓自体に命が宿っているのだろう。



そして、赤黒い薔薇は私達を向いて咲いている。全ての華は私達の方を向いているのだ。綾音ちゃんが立ち位置を変えると、それに合わせて一部の華が綾音ちゃんの事を追うようにして向きを変えたのだ。



この花…………生きてるのか?個々の生命として生きている術式なんて、初めて見たぞ。



思った以上に…………ヤバい魔術師なのかもしれないな。このデカパイ修道女は。



流石に美紅さんも、このレベルは術式は使えないはず…………ヴァルドヘイムのメタモンって言われているような美紅さんでも、この術式を真似することは無理があるだろ。


術式が相当複雑だ。



「その結界………なかなかに面倒臭いね。赤西亜紀のは多元時空錬成術式由来で、赤城の末裔2人は幻魔術由来………鷹山柚々蘭は、なんだ?遁術と似たような気配がしたが…………その術式は鷹山シャゼラ以外に発現が確認出来なかった代物だ。遺伝性の物では無いことは調べが付いている。隔世遺伝だとしても考えにくいな……」



神の力をフル活用している割には、私達が前世の記憶や能力をそのまま継承した状態で現世に転生していることは知らないようだね。


鷹山柚々蘭という人間が遁術を使える理由は、お互いの前世は割れている者同士の間では「中身がシャゼラ本人だから」っていうことで説明が付く。これ以外に理由が無い。



デカパイから「鷹山シャゼラ」という単語が出てきて、ちょっとビクッ!!ってなった後に美紅さんの上着の袖を掴んだ。



そして、無言で振りほどかれるシャゼラちゃん。

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