▩ historia♯ 佰玖拾伍局 ▩ 〈最近、カレーばっか食べてる CV:作者〉
どこからどうしたらそうなるのかが分かんないもん。説明が付かない。だからカテゴリーのどこにも属さない化物三羽烏が出来上がったのかもね。
ユニット名の通りかもね。大三元って。巨大な三匹の龍っていう意味があるから。大三元の英訳が「big three dragons」だから。
その名の通り過ぎるのが逆に怖いわ。なんだったら龍よりも怖いわ。
実際に平気で龍みたいな魔獣を片手間に殺せちゃうような人間達ですから。それは最前線組は全員そうなんだが………三兄弟だけはマジで別格過ぎる。
あの3人がメインでこれからの戦いを担っていくんだろうなって思うと、安心感はあるんだけど………恐怖もある。敵への恐怖じゃなくて、三兄弟の暴走に対しての恐怖。
暴走癖があるからさ………パパなんて意図的にリミッター外すみたいなことをして、終わったら戻すみたいな。
暴走のリミッターみたいなのって、そんな取り外し可能みたいな簡単なもんじゃないでしょ?スマホのカバーじゃないんだわ。
「で、私達は何をするんだろうね?」
「明日からって言っても、パパがそこら辺調整するらしいから、それまではゆっくりしててって言われた」
「そんな適当なの?」
「何にもすることないのに、とりあえずフラフラしてるのが時間の無駄。疲れるだけだしっていうことで」
「その通りなんだけど……大丈夫なの?そんなユルユルで?」
「信じるしかないでしょ………てか、何よりも私は敵じゃなくてパパ達の方が怖い」
「それは皆そうだと思う。てか、班編成っていうことは………誰か他にも色々な人が入るっていうことでしょ?」
「にぃに、戦線復帰だって」
「えっ!?最前線組に!?」
食い付きがエグい。ビックリしてコーラ吹き出さそうになった。
「いや………最前線まではいかないけど……前線部隊の部隊長で、浦安の方に配置するらしい」
「えっ?浦安って何にもなくない?」
「なんか、そこがあの世に繋がってるらしい入口があるみたいから。それで、そこで何もないわけがないから……一応。呼んだら来てって」
「そうなると、どこも何かあるまで暇してるって感じなのかな?」
「そもそも、パパ達があの世への出入口を禁術使いまくって無理矢理こじ開けてたみたい。さっきLINE入ってきた」
「こじ開けたっていう言い方が………地獄に行くみたいなニュアンス」
「嫌、魂が眠る世界らしい。聖書でいうガフの部屋的なところ?」
「それはもはやエヴァですな」
「嫌、なんか……ガフの部屋っていうくらいだから。他にも世界があって。ガフの部屋を出たところの世界からがスタートらしい」
「えぇ………何がなんだか全然想像が付かないんですけども………」
「私だって嫌だよ。ストレスがエグいことになりそうだから、タバコ1カートン持っていこうかなって考えてるくらいだから」
「流石にあの世にコンビニは無いだろうしね」
「てか、死語の世界のタバコとか怖すぎて吸えないわ。あったとしても」
「それはある」
「そもそも未成年で喫煙しちゃ駄目じゃない?」




