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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
カルモノヲ・カル・ダヰサンゲン 【multi level projecting [Sphere of center]】《all green’S》

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▩ historia♯ 佰漆拾局 ▩ 〈HEAVEN's full straight〉

清楚系ぶってるって…………どんなやねんって思う。まぁ、今の希世乃さんしか私は知らないからな……ヤバいのしか知らないからな……


つまり、これを隠して聖女キャラとか演じてたってこと?


………それは草。聖女に土下座した方がいいくらいに真逆でしかないやん。聖女は麻雀徹夜でやったりはしないよ。


ヤバいな……清楚系ぶってるって単語が頭から離れなくなっちゃった。希世乃さんの顔を見るたびに笑っちゃいそうな気がして駄目だわ……


えっ、これが清楚系ぶってんの?って。

中身オッサンやん。オッサンっていうか……クズ男みたいな女やん。綾姉さんはチャラ男みたいな女。


パパはギャル……ていうか、東京の下町に居そうな柄の悪いメンヘラの女みたいな男。兄弟の性別と中身が一致していないんだよ。


産まれてくる性別間違えたんじゃないのかと。


全員一致なところは血の気が多いくらいか。本当に血の気が多くて困る。身内全員血の気が多いとかヤバいだろ。



「で、他にも何人か居るんすか」


「美紅君に聞いて」


「嫌、千明さんに聞いてんすから。分かりますよね?」


「あぁ……でも、美紅君の方が確実なんじゃ……」


「教えろよ、さっさと。なんでもいいから」


「えっと……多分、さっきの通りのところとかに誰か潜んでる可能性があるかな。それとなく人の気配もするし。美紅君も怪しいって踏んでるから。多分、足元のソレ殺したから警戒して隙を見てる感じだと思う」


「そんだけ喋れるんなら最初から言えよ」


「綾姉さんもムキにならないで」


「イライラしてんの分かってんならイライラさせるようなこと言ってんじゃねぇよ」


「それは、ごめん……」



綾姉さん、まだ目が真っ赤のままだ。


どんだけイライラしてんだろって思うわ。やっぱり簡単そうにやってはいたけど、簡単そうに見えただけで綾姉さん的には結構ストレスだったみたい。


いつもの薄紫色の瞳じゃなくて、ずっと血みたいに真っ赤になってる。その状態でタバコ咥えながら滅茶苦茶キレてる。


ちょー怖い。



「マジでそういうのがウザいんだよ。たらい回しみてぇになるから」


「……………………………………………」



11も年下の義妹にガチギレされて無言になってる母親を見る娘の心境よ。何て言えば良いかが分からん。確かにママも悪い。


分かってるなら最初から余計なことを言わずに教えるべきだった。分かってんだもん。わざわざパパに振る必要は無い。


でも、綾姉さんはシンプルにキレすぎ。気持ちも分からんではないけど……いくらなんでもキレすぎ。ママが完全に萎縮しちゃってるから。


怖すぎて第三者の私と希世乃さんですらも宥めるっていうのも気が引けるわ。



「とりあえず、さっきの通り戻ればいいんすね?」


「そういうことになるかな」


「あっ、ちょっと待って。パパからLINEで通りに居る変な奴片付けたって来たよ」


「えっ、マジ?」


「うん……そういうみたい………早くない?」


「どういうのだったかっていう話とか来てる?」


「衝スキル使ってたらしいし、なんか………綾姉さんよりが殺った奴よりも明らかに面倒臭そうなの。瑠々からは何もしてない……って来た」


「えっ、衝スキル使うの居んの?」


「多分、綾姉さんとかで慣れてるんだと思う。にしても早い。さっき見つけたばっかじゃん」


「やっぱ美紅君が一番怖いわ」

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