7.彼の名は橘……何君?
いやあ、思ったよりも早く書けて良かったです。
サイゼでのトレーニング?の翌日。今日は八木の様子を見るために少し早く教室に向かった。
「良かったな、八木。」
「本当にありがとうございます。」
揺衣と飛跳の協力で、女子たちの八木への好感度は-∞から-200になった。(最低値を-100とする)少し話していると揺衣と飛跳が教室に入ってくる。
「感謝しまくれよ〜。」
「もちろん、しまくります。」
「感謝を踊りで表してみて。」
「任せてください。」
八木が感謝のコサックダンスを始めた。
「お前本当に女子相手だとイエスマンだな。」
「逆に重さんが断りすぎなのでは?」
「累はNOといえる自由な男だからね。」
「何?ノーマン・フリーマン?人をモーガン・フリーマンみたいにするなよ。」
「これは勝手に言っただけでしょ。」
「そうだそうだ〜!」
「そうですよ。」
「口喧嘩でもリンチはリンチだぜ?」
「レオナルド、だ、リンチ。」
「ダヴィンチがお前に何をした」
偉人を唐突にボコるんじゃありません。
「まあでも良かったんじゃない?女子に会う度に舌打ちされるのが無視になったからね。」
「……実は無視されるより舌打ちされる方が認識して貰えてて嬉しかったんですよね。」
「……ほんとそういうところだと思うよ?」
とりあえず3人で八木をビンタした。
「実はビンタの強さが重さん<大井さん<風花さんだったりします。」
「すっげえいらない情報。」
「重さんは割と気を使ってビンタしてきます。」
まあちょっと可哀想だし。哀れなんだもん。
「大井さんは、普通に嫌悪感が籠ってます。」
「へえ、そういうの分かるもんなんだ。」
その反応ってことは揺衣、込めてるんだ。
「風花さんはなんか全力で叩いてきます。」
「やるからには全力だよ!」
こいつはセーブできてないだけだよ、自分の力を。年中暴走形態なんだ。
「あんま人のビンタを分析するもんじゃないと思うが。」
「朝からなかなかすごい光景だね。」
「誰だお前。」
「え、こないだ少し話したじゃん!泣いた。」
「ん、待て。なんかそれ聞いた覚えある。……あー、橘!」
「そう!僕は橘!」
「あれだろ!昨日変なこと言って滑り散らかしてた!!!!思い出したわ〜」
「違う違う違う違う!!!!滑ってたの君だよ!!!!」
「ウケる〜!」
「ほら、飛跳だって思い出して笑ってる。」
「風花さん!?!?」
「飛跳が覚えてるわけないよ。ほら、滑ってたの累でしょ?なんだっけ?猛毒を扱」
「で、橘空気だっけ?お前なんか用?」
「僕は橘勇気だよ!!!!というか強引に流れ戻したね……」
「すまんすまん(笑)」
「いや、僕は八木くんの様子が気になったから来ただけだよ。それに……」
橘は揺衣と飛跳の方を見る。揺衣は適当に手を振り飛跳は大の字のポーズを取った。コアリクイの威嚇?
「Hey橘カモン」
「え?うわっ」
橘の襟を掴んで引き寄せる。
「何?もしかしてこいつらが気になるってこと?」
「ちょっなっなにを言ってるんだ!!」
「まあまあまあまあ。素直になれよ。」
「……あの二人まだ宿題提出してないんだよ。」
「なにやってんのあいつら。」
面白イベント起きず。
「おい、揺衣、飛跳、宿題出した?」
「ああ、まだだった、すまない。少し待っててくれ。」
結衣がカバンからノートを出して橘に渡した。
「飛跳は?」
「えっあっあ〜、んね!!!!」
「……お前宿題やった?」
「んね!!!!」
「お前宿題」
「累先生宿題何か教えてください。」
「そこから!?」
しばらく飛跳に宿題を教えることになった。
「ここの数式どうやってやんの?」
「これはさっきやった問題とそんな変わらんだろ。」
「いやいやいや!違うよ〜!」
「1日分の宿題だぞ、1個の基礎と応用しかねえよ。」
「ンゴゴゴゴゴゴ」
「壊れたファー〇ー人形?」
「にしても大井さんが提出遅れるのは珍しいですね。」
「いやあ、ごめんね。ついうっかり。」
「まあまあ、こういうこともある方が僕も委員長やりがいがあるので!」
「よっ橘委員長!板についてるねえ〜!」
俺たちが宿題をやっている横で橘持ち上げフェアが開催されていた。まあ揺衣が提出忘れたのは八木の事を心配する気持ちが多少はあったってことなんだろうな。
「……ん〜!累!!!!わかんない!!!!」
こいつは先生の話を聞いてなかったってことなんだろうな。
「ファイト!」
「助けてよ〜!!!!」
ついに調べたんですけど評価ポイントっていうのがあるんですね!!!!ください!!!(乞食)
……実際の所自分で書いているものって善し悪しがわからなくなることが多いんですよね。この話まで呼んでくださった方々、面白いと感じてくださっているのかは分かりませんが、ここまで読んでもいいか、という気持ちにできるような作品になっているのだと自信に繋がっています。
みなさま今回も読んでくださりありがとうございます。のんびりではありますが累たちの日常をこれからも綴っていきますので、よろしくお願いいたします。




