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37.残念なお知らせです

はい、ものすっごくお久しぶりです、何をしてたかといえば完全にこの小説のことを忘れていました。おバカ。そのおバカですがテキストエディタを制作してました。AIパワーで。最近のAIって本当に凄いですね、なんでもできちゃう。……ということで第37話、お楽しみください。

「累、昼休みに職員室に来るように。」

「え、なんですか?」


 朝の会が終わったらいつもよりも隈が酷い豆先に呼ばれた。


「ゲームの攻略法っすか?」

「いや、そうじゃない。でもそれも聞きたい。」

「めっちゃ行き詰まってそうな顔してたんで。」

「どんな顔だ。」

「鏡みてくださいよ、寝不足の顔してるんで。」

「……いやほんとね、奥さんも息子も殴りかかってくるし、退職と離婚は行けたけど宝の地図の謎の解き方についてはほんっとうに分からない。」

「あー、た〇しの挑戦状すか。あれはさすがに自力は厳し」

「いや待てそんなこと話しに呼んだんじゃない。生徒会選挙について話したいことがある。」

「なるほど?」

「てことで昼休み話そう。」

「っすー……」

「よし、いい返事が聞けて嬉しいぞ!」

「幻聴っす。」

「なんだ?右の累はいい返事をしたぞ。」

「寝てください。俺が2人に見えてます。」

「累はチューチュートレイン上手いんだな。以外だ。」

「寝てください。」


 豆先は職員室に向かっていった。保健室に行って欲しい。



「累〜なんの用で呼ばれたんだ?」


 席に戻ったらニヤついてる揺衣がいた。


「生徒会選挙のことらしい。」

「おやおや、それは大変だ。」

「お前のせいだからな。」

「私のせいで累が困っちゃうなんてねえ、可哀想だ。」

「ニチャつきながら言うことじゃねえだろ。芯からお前の責任だから。」

「なんなんだろね〜。」

「飛跳さんはいいね、外から見てるだけなんだから。」

「仲間はずれともいう〜!」

「え、なに、寂しいのか?」

「ちょびっと。」

「じゃあ代わる?」

「いい!今バトルしたらめんどくさいが勝った!」

「おっと〜!?おやおやおやおや!!結局安全地帯で見てるだけの方がいいと!?」

「そもそも私部活の方に力入れないとだからね〜!」

「夏の大会か。」

「それ〜!」

「お前ら揃って忙しいなあ。」

「累もちょっと忙しいでしょ。」

「誰かさんのせいでな。」



 昼休み。豆先に呼ばれたとおり職員室に向かう。ノックは3回。そして扉を開ける。


「失礼します、2年2組の重累です。伊豆先生はいらっしゃいますか。」

「あぁ、伊豆先生なら隣の部屋で寝てるよ。」


 横山先生が豆先の場所を教えてくれた。横山先生はメガネとローポニーテールが特徴的な数学の教師だ。


「寝てる!?」

「寝てる。寝不足そうだから、叩き起してあげてください。」

「え。」

「叩き起してあげてください。案内するので。」


 横山先生は落ち着いた見た目に反してパワフルだった。


「この部屋の中です。」

「凄いですね、ドアノブプレートに伊豆永眠って書いてありますね。」

「去年誕生日プレゼントとして渡したものですね。」

「誕生日プレゼントで永眠!?」

「では、お願いします。」

「開けないでくださいって書いてあるんですけど。」

「開けないでは開けろってことですよ。」

「マジすか。」


 そういう俺の腕は無意識に扉を開いていた。


「うーん、むにゃむにゃ。もう食べられないよ〜。」

「なんちゅーベタな夢を。」

「さすがに6軒目はやばいですって〜。」

「うわ、嫌にリアルな夢。」

「横山先生2軒ごとに吐いてるんですからもうやめましょうよ〜。」

「まずい、横山サードインパクトが起きる分岐点の夢だこれ。」


 というか酒癖悪いのかなあ、横山先生。俺としては全然いいと思います!吐かれる張本人じゃなければ。あ、そんなこと考えてる場合じゃない。豆先を起こさないと……というか人呼びつけといて寝てるのは結構えぐいぞ。


「豆先、起きてください。」

「むにゃの二乗。むにゃの対義語はにゃむ。」

「もう起きてるだろこれ。」

「んお!教頭先生!!その仕事はまだ私には早いと思います!!んおおお!!こんなの酷い!!狂ってる!!狂うに頭と書いて狂頭(きょうとう)なんですか?」

「やばい、何故か悪夢にシフトチェンジしてる。」

「起きてください!!」

「ほ?教頭?」

「違います、累です。いつまで夢見てるんですか。」

「夢?いやおかしい、私は夢に出すほど君のことが好きじゃない。」

「おい担任!!そのことは後でしっかり話すとして起きてくださいよ!!」


 豆先は仰向けの状態で無言で手を天井に向けて真っ直ぐ伸ばした。ガチか……生徒に手を引っ張って起こしてもらおうとしている。そんな担任が居ていいのかよ。


「おらあ!!」

「んぐおお!!」

「目が覚めましたか!!」

「すごい、すごいぞ……手を引っ張る勢いがすごい。」

「叩き起こせと言われたもので。」

「そうかい。ありがとう。もう帰っていいよ。」

「そんな馬鹿な!!生徒会選挙の話があるんじゃないんですか!?」

「あぁ……そうだった。うん、すっごくそうだったな。いや、大したことじゃないんだが揺衣が生徒会長に立候補しただろ?」

「はい。迷惑なことに。」

「対抗馬がいないんだ。」

「別にいいじゃないですか。」

「だから、信任不信任決議で決まることになったんだが。」

「はい。」

「私としては揺衣が不信任になることはないと思ってるんだが、累の応援演説次第では不信任かもな、と。」

「……。」

「責任重大だな、累。」

「……ええ、最悪です。」

「それを伝えようと思って。」

「伊豆先生、性格悪いって言われません?」

「あっはっはっは!!ゲームの攻略方法について一緒に話しませんか、ガチのマジで困ってます。」

「切り替えすごいっすね。」


 昼休みはゲーム談義で終わった。

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