作戦開始ッ
招集された優希らS特1個小隊30名は闇夜に紛れ越境し三つあるうちの第一の目的地に到着し早速偵察行動を開始するのだった。
闇夜に紛れ国境ギリギリまではヘリで移動しそこからファストロープで降下し部隊は徒歩で移動した。しかし皮肉にも戦後初となる第三国で特殊部隊は作戦行動を開始する事になった。そして深夜のうちに市街地の端にあるボロい家屋に部隊の拠点を構えた。
ムダルスカ王国自治区ザザーランド区
「しかし、酷い所だな・・」
俺達は荷物を降ろし各員が装備の確認を行った。
「一ノ瀬少佐、装備・弾薬・糧食類・全部配置完了しました。」
「通信機の設置、列びに司令部との通信ライン確保しました」
報告をしてきたのは部隊での古参にあたる古谷五郎曹長と加賀達也曹長だった。
「ご苦労」
俺は言い
「部隊を半分に分け情報収集を開始する。チーム1は俺が指揮を取る。チーム2は高本中尉任せるぞ、言うまでもないがここは既に敵地目立つ行動は控えろ。万が一の事があっても司令部はQRFを派遣するまでには9時間かかると言ってきている。事実上援軍は期待はできない気をつけろ、最後に傾向する装備についてだが、外に出る際に携行できるのは拳銃のみだ。携行する予備弾薬を含め身軽に動けるようにしろ」
部下達に指示を出した。しかし今回は軽装とはいえ小銃・軽機関銃・狙撃ライフルと各種弾薬・フラグなど一人頭の背負う荷物がバカみたいに重かった。
「一人頭65キロの荷物を背負うのは堪えますね」
高本中尉が呟き
「湾岸戦争ではイギリスのSASは一人頭90キロオーバーとも言われているぞお前もレンジャーならこれしきで音を上げるな仮にも幹部ならば。」
激を入れた。各員街の人間に扮するために着替え、そして拳銃を装備する。そして各員がそれぞれ怪しまれぬように街に散る。そして俺も
「夕方に此処に」
言い俺も街に繰り出した。さっそう旅人を装い話を聞くが不平不満がほぼを占める。極めつけはやはりラーディア教に対する不満だった。
「そうですか、ありがとうございます」
話を聞き終える。
「{収容所の存在は知られているが有力な情報は今の所なしか・・・}」
内心俺は一人つぶやき街を見て回るが簡単に言うと市民の生活は苦労しているようだ。そんな中
「一ノ瀬少佐っ」
部隊の隊員の一人内藤裕也伍長と合流し
「内藤伍長収穫は?」
聞き
「ぼちぼちです収容所の存在は知られているようですが場所までは・・・」
内藤伍長は首を振り
「解った、引き続き頼むぞ」
そう言うと、互いに別れた。その後も日が暮れるまであちこちで話を聞いてみたがこれといって大きな情報は入手できなかった。
夜、拠点に集結し各員が収集した情報を照らし合わせる
「各員が持ち帰った情報を統合すると収容所は一つの自治区に2箇所づつ。だが詳細な位置は依然として不明か・・・やはりGPSや偵察衛星に頼っていた頃のツケは痛いな」
俺は言い
「他に情報は?」
高本中尉が隊を見回すがこれといってなく
「一ノ瀬少佐、とりあえず収容所の存在が確認されただけでも一歩全身ですね」
高本中尉は言い
「ああ。だが問題は山済みだ詳細な位置情報に人数そして敵の警備人員数に配置最後に兵力と楽観はできん」
答え
「通信士、司令部に状況報告は一応行っておけ。明日からまた忙しくなるぞ」
命じ、その日は糧食で飯を取り明日に備えたのだった。
次回~身を案じる家族~を予定しています。
皆様お久しぶりです。駄作者ですあけましておめでとうございます。遅いですが今年もよろしくお願い致します。こっちの方もぼちぼち再開したいと思います。




