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新たな時代を歩む日本  作者: 特殊警備隊
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17/20

招集!特殊作戦群別班・S特

軍事支援の要請を受け、日本国は特殊部隊・S特に派遣命令を下す。

「♪~~♪~~~~♪」


台所で葵がご機嫌で料理をしている。遡ること数時間前



「ただいま~~」


玄関のドアを開け、自宅に入る。所属部隊S特の訓練が完了し出撃命令を待つ状態となったのだが、それまでは家族と過ごすと良いと岩渕群司令官に俺達は言われ皆家族の元へと向かった。


「嘘ッ、優希どうしたの?!」


思い切りびっくりしたように葵は俺を見て言い


「ごめん、ごめん訓練が完了したから臨時の休暇見たいなものかな?」


葵に言うと


「おかえり・・・・」


葵は万遍の笑みで俺を迎えてくれた。そして今に至る。


「優希、夕食できたよ~」


キッチンから葵の声が聞こえ


「オーケー」


二人で、夕食を取りながらテレビを見る。テレビでは大陸の国ラファーティア王国との国交の樹立、軍事同盟の締結等がニュースになっていたが


「そうか・・・・・・とうとう国交の樹立と軍事同盟が公式に締結されたか・・・・・」


塚崎全権大使とエルナン女王が写っているカメラ映像を見て呟くと


「知ってるの?」


葵は言い


「まぁね」


言葉を濁した。


自分が特殊部隊員として現役に復帰した事は葵は知らないだろうが、うすうす何かを感じているかもしれないかなと思い始めてきていた。そんな中、


「優希は次いつ頃帰って来れそうかな?」


葵は言い


「なんで?」


聞くと


「また皆でサイクリングに行きたいじゃない?」


笑いながら言い


「確かに・・・・そうだな~~」


個人的には言ったが、大陸で俺達を待つのは正直未知の存在と思う。先の戦闘でその一端を垣間見たが正直な所どうなるか分かったものではないからだ。葵と過ごす時間はホントに温かく幸せな時間だ。「必ず帰ってくる」帰ってくる場所があるのはホントにいい事だと思っていた。訓練自体も完了し、いつ命令が降りてもいい状態になっていた。ただ、今この瞬間だけは仕事の事を頭から離したかった。が・・・・思い通りにはいかないものでもある。


「♪~~♪~~~~~♪」


自宅の電話がなり、葵が立ち上がろうとしたが


「いいよ、俺が出るから」


立ち上がり、電話の受話器を取り


「ハイ、一ノ瀬です」


電話に出ると


「おう、一ノ瀬か総理から我々S特に出動命令が出た、大陸の塚崎全権大使がラファーティア王国からの軍事支援の要請を受け、任務内容が特殊任務のため貴官らS特が適任と判断され我々に命令がきた。」


受話器越しに、岩渕群長は言い、


「えっと・・・・・まぁ・・・奥さんと仲睦まじくしてる所申し訳ないが、「招集命令だ」」


岩渕群長は気まずそうに言ったが


「了解です、チームの皆にも?」


聞き


「ああ、今頃皆もお前と同じ「招集命令」にがっくり来てるとことだろう」


岩渕郡長が笑いつつも言い


「準備を終え次第向かいます、でわ」


そう言い受話器を戻す。そして後ろを振り返ると


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


先ほどの笑顔が消え、不安そうな表情に変わっている葵がいた


「優希・・・・・招集・・・・・・かかったの?」


そんな葵に隠す訳にもいかず


「ごめん、さっきの今で」


謝ると、葵は表情を変え


「ううん、それが優希の仕事だもの。行ってらっしゃい、家の事は心配せずに優希は仕事に集中して」


葵の言葉に本当に感謝しか無かった。俺は葵の手伝いの元に準備を行い、「本当の戦場」に向かう事になる。前の「突発的な戦闘」ではなく。準備を終え、玄関で


「行ってらっしゃい」


「行ってくる。」


葵を思い切り抱きしめそして俺はバックを持ち駐屯地へと向かった。何事もなくただ無事にまたここに戻ってこれるようにと思いながら

次回~再び大陸へ~を予定しています。

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