日本国政府の反応
塚崎全権大使からの報告はすぐさま官邸の首相を始めとした閣僚らに入った。日本国としての対応は?
「首相、塚崎全権大使からの報告は以上です。」
報告を受けた伊部首相は報告書を見て
「まるで、テロリスト見たいな連中だな。我国で言えばオウム真珠教か」
伊部首相はつぶやき
「それで、ラファーティア王国側とは国交の樹立と軍事同盟の件の話は進んでいるのか?」
首相は訪ね、
「ハイ、全権大使からの報告では駐留費用でひと悶着ある可能性があるとの事ですが、いかがなさいましょうか?」
官僚の一人が尋ねる中
「できるだけ、双方が納得のいく形にしたいですな」
伊部は言った。そして
「それともう一つ、ラーディア教やその信仰国の内部の調査を行う事は可能かね?」
伊部は聞くと、防衛大臣が
「総理、でしたら我陸自の特殊作戦群別班・S特を派遣してはいかがでしょうか?」
防衛大臣は言い
「部隊の状態は?」
伊部は聞き
「ハイ、チーム1一ノ瀬優希少佐、チーム2木村哲郎少佐ら、二個戦闘小隊計60名が訓練をしておりますが部隊は総理の命令とあらば何時でも出撃可能な状態であります。」
防衛大臣が言ったが
「待ってください。」
待ったをかけたのは外務省の人間だった。
「自衛隊の特殊部隊を派遣するのは反対しませんが、万が一敵地で我国の自衛隊の存在が知れればこれを皮切りに全面的な戦闘に発展する可能性も考慮すべきだと思います。」
防衛省・外務省、両省の意見を聞き総理は考え込み
「しかし、彼らと関わってしまった以上我々は彼らを無視する事は出来ないだろう。それならば価値観・思想を共有出来そうな国と国交を持つまでだ。そして彼らと共に生きるのならば、互いに協力は必要だ。ならば我々ができる全ての事をを同盟国になる国に対してしてやるのが礼儀だろう。軍事にせよ民間交流にせよだ。」
伊部首相は言った。同盟関係を結びこの国もそうだがラファーティア王国もいい方向に進んでくれればと考えていたのだ。だが懸念材料があるのはいがめない
「防衛大臣、今直ぐには無理だろうがいずれS特の出番は必ずやってくる。一ノ瀬・木村、両少佐らに伝えて欲しい」
伊部は防衛大臣に言った。こうして国交樹立や軍事同盟の締結などそして当面の懸念材料となるラーディア教とその宗教を信仰する国との衝突、そして日本国が一番に抱える問題「資源問題」これをいかに早く早急に解決するか、これは同盟国となるラファーティア王国の協力次第だとも思っている。
「まだまだ問題は山済みか………」
伊部はいい周りも
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
総理同様に沈黙していた。しかし
「総理、国交の樹立と軍事同盟は締結してもよろしいのですね?」
外務大臣は伊部に確認を取り
「無論だ、協力していける所は協力する。我国も一国だけで此処まで来たわけではないのだからな。」
伊部総理は言い日本は国交と樹立と軍事同盟の締結に動き出した。
次回~国交樹立と軍事同盟締結~




