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新たな時代を歩む日本  作者: 特殊警備隊
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12/20

始動~特殊作戦群別班・S特~

つかの間の休みを妻の葵と水入らずで過ごし、あっという間に過ぎ去る。原隊に復帰し特殊作戦群別班・S特の慣熟訓練が開始された。

演習場にヘリの轟音が響く


「GO・GO・行けー」


俺の合図と共にヘリの上からロープを下ろされ、M4を携えた隊員らが次々とファストロープ降下していく。俺自身もロープを握り降りる。 この日S特のチームは派遣されるまでの間にできる慣熟訓練を行っていた。


「どうだ、優希?」


チーム2の木村が行ってくる。


「うん、午前中はヘリのファストロープで敵地への侵入偵察訓練とかだな」


答えると


「まぁ、そうだな。敵を知っているのはお前だけだからな。それにお前のデータを元にすれば俺達が使う近代装備の方が遥かに優れてるからな」


木村は互いに携えているM4を見ながら言った。特殊作戦群内部に創設された為、装備も特戦群とほぼ同じ装備を使用する。それに対して俺は苦笑しながら


「おいおい、装備を余り過信しすぎると足元すくわれるぞ」


俺が言うと


「相変わらず、慎重だなお前は」


木村が言うが


「それで、生き延びてきたからな今まで」


俺は言った。午後からは自由降下訓練・射撃訓練・水上潜入訓練など特殊訓練を徹底的に行う。俺自身体がしっかりと覚えているもので殆ど苦にならない。


「・・・・・・・・・・・・・」


部下たちの動きを観察するが、流石特殊作戦群動きに無駄がない。


「{頼もしい・・・}」


俺自身そう感じていた。その日の訓練は終了し、それぞれ隊舎で休む俺は翼と同室だが


「先輩が戻ってきてくれておれも嬉しいですしとても頼もしいですよ!」


翼が言った。こいつとはほぼガキの頃からの知り合いの為


「まぁ、死なないように頑張るさ。」


おれも言う。訓練内容はそう凝ったものではなく基礎の確認となっている為二日程度で終了となる見込みだ。


「先輩は敵を殺したんですよね?」


翼が唐突に言い


「ああ、そうだ。」


俺も答えると


「どんな感じでしたか?敵さん」


翼が言い


「聞いてないのか?」


答えると


「ええ、上級幹部は知ってるみたいですけど、俺みたいなぺーぺーの平の幹部はわかりませんよ」


翼は言い


「簡単に言えば、敵は中世の騎士みたいな感じの甲冑を装備していると思えばいい」


俺は簡潔に答え


「そんな感じなんですか・・・・・」


翼は言った。


「一応、装備はこちらの方が優れているが装備を余り過信しすぎるのは良くないからな」


俺が翼に言うと


「相変わらず、慎重な所は変わらないんですね」


翼は笑いながら言ったが


「一つの判断が生死を分けるんだ、俺達幹部は部下の命を預かる責任も同時に背負っているいい加減な判断は絶対にダメだ」


翼に答える。翼も頷き


「そうですね、これからまた先輩と共に作戦行動を一緒にしますがそれを肝に命じたいと思います。」


俺達は久しぶりに語り合いその日の夜を過ごした。・・・・

次回、動き出す政治 を予定しています。

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