48.基地拡張1
翌朝、俺はみんなと島を探索する前にタブレットを見直していた。
昨日のトロフィー取得でアンロック項目が大量にあったからである。
まずは防衛総省5000Pをタップしてみる。すると防衛総省には司令官室から指令基地の役割を果たす情報作戦室、さらに情報分析室や会議室、さらには謁見室や貴族などが訪れても不備はない上等会議室など様々な部屋が用意されており事務的な作業室まであるみたいだ。俺は建設ボタンをタップする。そしたら[指令基地と役割が重複します。置き換えますか?]と表示された。[はい]の項目をタップすると指令基地に「いまから防衛総省へのレベルアップが開始されます。部屋間を移動しないでください」という放送が流れた後、俺が居た指令基地の司令官室が広く豪華な作りに変わっていく。
「基地が変わりましたが大丈夫ですか!」
スヴェートが大慌てで入ってきた。
「あぁ、ごめんごめん。大丈夫。今新しく建設できるようになった建物を見てるんだよ」
「安心しました。何かあったのかと。しかし我は指令室におりましたが部屋のモニターの数が増えて作戦立案用のテーブルが追加されたりと凄く便利になっていましたよ」
「それはあとで見に行かないとな」
「えぇ廊下も広くなっていましたし一度全容把握のために回った方がよさそうですね」
「そうだな。でももうちょっと追加された項目があるからそれ見るまでは待ってくれ」
「承知しました」
スヴェートはそう言うと作戦情報室に帰っていった。
ICBMの項目はそこまでの品数はなく、ミサイル発射用のミサイルサイロと地球各国が保有するミサイルが表示されていた。ICBMは大陸間弾道ミサイルで核兵器といえばこれを指す。射程は裕に1万キロを超えロシアが開発した最新の物であれば10発でアメリカを全滅させることが出来るなど恐ろしい兵器である。正直な話、元日本人としては使いたくないし中世の技術しかないこの世界ではいらない物である。
次に支部基地増設の項目をタップする。支部基地とはこの本拠地以外に基地が作れるらしい。しかし広大な土地を俺が所有していることが条件のようでエルフの村にあるヘリポートなどは[土地面積が狭すぎます]と表示され基地にはできなかった。
最後に宇宙軍事施設項目をタップしてみる。
項目の中にはロケット発射台などの地上設備から気象衛星、軍事偵察衛星などもあった。
因みにスペースシャトルや国際宇宙ステーションはなかった。ちょっと宇宙旅行などしてみたかっただけに残念ではある。
今現在、国際独立軍が相手の国や軍隊を偵察する方法はF-35Bに頼っている。しかしそうすると偵察するのに時間がかかるし、見れる映像も局所的なので早急に軍事偵察衛星を打ち上げたいところである。
そのため俺は今回大量にポイントも入ったことなので基地を大幅に拡張することにした。




