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オリジナルスキル:Military baseは強すぎる!  作者: 近衛瑞
エルフの村編
20/132

20.動き出す国

「陛下!ほ、報告します!エルフの村から討伐要請があったオーガ300体全滅しました!」

「なに?全滅しただと?」

「はい。エルフの村から只今通達がありました!」


ガジス王国、国王執務室。

その部屋の主と第3王立騎士団団長が会話していた。

「オーガが撤退したとかではなく全滅なのか?」

「はい。そのように書かれております」

「出立準備中の騎士団はそのまま村に向かわせて情報収集に当たらせろ」

「はっ!」

騎士団長は執務室を出る。

(全滅させた者がこちらの味方であればよいが…)

執務室の主は天井を見上げた。

その執務机の上には王冠がひとつ。そう彼こそがガジス王国現国王ガジス・ザクロスであった。


「オーガ300体は全滅したとの情報だ」

第3王立騎士団団長はエルフの村に派遣予定だった騎士団を訪れて宣言した。

「全滅ですか?誰が倒したんです?」

副団長が聞く。

「それを調査するのが我らの仕事だ。準備が整い次第出立するぞ!」

「はっ!」

騎士団は村に向かって進む。

その先では驚くべき蹂躙劇が聞かされることになるのだがそれはもうちょっと先の話である。




リーウェンのギルドに俺とスヴェートは向かっていた。

オーガを売るためである。

ギルドに入り解体窓口へ向かう。

「よぉ。お前らか。一体何を狩ってきたんだ?」

解体職員のヴァルトが言った。

「オーガをたくさんですね」

「たくさん?」

「えぇ300体ほど・・・」

「さ、300!?」

「はい」

「そんなに一度に解体はできないし買い取れる資金も用意できねぇぞ。それに一度に市場に流すと値が崩れる」

ヴァルトは渋い顔をして言う。

「一度じゃなくてかまわないので何度かに分けてでも買い取ってもらえませんかね?」

「いっぺんギルドマスターに聞いてみないとなんにもいえんな」

ヴァルトはそういうとギルドマスターの部屋についてくるよう促した。

「ギルマス!邪魔するぞ。こいつらがオーガ300体解体してほしいそうだがどうする?」

「あぁ。村の依頼分ですね?」

ギルドマスターがこちらを見てきたのでうなずいた。

「一度には不可能ですが分ければ可能でしょう」

ギルドマスターが言った。

「そうか。わかった。でも一度に何体解体するかが問題だ。うちは1日に2体が限度だぞ」

ヴァルトが言う。

「それで構いません。じゃあ毎日2体持ってくればいいですか?」

「馬鹿なこと言うんじゃねぇよ。そんなことすれば値が崩れるし俺らの休みがなくなる。そうだな1週間で2体でどうだ?これだと値崩れはしないと思うが」

「わかりました。では1週間に2体持ってきますね」

「あいよ。今日の分は倉庫でもらうからついてきてくれ」

ヴァルトと俺とスヴェートはギルドマスターに会釈をしてギルドマスターの部屋を後にした。


「かぁー!どうしたらこんな無傷に近いオーガが狩れるのか知りてぇもんだな」

ヴァルトはオーガを見てそう言った。

「狩りの手法はちょっと・・・」

俺は言葉を濁す。

あんな狩りの仕方を言えるわけがなかった。

「そうだな!それは聞いちゃあいかんな」

ヴァルトは笑いながら答える。

「さて査定はしておくからまた後日聞きに来てくれ。来週オーガを持ってきてくれる時でも構わんぞ」

ヴァルトは真面目な顔に戻るとそういった。

「じゃあお願いしますね」

「はいよ」

俺とスヴェートはギルドのロビーへ戻る。

するとリルさんが俺らを呼んだ。

「サトウさん。王宮から手紙が来てますよ」

「王宮から?」

手渡された手紙には差出人第3王立騎士団団長と書いてあり中の手紙には「王宮に至急来てください」と要約すればそのような文章が書かれていた。

「何かしたっけ?」

俺は首を傾げた。

「でも王宮からの手紙を無視するわけにはいかないですよ」

スヴェートが口を開く。

「それもそうだが王宮に来ていける服なんぞ持ってないぞ」

俺がそういうとスヴェートが「では買いに行きましょう」と言って俺は無理やり買い物へ連れていかれたのだった。



更新間隔が空きに空きまくっているオリミリです。

すみません。


さて本文ではついに国が動き出しました。

これから本編はスケールの大きな争いに巻き込まれていきます!

乞うご期待!


これが今言えることですかね。

さて次回の更新はこれまた未定です。

本当にすみません。

人間1か月後の予定はわからないものですね。

最近忙しすぎてもうヤバイしか言えません。

それで更新が空くのは本来あってはいけないことなんですが申し訳ないです。


今後もオリミリをよろしくお願いします!

近衛瑞

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