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オリジナルスキル:Military baseは強すぎる!  作者: 近衛瑞
エルフの村編
17/132

17.緊急指名依頼

 特殊部隊を創設してから3か月がたったある日。

あの後時々、依頼を受けて狩りに出たりして200万ルシエほど手持ち金も増え、ポイントの方も2万ポイント増えている。

「ただAランクギルドメンバーになったからには時々依頼をこなさねば」という精神で依頼を受けたりしているため、3日に一度はギルドに顔を出すようにしていた。それが元であんなことに巻き込まれるとは思いもしなかったが。




 カラン、コロン

ギルドの扉を開けてギルドのロビーに入る。「さていい依頼はあるかな?」なんて考えながら依頼ボードを見ようとした時声がかけられた。

「あのー。サトウさんとスヴェートさんですか?」

「はい。そうですが何か御用でしょうか?」

声をかけてきたのは耳がツンと、とんがっていて金髪ショートの髪形をしたエルフの女性だった。年齢は見た限り若そうである。

「実はあなた方二人に緊急指名依頼を依頼したいのですが…」

「緊急指名依頼?」

「緊急指名依頼とは緊急性が高く尚且つ(なおかつ)高ランクでないと達成が困難になると思われる依頼や、特定の人物しか達成できない依頼などの事です」

スヴェートが解説してくれた。

「で。なんでそんな依頼を俺ら二人に?」

俺がエルフの女性の方を見る。

「私の住んでいる村は山奥にあります。村は山奥という立地もあってかモンスターが近寄ってきやすいのです。でもエルフという種族は弓や風魔法に優れているので、そこそこのモンスターなら村の戦士団や私みたいな普段はギルドで活動しているものなどがモンスターの討伐を行います。しかし今回は村の周辺にオーガの群れが現われたようでその数300体ほど。村の戦士団が気づいたときにはすでに村が囲まれていたそうです。そのことを村長が緊急用の伝書鳩で近隣ギルドに報告を行い、援助を求めました。ですがオーガはBランクのギルドメンバーが4~5人集まって1体の狩りを行うモンスターです。近隣ギルドは軒並み「そんなにギルドメンバーがいない。一応緊急依頼として依頼ボードに掲示は行うが援助に向かえる可能性は低い」という返答でした。もちろん王宮にも伝書鳩で連絡をしました。王宮は「騎士団を出動させるが村に到着するまでに最低でも5日はかかる」とのことでした。オーガに囲まれて5日も耐えられるわけがありません。

私がそのことを知ったのはここではない近隣ギルドに立ち寄った時でした。茫然自失としている私に受付のお姉さんが言ったんです。「ここから20キロほど離れた港町リーウェンのギルドにAランクのギルドメンバーがいる。そのギルドメンバーは龍種も倒したことがあるらしい。その人ならもしかしたらあなたの故郷を救えるかもしれない」って。お願いします!私に払える物なら何でも払います!どうかこの依頼を…私の故郷を救っていただけませんか?」

エルフの女性は途中から涙目になりながら語ってくれた。

「オーガ300体。倒せると思うか?」

俺はスヴェートに聞く。

「そうですね…私一人では難しかったと思いますよ。単純にオーガ300体を倒すだけなら簡単です。魔法で消し飛ばせば済みますから。でもオーガ300体に囲まれた村を救うとなると話は別です。魔法で消し飛ばす戦法が取れないとなると私が一体一体撃破していくしかない。そんなことをしていると他のオーガが村になだれ込みますからね」

「難しか(・)っ(・)た(・)?」

俺はスヴェートに聞く。

「ええ。でも特殊部隊を使えば村を救うことが出来るでしょうね」

「本当か?」

「たぶん可能ですよ」

エルフの女性はその答えを聞くと泣き出してしまった。

「ほ、本当ですか?私の故郷は助かるんですか?」

「スヴェートが言うなら助かるだろう。エルフのお嬢さん。あなたの故郷は俺とスヴェートがどうにかする!」

俺はそう宣言した。

「ソフィって言います」

エルフの女性改めソフィは小声で言った。

「よろしく、ソフィさん。それでスヴェート。なにか作戦はあるのか?」

俺はソフィに笑顔を向けた後スヴェートの方を向き聞く。

「まずは緊急指名依頼の受注手続きを行いましょう。そして現状把握のために基地に戻りそれから細かい作戦を考えましょう」

スヴェートは言った。

ソフィと俺ら二人は緊急指名依頼の発注手続きと受注手続きを終わらせる。

「じゃあ戻ろうか」

俺はそういうとソフィと一緒にテレポートして基地に戻ってきた。



「F-35B緊急発進。任務エルフの村を偵察せよ。繰り返すF-35B緊急発進。任務エルフの村を偵察せよ!」

基地に戻ってくると俺ら3人は指令基地に向かいF-35B1機に緊急発進の命令を下したのだった。

どうも近衛瑞です。

今日はなんとか間に合いました!

途中保存する前にF5キー(ページの再読み込み)を押してしまい650字余りが消える。という地獄を味わいました。上書き保存は大切ですね。


さて物語は緊迫した展開になってきましたね。

次回は初の特殊部隊実践任務です。

スヴェートに鍛えられた特殊部隊はどこまで強くなったのか・・・


引き続きオリジナルスキル:Military baseは強すぎる!をよろしくお願いいたします。

近衛瑞

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