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ネットの情報や「都市伝説」「陰謀論」との付き合い方講座  作者: 中将


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7/12

論点4 どの予言者が一番アテになるのか!?

信頼度E ロマン度A


筆者:さて、今回は「予言」について触れていこうと思います。



質問者:予言……一体どんなモノがあるのでしょう。



筆者;具体的には、新型コロナを予言したモノや第一次、第二次世界大戦を予言した方もいます。日本の原発事故や地震を予言した人もいるようです。



質問者:え……凄いじゃないですか! 彼らに世界の趨勢も占ってもらいましょうよ!



筆者:まぁ、落ち着いてください。

自分で話題に挙げておいてアレなのですが、僕としては誰の「予言」もアテには出来ないと思っています。



質問者:は……? いきなり、自分から提言しておいてそれは無いように思うのですが……。



筆者:この手の話は「都市伝説界隈」では定番の一つですからね。どの予言が一番アテになるのか? とかそう言う話もありますからね。触れてみようと思いました。


 ロマンを感じるのは理解しますが、僕は断言します。どの予言者もアテになりません。



質問者:どう言ったことが理由としてあるのでしょうか……。



筆者:例えば遠い未来を予言している系統だと“何年何月何日”と言った形で予言しているタイプはありません。“それっぽいこと“を書いておけば世界のどこかで時期に起こると言えば起こるのです。


 また、発生地域を絞ったとしてもぼかして発言すれば勝手に周りの人が拡大解釈してくれて“当たったように思える”と言うのは十分ありますからね。


 お金持ちの予言なら僕達よりも持っている情報や知識が違いますから予測精度も上がっていくことでしょう。ただそれだけに過ぎません。



質問者:うーん、言われてみれば確かにそうかもしれません……。



筆者:また、世界的に見ても紛争が高いリスクの地域だったり洪水のリスクが高い地域など様々存在します。


 例えば日本では地震が起きる系統の予言をしておけば近い将来で見ればほとんど確実に当たるでしょう。10年おきぐらいに大地震が起きていますからね。


 震度5ぐらいなら毎年のように起きてくれる日本は“予言者”からしてみれば適当に大きめの地震予測すれば当たる“予言的中の宝庫”だと思いますよ。


 先月も幸い少ない損害で済みましたが石川県で震度6弱の地震がありましたしね。


 まぁ、4つのプレートが重なっているんですから大地震が起きやすいので仕方ないです。活火山もかなりある国ですしね。


年月日まで的中させているのならば話は別ですが。日付まで当てている人は見たことがありません。



質問者:な、なるほど……。しかし、年代だけでも当てるのは凄い事なのでは無いのですか?



筆者:歴史と言うのは一定の年数ごとに法則性みたいなのがありまして、

例えば大きな疫病や富士山噴火は100年おきとか、

景気は50年周期で循環する(いわゆるゴンドラチェフの波)とか

そんな感じで何年おきに○○がある法則性ということはあるんですね。


 だから、予言者が凄いというよりその法則性を見つけた人が凄いと言った方が正確なのかもしれません。



質問者:言わば占星術みたいなものでしょうか?



筆者:そうですね。占星術師みたいな人はそう言った法則性を見つけるのに長けているから一定以上の確率で当てることが出来るのかもしれませんね。


 また、当たることにフォーカスされているから“凄い”と言われているのであって、外れていることに関してはあまり言われていません。


 漠然とした内容でありながら年代単位で外れているのは完全なる敗北と言って良いと思うのですが、それについてはあまり話題になりません。



質問者:確かに、外れたことに関してはあまり自分からは話題にしませんよね。信用問題にかかわりますから……。

あとは“未来人“と言う人が来ることがあるそうですけど、それについてはどうなんですか?



筆者:“未來人”さんも“やらせ“の類です。彼らは必ず”保険”をかけてきます。

 “あなたたちの行動次第で未来が変わるかもしれない”という“保険”をね。

 

この“保険”は仮に自分の“未来“から外れた場合は

「あなたたちの行動が未来を変えたのだ!」と言うストーリーにすることが出来ます。


 あとは前にあったように“あり得そうなこと“を立ち並べるだけで

あなたも簡単に”未来人“になることが出来ます。


 ちなみにそれより遥かに酷い、“Twitter未来人”だと他人から非公開状態でたくさん投稿しておいて、出来事が終わってから“当たったのだけを公開する“と言った手法を取る”後出しじゃんけん”も多く散見されます。



質問者:な、なるほど。そう言ったカラクリがあったわけですね……。



筆者:「予言が当たった」謎解きのように当たった話を聞かされると何だか凄い話のように聞こえてきますが、お金を請求してくるようなところは基本的には②で紹介した“詐欺グループ”に限りなく近い類の存在と言えます。


 基本的には占いみたいなもので「当たるも八卦当たらぬも八卦」と言う感じです。

まぁ、自分の中で意識をしていると“その出来事の方がやって来る”とかそう言う感じでしょう。


 強く意識をしていると何気ない事でも○○かも? と思ってしまいますからね。まぁ予言も同系統と言って良いでしょう。



質問者:それなら予言者と言う人は“詐欺師”なのでしょうか……。



筆者:ひとえにそうとは言いません。80%も当てることが出来ればかなり優秀な予言者と言えるのではないでしょうか?


 ただし、その80%当たろうともその人の予言を20%は信用することが出来ないということです。5分の1は外れるということですからね。

 

 何事も妄信したり、真に受けずエンタメとして楽しむ要素なら良いということです。



質問者:なるほど……そういうことですか……。

 しかし何だか夢の無い話になってしまいますね……。



筆者:もっとも、これは僕の意見ですから、皆さんがどう思うかについては、非難もしませんし尊重いたします。

 この僕の考え方は夢もロマンも何もあったもんじゃないですからね(笑)。


 ただ、どんな考え方であれ妄信するということは危険だということには変わりないということです。

 例えそこまで信頼できたとしても、最後の肝心なところで足元を掬ってくる可能性があるので……。


 予言者の予言について、信じるか信じないかはあなた次第です!

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