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新生デオンの暇仕事  作者: kazfel
ハプスブルクの黄昏
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工場を作ろう!

 デオンはネズミ頭のホブゴブリン長にカカオ豆から話しチョコレート工場の確認をキリルにもした。

「蒸気の代わりに水車でもいい。出来ればキリルたちの精霊をまた活用させたい」

「この地域は僕たちの勢力地だから充分に可能だよ」

「なら工場建設を進めてくれないか?」

「ちょっと待て! ただでは動かん。向こうの山頂上の洞窟から竜の宝を何か持って来いよ。あんたは1つだけ持ち帰っていいからさぁ」

 ホブゴブリン長はこんもりとした山を指した。

「五色の山か。まぁ、飛ぶだけならたいした事ないか」

 デオンは麒麟を呼んで飛翔した。

 頂上洞窟は黄金と宝具の山だった。

「何も居ないし楽勝じゃないか」

 デオンは金のツボと宝石が柄に散りばめた刀剣を取った。ツボを抱え、剣を手に意気揚々と麒麟に乗った。

 空を駆けるうちに背後に気配を感じ、太った赤竜が追いかけて来た。

 キリルのいる所まで必死で逃げ出したデオンはツボをホブゴブリン長へ投げ、刀剣を構えて赤竜の鼻へと刺し込んだ。

(くだ)れ!」

 キリルが赤竜の鼻に手を向けて叫んだ。

 赤竜は肥えた身体をかがめている。

「やった! 調伏したぞ。これでカムナギに自慢できる!」

 耳が尖ったノーマルエルフのキリルはマシロ一族の中で、最も魔力が強いという。

 跳ね上がって歓喜している彼は子供のようだと、デオンは眺めた。

「じゃあ、そいつの巣はカラなんだな。野郎ども、頂上へ進め!」

 ホブゴブリン一団が山をめざして走り出した。

「竜の宝だと? 我々も行くぞ」

 トロール一団が競うように駆け出した。赤竜の宝物庫は妖精たちの取り合いになり、工場建設が一向に進まなかった。

後はプロット作成で約3週間、休載します

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