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50話達成記念特別童話!?『続・頑張れ!三休さん』

みんな大好き、○休さんを、またもやアレンジしてシェイクしてニード!!

何事にも全力投球の小坊主が、とにかく頑張るぜ!


はてさて、今回は異世界に転生しちゃうのか・・・

ある日、三休さんは和尚さんと共に町に出掛けました。


町に掛かる大きな橋に差し掛かったところで、このような立て札がありました。


『このはしわたるべからず』


「三休よ、この橋は通れんようじゃ。他の道に回ろうかの?」


和尚さんは困った顔で三休さんに問い掛けました。


「いえいえ、和尚さん。ここはわたしにお任せ下さい。少々お待ちを」


自信満々な三休さんはキョロキョロと辺りを見回し、近くの竹藪に入って行きました。


「ふむ。何やら考えがありそうじゃ・・・」



バッキバキバキッ!



「ッ!!?」


竹藪から凄まじい音が鳴り響き、その少し後に十尺以上もある竹を二本担いで、三休さんが出てきました。


「さあ、和尚さん。こちらをどうぞ」


「ん、んっ?こ、これをどうするのじゃ?」


ものっそい笑顔で竹を渡してくる三休さんから竹を受け取りましたが、和尚さんには何が何やら分かりません。


「和尚さん、わたしの後に続いてください!」


三休さんは逆手に竹を持つと、橋からやや離れた川岸に向かって、猛然と走り出します。

そのフォームはウクライナの英雄、セル○イ・ブ○カを彷彿とさせます。


「さ、三休や!?」


三休さんは和尚さんの声を振り切り、川岸に竹を勢い良く突き刺しました。


そう、三休さんは棒高跳びの要領で向こう岸に渡るつもりなのですが、この時代に棒高跳びはありませんので、和尚さんには分かりません。

前述で三休さんが何をするか察した方はもう若くありません。


「こうやって、向こう岸に行けばよいのです!」


突き刺した点を起点として竹は、これでもかこれでもかこぅれぇぃでぇむぉかぁ!としなります。


「ぅぉぉぉおおおおお!!!」


三休さんは雄叫びを上げながら、自慢の膂力で暴れ出そうとする竹を抑え込みます。

すると、物凄い勢いで三休さんは空中に躍り出ました。


「おお!!!」


ここまでくれば、和尚さんも何をするのか、合点がいきました。


が、しかし。



バキョァア!!!



という、先ほど竹藪から聞こえた音より遥かに鈍い音が響き渡り、三休さんが頂点に到達する直前に竹は半ばからへし折れました。


「ア゛ッ!!?」


短い悲鳴の後、三休さんはバランスを崩します。


中途半端に回転した三休さん。

一人パワーボムを体現した三休さん。

天を貫く水飛沫を上げた三休さん。


その少し後に川はじわりと赤く染まり、ぷかりと三休さんが浮き上がってきました。


「・・・」


竹を握り締めながら、無言で惨状を眺める和尚さん。

その後ろから別のお寺の和尚さんとお弟子さんがやってきて、「端ではなく真ん中を歩けばよいのです」「ほほ、なるほどのう」というやり取りの後に、二人はスタスタと橋を渡って行きました。

和尚さんはその二人をじっと見つめ、三休さんを一瞥した後、竹を持ったまま橋の真ん中を歩いて行きました。




続く・・・

今だに破られていない男子屋外棒高跳びの世界記録保持者様、誠に申し訳ございません。

私めは尊敬しておりますので、何卒ご容赦を!!

そして、ファンの方はもっとご容赦を!!!


ごめんなさい。

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