『おやゆび姫』
アンデルセン童話、おやゆび姫をアレンジしてグッド!おやゆび姫があっさり異世界に転生しちゃうお話。
むかし、むかし、ある女の人が子供を授かりたい、でも子作りはしたくない、だってノクターン行きになってしまうからと思っていました。
ノクターンよりムーンライトが好きとも思っていましたが、僕はノクターンの方が好きです。
女の人は有名な魔法使いの元に子供を授けてほしいとお願いに行きました。
「いいよー」
大層軽い感じの魔法使いはえいやそれっと魔法を掛けました。
するとどうでしょう、女の人に異変が起こりました。
「・・・ん?」
何やら右の足先に違和感があります。
何かが靴の中でもぞもぞ動いている感じです。
「・・・何か、気持ち悪ぃ」
女の人は収まりが悪いだけかなぁ、とつま先で強めに、トントンと地面を叩きました。
ボキッ!ゴキュッ!!
何やら鈍い音が響くと同時に足先の違和感が消えました。
しかし、今度は靴の先からジワリと赤い液体が滲んできたのです。
「・・・えっ?」
女の人は大層驚いて、急いで靴を脱ぎました。
足の先には親指から上半身を生やした、手足があっちこっちに折れ曲がりながらもこちらに笑顔を向けている女の子がいました。
「・・・お、おか、お母・・・さ、ん・・・ぇぐふぅ・・・」
「きゃぁぁぁぁぁあああああ!!」
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数年後、異世界に転生した女の子は世界樹ににょきりと上半身を生やして鳥や蝶と仲良く暮らしました。
おしまい
ホラー!ホラー!ホラァァァァァ!
いや、スプラッタ?ホラー?スプラッタ・ホラー!!
この作品は「足の指から生える」を書きたかっただけです。
ごめんなさい。




