『おむすびころりん』
待て待ておむすび転がるな!おむすびころりんをアレンジしてスピン!おじいさんが異世界に転生しちゃうお話。
むかし、むかし、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんはいつものように山へしばかりに行き、たくさん木を切りました。
上空から見たらミステリーサークルみたいになるくらい木を切ったので、さすがにお腹が空きました。
「さて、おばあさんが作ってくれたおむすびでも食べようかのう」
おじいさんは切り株に座ると懐からどデカイ包みを取り出します。
直径30cmを超える巨大おむすびが3個。
おばあさんは手加減というものを知りません。
おじいさんが巨大おむすびに手を伸ばすと、その内の一つがころりん。
坂道を猛烈な勢いで転がっていきました。
「ああ、大事なおむすびが!待て待て」
おじいさんは慌ててころりんするおむすびを追いかけようとして、一歩目で右足をぐねります。
「うごっ!?」
奇声を発しておむすびと一緒におじいさんもころりん。
ころりん、ころりん、ころころりん。
おむすびは地面に削り削られ、徐々に小さくなっていきます。
おじいさんも地面に削り削られ、衣服はボロボロ、しわくちゃの肌もボロボロに。
ころりん、ころりん、ころころりん。
おむすびは小さな岩に当たると一つ跳ね、二つ跳ね。
おじいさんも小さな岩に当たって華麗にバウンド、手足が素敵に折れ曲がります。
ころりん、ころりん、ころころりん。
おむすびは坂道の途中にあった穴の中へ。
おじいさんはおむすびの落ちた穴へ頭からエントリー、肩で引っ掛かり首が直角に曲がりました。
穴の中ではネズミたちがご馳走だと騒いでいます。
おじいさんは薄れゆく意識の中、人の体ってとても曲がるんだなぁと考えていました。
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数年後、異世界に転生したおじいさんはとある城下町にて露店を開き、おにぎりを売りながら細々と暮らしました。
おしまい
単純・・・単純か!?これは単純と言えるのか!?
この作品は「頭からエントリー」を書きたかっただけです。
ごめんなさい。




