『白雪姫』
グリム童話再・登・場!白雪姫をアレンジしてクッキング!いじわるお妃様が異世界に転生しちゃうお話。
むかし、むかし、ある王国でとても逞しく、生まれながらに神に愛された筋肉を持つ女の子が生まれました。
浅黒い肌に雪のように白い歯が覗く事から『白雪姫』という名前を付けました。
白雪姫はモリモリムクムクと育ちました。
お妃様は病で亡くなり、王様は新しいお妃様を迎えましたが、このお妃様ははち切れんばかりの筋肉がマグマのように脈打つ肉体を持っていましたが、逆に氷のように冷たい心を持つ人でした。
お妃様は不思議な魔法の鏡を持っています。
日課のウエイトトレーニング後、大量のプロテインを摂取し、バンプアップしたお妃様は鏡に向かって囁きます。
「鏡よ鏡、この世で一番美しい筋肉を持つのは誰じゃ?」
「白雪姫」
お妃様は鏡を渾身の右ストレートで叩き割りました。
一方、白雪姫はお城の裏山にトレーニングに行き、遭難していました。
常人の何倍もの筋肉を保持する白雪姫は一日に十分なカロリーを摂取しないと命に関わってしまいます。
必死に食糧を探す白雪姫の前に七人の小人が現れました。
これ幸いと白雪姫は七人の小人を食べました。
一方、鏡を粉砕したお妃様は白雪姫を殺そうと毒リンゴを作りました。
それを一刻も早く食べさせようと、お城中白雪姫を探しています。
しかし、白雪姫は見つかりません。
「一体どこにいったのかしら。まったく・・・」
ため息を吐きながら、小腹の空いたお妃様は持っていたリンゴを齧りました。
死にました。
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数年後、異世界に転生したお妃様は毒製品なら右に出るものはいない毒商店「アップル・ポイズン」を開きました。
おしまい
王子様はどこにいったのだ?
この作品は「お妃様が自分で毒リンゴを食べる」ところを書きたかっただけなんです。
ごめんなさい。




