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『かちかちやま』

タヌキが大暴れ、かちかちやまをアレンジしてデストロイ!悪戯者のタヌキが異世界に転生しちゃうお話。

むかし、むかし、畑仕事をしているおじいさんとおばあさんが住んでいました。

畑には毎日のようにいたずら者のタヌキがやってきては、悪さばかりしており、大変困っていました。


ある日、いつものように畑の作物に悪さをしているタヌキに、おじいさんは見事なソバットを炸裂させて捕らえました。

三番と四番の肋骨を持っていかれ、縄でぐるぐる巻きにされたタヌキを狸鍋にするようにおばあさんに頼むと、おじいさんは畑仕事に戻りました。


「ゴホゴホ、お、おばあさん、もう悪さはしないよ、家事を手伝う」


口元から血を滴らせながらタヌキはおばあさんに懇願します。

おばあさんは仕方なく縄を解いてやりました。

すると、タヌキは助けてくれたおばあさんを殴って逃げようとしました。

しかし、振り上げられた拳はおばあさんの左腕に弾かれ、代わりにテンプルにブーメランフックをお見舞いされます。

タヌキの膝はガタガタ震えますが、何とか倒れる事を拒否しました。

そこに追い討ちとなるブラジリアンキックが首筋にスマッシュ!

タヌキは壊れたおもちゃのように崩れ落ちました。


ぼろ雑巾のようなタヌキがおばあさんに乱暴をはたらいた事を聞いたおじいさんは、当然激怒。

タヌキの首に爆弾付きの首輪を取り付け、山にしばかりに行かせました。

言う事を聞かなければ即爆破です。


体をガクガクと震わせながらタヌキは背中に薪を背負います。

そこにおじいさんとおばあさんから密命を受けたウサギがやってきました。


「・・・」


うさぎは無言で手にしていたチャッカマンをカチカチカチカチ。

タヌキは冷や汗を流しながらウサギを見つめます。


シュボッ!


タヌキが背負っていた薪に火が灯ります。


「あちゃぁぁぁあ!!ばか!おま、ばか!」


タヌキは猛ダッシュで池に向かい、そのまま頭からダイブ。

背中はきれいに焦げ、香ばしくなりました。

池のほとりで荒い息を吐きながら倒れているタヌキに近付くウサギ。

無表情で火傷した背中にワサビにからし、タバスコを塗りたくります。


「ぅんぎゃぁぁぁぉぉぉおおお!背中が辛いぃぃぃい!!」


凄まじい叫び声と共にタヌキは再度池にダイブし、必死で背中を洗い流します。

池のほとりで荒い息を吐きながら倒れているタヌキに近付くウサギ。

無表情でタヌキを担ぎ上げると、近くに止めてあった船に乗せ、静かに池に流します。

息も絶え絶えのタヌキは船の上からウサギを見つめます。

その手には赤いボタンが一つでけある、黒い小さい箱が。


「?」


ウサギはそのボタンをポチッとな。


爆音と共に船は吹き飛びました。



ーーーーーーーーーー



数年後、異世界に転生したタヌキは獣人となり、火魔法の得意な魔法使いとして、その背に炎を纏いながら戦い続けましたが、ウサギだけは何とも苦手でした。


おしまい

た、タヌキが不憫過ぎる・・・そしてウサギが怖過ぎる・・・


この作品は「ソバット」が書きたかっただけです。


ごめんなさい。

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