6 俺も冒険者だぜ!
「こんにちは〜」
未来の英雄が登場ですよ〜っと...
「は〜い、今いきまーす...これやっといて」
「へーい」
ふむ、見た感じ若い人いないなぁ、中途半端に髭を生やしたおじさんとかが大半をしめてるな
「こんにちはお嬢ちゃん私はギド、ここのギルドマスターだ、それで?依頼を頼みに来たのかね?」
カウンター裏から出てきた男はかなり老けており髪の大半が白髪で覆われていた
「いや、冒険者になりに来たんです」
「ほぉ、久しぶりの新規冒険者様じゃな、何か説明はいるか?」
「うーん、じゃあ聞かせてー」
チュートリアルだなぁ〜俺チュートリアルが一番ワクワクするときだと思うんだよね
「まず冒険者にはランクがあってのGランクからSランクがありのじゃ...まぁSSランクとかもっと上があるがそれは気にしなくて大丈夫じゃぞ」
「おっけー、理解したよー」
「いやぁ〜この話をしたのも随分と久しぶりじゃの〜」
「ん?あんまり人気ないの?冒険者って」
久しぶりっていうほど新規の人がこないとは冒険者ってのはオワコンなのか?
「いやいや、大人気じゃよ、じゃかここら辺の依頼は良いものがなくてな冒険者になる人が多い若い人は別の街に行くことが大半なのじゃよ」
「はぇ〜立地の問題か、世知辛いね」
「まぁ、それでものんびり暮らすには良い場所ではあるからの、こうして出世欲のない負け犬どもが集まってあるのじゃよ」
こう話していると盗み聞きしていた冒険者が
「へへへ、そういうこった」
「依頼を少しやって酒を飲むのもいいぞ嬢ちゃん」
「薬草集めだけでも生きられるからの」
とヤジを飛ばしてきた
「まぁこんな感じだ...それじゃ冒険者手続きをやっていくぞ...と言ってもこれを使えば大体のことはこれでわかるからめんどくさいことは無いから安心しなはれ」
そういいギルドマスターはカウンター下に潜り大きな水晶玉を取り出した
「おお〜水晶玉だーデケェなあ、ボウリング玉ぐらいのデカさはあるな」
「ここに手を乗せたらステータスがわかるぞ...あ、その前にこの紙に血を付けてくれ」
「自分の意思で指切るのかぁ〜切ったあとってなんだか熱くなるよね、あとナイフ貸して」
「わかるぞ、はいどーぞ」
......痛ッ...よし
「この紙に血を垂らすのってなんの意味があるの?」
「あぁ、これは犯罪をしたことがあるか確認する魔法だじゃよ、犯罪歴があるとギルドカードは作れないのでな...うん、色は変わらないし大丈夫じゃな、それで最後に水晶に手を乗せてくれ」
さぁ!ついに俺のステータスがわかるぞ!...といっても平均がわからんな...
「なぁステータスの平均ってどれぐらいなんだ?
「平均か...Gランクの平均は体力が20ぐらいで魔力が10ぐらいじゃな」
「なるほど、とりあえず見てみるか」
「そうじゃな...あ、水晶からでたステータスは自分しか見えないからの〜」
「あ、はーい」
さぁ!どんなステータスだ!
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アリス レベル3
体力20/20
魔力45/45
スキル
【暗視】 【痛覚軽減】
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「...あれ?これだけか?情報量少ない...魔力もなんだか多いな...」
それに...なんだこの名前...俺の前の名前じゃないし...この体の名前か!なるほどなぁ〜アリスって言うんだなぁ〜...モトマにまた会ったときどう説明したらええやろ...あとレベルアップっていつしたんだ?
「あぁそうだ言ってなかったの、うちの水晶安物だからね性能が低いんじゃよ、まぁそれでも最低限の情報が見れるしの、特に困っとらんわい」
「なるほど〜」
「あとその水晶にこのカードを押し当てると身分証になるんじゃ」
「なるほど〜」
「これを無くして再発行をする場合は金が必要だから注意するんじゃぞ」
「なるほど〜」
「話聞いとる?」
「チュートリアルは真剣に聞くタイプだから大丈夫だよ」
「何言ってんのかわからんがわかった」
「それじゃ俺早速依頼しに行っていいのか?」
「うむ、大丈夫じゃぞ...と言ってもあそこのボードを見てみぃ、薬草集めと街掃除ぐらいしか依頼がないからのぉ...」
ほんとにすることが無い街なんだな〜ここ
「まぁ、ここで金を少し貯めてから別の街に行くこともいいかもな」
「それも悪くないと思うぞ、すこしだがゴブリンもここら辺に確認されてるしな」
「ま、俺らはゴブリンにも勝てないけどな!」
「「ガハハ!」」
さて、後ろのおっさんの言葉は無視して...
「んじゃ、この薬草依頼してくるわ」
「ん、了解じゃ、依頼を達成するにはそこの依頼に書いてる個数の物を用意すればよいから頑張ってくるんじゃぞ」
「はーい」
よっしゃ、頑張っていくか!
俺の冒険はこれからだ!




