↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ユニークスキル『箱庭ガチャ』でハーレム&スローライフ!〜集まったのはなぜか子供と老人とおっさんでした〜  作者: 砂糖


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
74/78

ついに若い女の子が!?

ラディと田中さんのやり取りを横目で見ながら俺はアリアナにガチャを引きに来たことを伝える。


「従者ガチャだけではなく、住民ガチャも引かれるのですか?」


「いや、迷ってるんだよな。正直、今の住民たちでも街は発展しつつあるしすぐに増やす必要もないかなって。でも若い女の子が出る可能性もあるだろ?」


「…………」


「いや、でも可愛いメイドが一発で出れば今日は住民ガチャは回さないな」


「わかりました、いつも通り住民の説明の準備をしておきますね」


 おい、それは最初から出ないと言ってるようなものじゃないか。

 俺には天運スキルがあるんだぞ?ここらでそろそろ神引きするかもしれないだろう。


 俺は一旦煩悩を無くすために精神統一をすることにした。

 坐禅を組み、瞑想を始め……


「とうとう私の主はおかしなことを始めました」


「元からでは?」


「春樹くんは元から変だよ」


「そこ!3人とも聞こえてるから!」


 全く……黙って瞑想も出来やしない。

 俺は今、頭と心を落ち着かせることで可愛いメイドが出てくる確率を高めているのだから。


「はい、春樹くん落ち着いて。ヒッヒッフーだよ」


「よく分からないが主様、ヒッヒッフーです」


「さあ、この調子でヒッヒッフー」


「……それ出産の時のラマーズ法だよな?」


 俺は妊婦か何かか?


 田中さんはニヤリと笑っているがラディもアリアナもポカンとしている。

 何かは分からないまま田中さんの悪ノリに乗ったということだ。


 ラディにはお説教として、全身緑のタイツを着て貰うべきだろうか。

 いやだめだ。次にそんなことをしたら本当にシュパッと首をいかれるかもしれない。


 ……あの股間の隠密という文字の刺繍のせいで。


 というか俺はガチャを引きに来たのだ。

 すっかりみんなの悪ノリのせいで忘れかけていたが、俺は可愛いメイドを当てるために瞑想していたのだ。

 決して出産を控えている妊婦ではない。



 俺はいつも通りガチャ画面を開き、従者ガチャの11連ボタンを押す。


 現れるカプセルの色は白ばかりだがその中に1つだけ金色のカプセルがある。


「アリアナ!今日の俺はやはりひと味違う。天運スキルと瞑想の効果が早速現れたぞ!」



(N)パン10個

(N)木材

(N)パン10個

(N)銅貨10枚

(R)銀貨100枚

(N)木の剣

(N)木材

(SR)侍女見習い ヘレナ 10歳

(N)薬草

(N)パン10個

(N)薬草



「くっ……そうじゃないんだ」


「おめでとうございます領主様。11連でお目当ての若い女の子が当たりましたよ」


 確かに一瞬若い女の子でメイドが出たと錯覚したのだが、よく見たら若すぎる。


「春樹くんってロリコ……いや、うん。いいと思う。ここは春樹くんの箱庭内だしね」


「主様……ちょっと見損ないました」


「おい、お前たち。俺はまだ何もしていないだろうが」


 さすがに俺も14歳下の未成年に手を出すほど飢えてはいない。

 いや、飢えてはいるが常識はある。


 とりあえず俺は不老になってしまったし、ヘレナがこのまま成長して年頃の女性になればなくはないかもしれないが。


「あ、あの。侍女見習いのヘレナです。これからよろしくお願いします!」


「ああ、無理して怪我したりしないように。体調が悪くなったらすぐにマーサかセバスに言うこと、困ったことがあれば俺にいつでも言ってくれ」


「ありがとうございます!」


 笑った顔が可愛らしいし、元気もあってよろしい。これからが楽しみな侍女見習いである。


「…………」


「春樹くん……」


「領主様……」


「何が言いたいんだ」


 みんなしてそんな目で見てどうしたんだ?

 ちゃんと善し悪しの分別ぐらいついているぞ。


「主様、私たちがこの街に来た際にはそのように声を掛けてもらった記憶はありません」


「……気のせいじゃないか?」


「いいえ。どちらかというと侍女見習いより私の方が怪我したり危ない可能性があるのでは?」


「何のことだかわからないぴょん」


 ふざけてそう呟くとラディの目が対象物を見つけた目をした。


「アリアナ、ヘレナに屋敷の場所を教えておいてくれ!俺は逃げる!」


 そして俺は急遽、ギルドから一目散に逃げだしラディに捕まらないという緊急ミッションが始まったのだが、もちろん俺の足ではラディから逃げられるはずもなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。