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ユニークスキル『箱庭ガチャ』でハーレム&スローライフ!〜集まったのはなぜか子供と老人とおっさんでした〜  作者: 砂糖


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発展する物流事情

あれから数日、何事もなく平和だ。思ったよりも平和過ぎてびっくりしているぐらいだ。


 この数日は何をしていたかというと服飾店で働いていたというエリーのために職人用工房と空き店舗を設置した。

 モンスターの毛皮などはあるがそれだけでは足りないので影の護衛としてラディを連れ現実世界で生地や見本として服屋で色々な服、ミシンなどを購入した。闇属性のラディやアスは影収納のスキルが使えるらしく時間停止機能はないが容量は関係ないとのことで荷物運びとしても優秀だった。


 これでこのユグドラシルでの服事情が改善されるだろう、今まではみんなに何着か買ってきた服を獣人用に手直ししたり、使用人たちはマーサの浄化頼りだったからな。


 そして思わぬ収穫だったのは郵便局だ。

 元受付事務吉田さんの職場として郵便局で何か仕事をしてもらおうかと思って設置したのだが、なんとこの郵便局現実世界に配送可能だったのだ。

 女性で年齢もかなり年配になりつつあるから楽な仕事をと思ったがどうやらバリバリ働いてもらわなくちゃいけなさそうだ。


 伝票などを書いたら転送窓口というところに手紙や郵便物を入れると即日配達される仕組みらしい。

 誰もいないのに置き配で荷物が届くって怖くないか?と思ったのだがどうやら最近は空間魔法のスキルで空間を切り裂き荷物を届けたり、物質転移を使って独自の配達をしている配達業者があるみたいで、それなら俺がこの転送窓口を使って配達しても問題ないだろうということになった。


 今まで通販で物を頼むと現実世界の家に届いていたが、宛先をユグドラシル郵便局宛にすると、注文した商品が待ち時間なくすぐ届くという仕様になった。決済方法はカードのみだが、この郵便局が優秀すぎてガチャが渋いと言ったことを許して欲しい。


 これでアスと話して今は俺がみんなに給料を払っているだけだが、魔導具やポーションを売ったり武器や服、野菜などを売って得た利益の3割程を税金として受け取り、街の発展に役立てていく。


 みんな一律ではなく、従者は俺の雇用という形なので税金はなし。書類や事務仕事の人は少なめで魔導具や武器、モンスターの素材を売る人は少し多めといった設定だ。


 俺はもう少し少なくてもいいんじゃないかと言ったんだが他の住民たちはいい環境に住めて楽しく仕事ができてるのだからこれぐらいはさせてくれと逆にお願いされてしまったのだ。


 みんなに還元できるように俺も頑張らないとな……と、まあこんな数日を送っていたわけなんだが今俺の目の前にはジャージ姿のハイエルフと悪魔がいる。


 どうしてこうなった……?


「どの商品を売るかの話し合いに来たのはわかったんだが、なぜ2人ともジャージなんだ?」


「これはエリーさんが作ったジャージの試作品らしく我々で着心地を試しているのです。問題がなければエリオットさんに自動修復や浄化といった付与を付けてもらい販売する予定とのことです」


「このジャージは素晴らしいぞ、動いても可動域を限定しないし、生地が薄いので羽根を出すことも可能だ。例えばこれに物理防御を付与したらこれで戦争に行っても問題はないぐらいにな」


 違う方面で問題になりそうだよ。戦争が始まって魔王軍幹部がジャージ姿とかちょっと嫌じゃない?遊びかなって勘違いしちゃうよ。


 ……はっ!そうやって油断させる作戦か?


「中々やるじゃないか…」


「え?」


「いや、なんでもない。それで売る商品の話しだったよな」


「ああ最初はネットオークションで現実世界の市場が崩壊しない程度にポーションや魔導具、具体的には中級ポーションや上級ポーションだな。エリクサーはさすがに簡単にオークションには出せない、どんな病気も怪我も死者すらも死んで1時間以内なら蘇らせることができるからな」


「そのかわり世界樹の果実は時々販売しようかと思います、1個で大体1年の寿命が伸びるのでエリクサー程ではないですがかなり高く売れるでしょう。プレミア価値をつけたいので頻繁には売りませんがね。そして魔導具は今エリオットが作っている魔導スマホやアイテムバックなどをメインに販売しようと思います」


「アイテムバックはわかるんだが魔導スマホってなんだ?」


 名前からしてスマホなのはわかるが魔導具のスマホと普通のスマホの違いがわからない。


「現実世界のダンジョンでは電波が届かないとのことでしたので、ダンジョンでも問題なく使えるスマホを作成中とのことです。値段を高めに設定しておけば一般市民は手が出せず、ダンジョンに潜る高ランク冒険者は手に入る。そして何かあれば助けを呼べたり今までは録画での配信者活動をしていた者たちがリアルタイムでの配信が行えるといったメリットがあります。これなら我々も儲かり、既存のスマホ会社も潰れずやっていけるかと」


 凄すぎて言葉が出ない。リアルタイムで配信?そんなことが可能になれば万が一のことがあってもそのモンスターの情報やダンジョン内の危険をいち早く地上に知らせることができる。

 これは多少高くても冒険者や配信者は買うだろうな…そして何より作れるエリオットがすごいということがわかった。



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