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公爵家に産まれましたが令嬢でも平民でも無いけど可愛い弟と魔法があるので今日も楽しいです  作者: 水那


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姉、首を傾げる


はつりと瞼を開けると意識が浮上し

最初に見えたのは見慣れた天井。


手触りに、後頭部に背中、お尻と

布に触れている感触は慣れた感触で


「いつ、ベットに?」


起き上がり、サイドテーブルに置いてある

ガラスのピッチャーからハーブ水を

コップに入れ、一気に飲み干す。


ベットから腰を上げ、数歩歩き厚での

カーテンを開ければ冷たい空気が体に

触れ、寒さと共に昨日の記憶を思い出す。


学園から帰ってきて、自室でディランと

フレディにルイとで話をしていて、


そうだ。部屋に入った途端、眠くなって


「話しながら、寝てしまった?」


でなけれは、ベットに入った記憶が

ある、はず。


「ディランにもう分けない事をしたわ」


領の話を聞きたいと忙しい中、来て

くれたのに。


少し重い息を溢しながら窓を開け

空気の入れ替えをしたのち、

いつもの様に机に向かい2つの

工房から届けられる現状と報告が

書かれている手紙を読む。


生活魔法道具は横這い。


新しく参入してきた店もあり

様子見といった状態。


紙刺繍工房は刺繍の刺し方が

気に入った職人に個人が注文を

できる様になると話を流している

事もあり、少し売り上げが落ちている

ものの、


「引き抜き禁止、紙以外の刺繍も禁止」


このルールがご婦人達に思う事が

あるものの、


「お針子さん達の仕事を守る為に

納得をしてもらわないとねぇ」


それぞれにその職で生計を立てている

のだから、脅かす事はしたくない。


紙刺繍を販売した時にも駆け引きが

あったが、


お互いに領分を守り破らない。



これを鉄則としてお針子さん達を

抱える工房やデザイナーは納得

して貰っている。


「ここは徹底しないと」


重要事項を頭に入れ込み、返事を

書いていると、3回ノックの音が

聞こえ、


首を傾げつつ入室の許可の返事をすると、


「おはようございます。エスメ様」


マルチダが姿を見せ、

起きるのが遅かったのかと慌てると


「昨日、入浴をしておりませんので

その準備に参りました」


無に近い表情のまま告げられた言葉に


「あ! そうよね。ありがとう、

お願いします」


昨日のことを思い出し、お礼とお願い

を伝えると、


「失礼します」


腰を折り一礼をしたのし、真っ直ぐと

姿勢を正しお風呂へと向かう姿を見送り、

いつもより早めに終わる様に、手紙も

要点だけを書き、


「エスメ様」


終わりと同時に入浴を進める為の

マルチダの声に立ち上がり、早足で

部屋を歩きマルチダの協力の元もあり

早々に終わらせ部屋を出ると、


「エスメ様、こちらへ」


お母様専属である数人のメイドさんに

呼ばれ絨毯に布を引かれた場所へ立つ様に

五指で指された場所に立つも


「あ! 待ってくださいね」


皆がそれぞれに仕事がある中、自分の

為に仕事を増やすわけにはいかず、


風と火の魔術を同時発動させ、

髪と共に体から乾かすと、


小さな驚きの声と歓喜の声が聞こえた

ものの


「ありがとうございます」


マルチダの言葉で手を止めていた

メイドさん一斉に動き出し、

髪と体にオイルを塗られ、軽くマッサージ

もされ、制服を着ると、

髪とメイクを同時に勧められ、


朝食への誘いにきてくれたフレディの

ノックの音か聞こえてきた時には

全てが終わっていた。


「ありがとうございます。フレディ

入っても大丈夫よ」


お礼は手伝ってくれたメイドさんへ

最後は扉の外で中の様子を伺っている

フレディへ。


一礼をくれたメイドさんが達が部屋を

出ていくとフレディが入ってきて、


「ご準備整っているようで、

安心いたしました」


従者らしい笑顔と共にチクリと刺してきた

言葉に、驚き返事を返せずにいると、


「ディラン様とルイがお待ちですよ」


何かを納得したのか小さく頷いた後、

移動を促す言葉に、フレディの

考えと気づきに心当たりなど無く、

心の中で首を傾げ不思議に思いつつ

フレディとマルチダと共に

部屋を出た。



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