18
「・・・ハッ!?」
どうやら俺は意識を失っていたらしい。
「ようやく目が覚めたか、まさか気を失ってるとは思わなかったぞ」
副ギルマスとギルマスが一緒に俺を見ていた。
よく見ると、そこは俺が拘束されていた部屋だった
気を失っている間に運んでくれたらしい。
「わざわざありがとうございます」
「いや、気にするな。それに運んだのは俺達じゃないからな」
礼ならそいつらに言え、と俺の後ろに目線をやっていた。
俺は後ろを振り返り、背後に立っていた人物達を見た。
・・・なんだこいつら?
「あの、この人達は・・・」
「そいつらはチーム【棺桶ジャパニーズ】のメンバーだ」
誰が見てもイケメンだろう四人組が棺桶を担ぎながら踊っていた。
「変な奴らだが、実力はあるんだ・・・。
ちなみに、チーム名が長いから冒険者仲間からは棺ジャニって呼ばれてるぞ」
嫌だよそんな〇ャニーズ、出棺系アイドルってか?需要ねーよ。
「あ、あの・・・ここまで運んで頂きありがとうございました」
そう俺が言うと、フッと微笑みながら去っていった。
「目が覚めた事だし、試験の結果を発表するが良いか?」
「あ、はい!」
結構頑張ったから合格であって欲しい・・・。
「・・・合格だな。ラインギリギリだが、合格には違いない」
「っしゃあああぁぁぁあああああ!!!」
この瞬間、ただの加工食品であるベーコンが冒険者になった。




