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異世界ベーコン  作者: もょもと
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19

「こちらが冒険者カードになります」


受付嬢から冒険者の証を受け取る、思ってたよりも小さめなカードなんだな。


「それと、これから冒険者になる方々にはギルドからカードと共にコチラも渡しているんです」


そう言うと、受付嬢が一冊の魔法書をこちらに差し出してきた。


「これは?」


「こちらは魔法書になります。冒険者になったばかりの人達が

早死にしない様にギルドから一冊プレゼントしているんですよ」


ただ、覚えれるのは初級魔法で

尚且つ覚える魔法がランダムという代物だった。


ランダムなのが気がかりだが、タダで貰えるならありがたい。


早速中身を読んで魔法を覚えてみよう。


魔法書を開くと、頭の中に魔法の情報が流れ込んできた。


「・・・良い魔法は覚えられましたか?」


受付嬢からどんな魔法を覚えたか聞かれた。


「え、えぇ。まぁ・・・良い魔法なんじゃないですかね・・・?」


俺は引きつった笑顔を浮かべていた。


その後、受付嬢から冒険者ランクの事や依頼書の事等を聞いた。


冒険者ランクはE~Sまであり、現在の俺はEランク。初心者なので最下位なのだ。


決して肉体能力が低いとか、ベーコンだからとかそんな事ではない・・・はずだ。


依頼書はギルドの一画に掲示板として貼り出されている為

そこから自分に合った依頼を見繕って受付に渡すらしい。


勿論ランク以上の物は受けれないし

PTが必須なクエをソロでやるという行為も出来無い。


なので、俺はソロでも出来そうなクエストを探している。


「んー・・・出来そうなの薬草採取位か?」


Eランクでもモンスター討伐関係の依頼はあるが

いきなり戦闘はちょっと・・・ね?


なんたって前世の俺、ただの一般人だし。


受付に依頼書を出し、具体的な内容を確認する。


「薬草採取の際には、こちらの本をお持ちください」


貸してくれた本は薬草の見分け方等

色んな事が初心者でも分かるように書いてある本だった。


俺はその本の中身を一通り見た後、街を出て森へと向かった。

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