表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
頭ぶつけて異世界とかwおっさんがちびっこ妖精達と冒険してたら最凶ファミリーが出来ました。リミットレスのおっさんと最凶ファミリーが異世界を席巻する。  作者: 駄犬X
真・魔界編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

232/232

魔界観光。

 皆で昼食を食べた後、フラムと共に世界樹へと転移した。三輪バギーを取りに行く為だ。このまま魔界を歩いていると、時間が掛かり過ぎるので三輪バギーで移動する事にしたのだ。


 あるものは使わないとw!!


 と言う事で妖精達の工房区に入り、バギーを置いてある倉庫へと向かう。妖精達に聞くとメンテナンスは終わっているのでいつでも出動可能だとの事だ。


 ちなみに前回、少しエンジン音がうるさかったので静音に改良しておいたと説明された。サイドカーにフラム用のベビーシートも作ってあった。


 俺はバギーに触れるとそのまま魔界まで転移で戻った。


 それを見た瑠以、要、エミルは一様に驚いていた。


「…まさかこの世界で三輪バギーを見るとは思わなかったですよ(笑)!!」

「…大きいですね。これ…どこから持って来たんですか(笑)?」


 笑う瑠以と要の隣で、エミルが俺を見て言う。


「…まさか、コレ地球から持ち込んだんじゃ…?」

「いや、正真正銘この世界で作ったモノなんだよ。魔素をエネルギーとして動く完全エコな三輪バギーなw?」


 逸鉄は興奮しながら一頻り、バギーを見て周った後、俺を見る。


「ホワイトくん!!これ、カッコいいな!?どうやって作ったんだ(笑)!?」


 もう今更なので隠す事なく話した。


「作ったのはティーちゃんとシーちゃんなんだよ。ちなみに発案の元になったのは地球の家に置いてある三輪車なんだよw!!」

「あのちびっこ二人が作ったのか!?」

「あぁ、そうなんだ。二人がうちにあるアメ〇カンバイクをモデルに後輪タイヤを二つ付けて三輪にしたらしいんだよ!!で、サイドカー付けて皆で移動できる様にしたんだってさw」

「あの二人、只者じゃないですからね。しかし、これを作ったのは驚きですけど(笑)!!」

「…あの二人、幼児だと思ってたけど…かなり凄いんですね(笑)」


 鑑定を持っている瑠以には二人が何者か分かっているのだろう。要はティーちゃんとシーちゃんの正体を知らないので驚きつつ、苦笑いを見せていた。


「…コレ、本当に動くの?試運転とかはしてる?」


 動くかどうか半信半疑のエミルに、もう既に一度、長距離を運転しているから大丈夫だと説明した。


「…ふーん、ちゃんと動くなら良いけど…」


 エミルはどこか不安そうだ。


「…もしかして…乗り物酔いするとか?」

「…わたし、バイクも車も乗った事ないから…たぶん大丈夫だとは思うけど…」

「一応、サスペンションにはかなり拘ったって言ってたから、揺れはほとんどないよ。実際、長時間運転しても身体は痛くなかったからね」

「そうか~凄いな~!!わたしにも一台、二人に作って貰おうかな~(笑)!!」

「逸鉄は免許持ってんの?俺は一応中免までは持ってんだけど…」

「あぁ、わたしも持ってるよ!!いや、正確には『地球で持ってた』だな(笑)!!やっぱりヒーローはバイクに乗って登場するのがカッコいいからね!!」


 そう言いながら笑う逸鉄。そんな逸鉄を見てエミルが呟いた。


「…ぁ、逸鉄さんってヒーローを意識してそんな格好してたんですね…」


 その言葉に衝撃を受ける要、瑠以、そして逸鉄。


「…まさか、エミルさん…今、気付いたんですか…?」

「この格好は大体、戦隊ヒーローでよくあるコスチュームですよ!?」


 要は今気づいたエミルにドン引きしている。瑠以はその格好が戦隊ヒーローを模した格好だとエミルに説明していた。


「…エミルくんは今まで…わたしの事を何だと思ってたの…?」

「…いや、なんて言うか…その~、ヘンな格好してる人だなって…」


 …あらら、ハッキリ言っちゃったなw?


 案の定、逸鉄はテンション激下がりで、背中を向けて蹲り、ブツブツ呟いていた…。


 ちなみに逸鉄は地球で大型二輪免許持っていたそうですw


 昼食後の後片付けをした後、俺達は山岳地帯に向けて三輪バギーに乗り込んで出発した。


 運転席の左右のサイドカーにはフラムと逸鉄を乗せる。運転は俺がするが疲れたら逸鉄に変わって貰う予定だ。


 その後ろ、二台のサイドカーには瑠以と要が乗り込む。そして真ん中にある一段高い特等席のシートにはエミルを乗せた。


 乗り物酔いを考慮して一番、振動の少ないであろう席に座らせたのだ。そして俺達は魔界大陸の大きな街道を、三輪バギーで爆走した。



「三輪バギー乗って荒野走ってると世紀末っぽいよね~(笑)」


 笑いながら言う瑠以に突っ込むエミル。


「…世紀末って…何?」

「えっ(笑)!?知らないんですかっ(笑)!?漫画ですよ漫画(笑)!!あた〇たたたたっって言うヤツ(笑)!!」

「…何それ(笑)?」

「北〇の拳ですよ!!経絡秘孔突くあの漫画です(笑)!!」

「…あぁ、タイトルは聞いた事あるけど…。わたし読んでたのジョ〇ョくらいかな…」


 エミルの言葉に驚く要。


「…へぇ、ジョ〇ョは読んだ事あるんですね。あの漫画の世界も独特で良いですよね」


 瑠以、エミル、要の漫画談議に突然、逸鉄が割って入る。


「その作者の漫画ならわたしも読んだことあるぞ(笑)?魔〇年ビー〇ィーとか、バオー来〇者とかだな!!」

「あっ、それわたしも読んだ事ありますよ!!後はゴー〇ャス☆アイ〇ンとかも良いですよねっ!?」


 逸鉄の話に食い付く瑠以。更に二人の話は盛り上がり、漫画から特撮の話に発展した。


 キカ〇ダー、キョー〇イン、ライ〇ン丸…。もうここまで来ると要とエミルは話に付いていけなくなっていたw


 俺の右側のサイドカーではフラムが運転ごっこをしている。


「う~っ!!うぅーっ!!」


 バギーの音を真似ながら、サイドカーに付いているハンドルを握っている。そうこうするうちに山岳地帯の麓まで来た。


 俺は一旦、バギーを止める。山の入り口に門があるのだ。レーダーマップで確認して見たが、他に道はない。さらに南へ行くにはここを通過するしかないようだ。


 俺はバギーから降りて門へと近づく。すると門衛と思われる人狼達が現れた。


「お主らは何者か?何用でここに来たのか?」


 対応が敵対的ではないので、取り敢えずはほっとした。俺は通行証を見せつつ、魔皇フィーアの招待を受けて魔界の首都『マノシュート』を目指していると話した。


「ここより他に道がなさそうなので、通行許可を頂きたいのですが?」

「ふむ。少し待たれよ…」


 そう言うと人狼の隊長らしき人物が俺の渡した通行証を光に透かして見る。


「…ふむ。確かに本物の魔界通行証だな。通行を許可する。しかしその乗り物で山に上がる場合はくれぐれも安全運転で頼む。ここは山全体が街なのだ」


 確かに、フラムと上空から観察した時に見ていたが山のあちこちに集落があった。ゆっくり安全運転で行った方が良いだろう。


 俺は人狼隊長の言葉に頷きつつ、お礼を言ってからバギーに乗り込むと開門した山へとバギーで上がって行った。



 緩やかな坂のあちこちの開けた場所に、集落や施設などがあった。しかし、俺達がバギーで通過しているにもかかわらず、人狼達は特に驚くふうでもなく、むしろ手を振ったりしてくれる。


 不思議に思いつつ、道の駅?の様なところで、通りがかりの人狼に聞いてみた所、この手の乗り物や、機械などは魔界に存在しているので特に驚く事は無いと教えてくれた。


 更に聞くと、『トキオ』という人間が魔界に機械などを広めたようだ…。こういうモノを作る事が出来る人間か…。おそらく召喚者か転生者だな…。


 話を聞いた後、俺達は広いスペースにバギーを止めて、一旦休憩する事にした。広大なスペースに市場や、料理屋、雑貨屋、武器防具屋、宿屋、風呂屋などがある。


「いいな~。こういう道の駅は色んなモノがあるからね!!皆で魔界グッズ買いに行こうか!?」

「良いですね~。皆のお土産に色々買っておきたいですね~(笑)」


 逸鉄の提案に賛同する瑠以。要とエミルも乗り気だったので自由時間にして好きにさせる事にした。


 しかしコイツら、買い物するって言うけど金持って来てんのかよw?


 そんな事を考えていると全員が俺をじっと見ていた…。コイツら、しょうがねぇなw


 俺は仕方なく全員にお小遣いを渡した。一人、五千ゴールドづつ。これならそこそこ買い物できるだろうw?


 それからと言いつつ、逸鉄、瑠以、要、エミルで一緒に行動する事を強く念押しした。


「単独行動はするなよ?良く解らない土地だし、治安に付いても良く解っていない。絶対、四人で行動する事、良いな!?」


 俺の忠告にうんうんと頷く四人。


「ホワイトさんはどうするんですか?」


 瑠以に聞かれたので、フラムをサイドカーから下ろしつつ答える。


「フラムと一緒におやつ食べてくるよ。スイーツっぽいのがあれば良いけどね」

「集合場所はどうします?ここで良いですか?」


 要に聞かれて答える。


「そうだな。ここにしようか。ただこういう世界だから一応バギーは隠しておくよ。要、ここの場所をマークしといてくれ」


 俺の指示に頷く要。


「分かりました。買い物が終わったら皆でここに戻ってきます」


 その言葉を聞いて皆を送り出した後、俺はバギーに『遮蔽』を掛けてから、フラムを抱っこして市場に向かった。


 かなり大きな市場だ。山岳地帯だから農産物ばかりだと思っていたが海産物なども置いてある。


 俺は驚きつつ、フラムと一緒におやつを出していそうな店を探す。しかし市場だとどうしても食事処が多い。俺は市場の人達に甘味処があるか聞いてそこへ向かう事にした。


「フラム。今日のおやつ、何食べたい?」


 俺が聞くと抱っこしていたフラムが考える。しばらくして俺を見上げて声を上げた。


「あぅぁ、おぅおうぃーう!!」

「…えっ!?おっ、おぅおぅいーんう?」


 するとフラムは違う違うと首を横に振る。


「あぅぁ、おぅおうぃーう!!」

「…あぅぁ、おぅおうぃーう…って何だw?」


 その時、思い出した様にフラムが俺の額に小さな掌をぺちっと当てる。その瞬間、フラムが記憶を流してくれたので『おぅおぅぃーう』の正体が分かったw


「ごめんごめん、『ソフトクリーム』だったんだなw?」

「あぅあぅ!!」

「じゃあ、ソフトクリーム出してくれるお店探してみるか?」

「うぅっ!!(うんっ!!)」


 俺はフラムを抱っこして教えて貰った甘味処へと向かった。しかしこの世界でソフトクリームあるかな…w?


 そんな事を考えつつ、教えられた場所へ到着。


 …あったよw


 『ソフトクリーム、あります』の看板が設置されていたw


 俺はフラムにソフトクリームを食べさせつつ、俺も抹茶クリームどら焼きを買って食べた。まさかの魔界でスイーツ食べられるとは驚きだ。これも人間の…と言うか召喚者や転生者の影響なのかなw?


 そんな事を考えつつ、集合場所へと戻る。しばらく待っていると、みんな戻ってきた。色々、買い込んで来た様なので、俺がアイテムボックスで預かっておいた。


 俺達は再びバギーに乗り込み、山道を更に南へと進んでいく。運転を逸鉄に変わって貰い、俺はサイドカーに乗る。


「じゃあ行くよ!!」

「…あぁ、任せる。安全運転で頼む…」


 そう言いつつ、俺は仮眠を取る為にサイドカーで眠る。三十分程、平常運転で進んでいたバギーが突然、急停止した。


 俺はサイドカーの縁に頭をぶつけて起きた。


「…うぉっ、痛っ、どうしたっ!?何かあったのかっ!?」


 飛び起きて問う俺に運転席手に座っていた逸鉄が言う。


「…止められた。ホワイトくん、どうする?」


 言われて周囲を見た俺は驚いた。何がどうしてこうなったのか…?俺達は二百体程の人狼達に囲まれていた…。

 いつもアクセス、ありがとうございます。今週から並行してアルファポリスで書いている異世界地味子の制作を進めています。もう少し先になると思いますがあちらもどうぞよろしくお願いします。 <(_ _)>


 今年もセンチピード(ムカデくん)との闘いが始まりましたよw

既に二体…というか二匹?デカいのとこんまいの討ち取りましたぞw!!皆さんも気を付けてねw

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ