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頭ぶつけて異世界とかwおっさんがちびっこ妖精達と冒険してたら最凶ファミリーが出来ました。リミットレスのおっさんと最凶ファミリーが異世界を席巻する。  作者: 駄犬X
真・魔界編

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徒弟。

いつもアクセス、ありがとうございます。本日から新章に入ります。

よろしくです。 <(_ _)>


 ―魔界。それは最後のフロンティア。そこには人族の想像を遥かに超える文明があり、魔族が多く住んでいる。


 この世界における魔界とは、この星の赤道から南にある、『魔海域』を超えた先の南の大陸の事を言う。


 強く巨大な波と、魔力を持った海獣類などが多く、南半球の魔海域やその先にある謎を解明しようとした多くの調査船団が、魔海域によって吞み込まれてきた。


 魔海域に囲まれた魔界大陸はドーナツ状の大陸である。しかし、その中心にある南極は分厚い氷に覆われており、1つの大陸を形成していた。


 大陸の中心、氷の世界に覆われた南極に当たる場所に、魔皇の住まう『魔皇城』がある。


 この物語は、異世界に召喚されたアンソニー・ホワイトと、転生者である(すめらぎ) 逸鉄(いってつ)が魔界で目にした、驚異に満ちた体験記である。



 東鳳(とうほう)から戻った俺達は孤児院にいたシスターと孤児達を迎え入れる準備をしていた。


 黒龍の里、東鳳の大供養に言っている間に、ラニエ、ベルシオ爺とライルの三人に、うちの館にいつ来れるのか、教会と孤児院に確認して貰っていた。


 三人は王都で診療所をやっていた時に、各教会と孤児院を周って診療していたのでシスターや孤児院達の事を良く知っているのだ。


 俺達が東鳳に出ている間に、話は纏まっていたようだ。朝食の後、片付けを終わらせてから俺は、ラニエから報告を聞く。


「…で、今はどういう状況なんだ?」


 執務室で俺とフラム、クレア、ティーちゃんとシーちゃん、そして報告に来てくれたラニエが座っている。


「今は若いシスターマチルダと子供達が移動の為に準備をしているそうです」


 更に話を聞くと、教会と孤児院を完全に閉める三日前には、こちらへの移動を済ませたいようだ。それが明日なのだ。


「…分かった。それなら宿舎の方の受け入れ準備を急がないとな…」

「いえ、皆さんが大供養に行かれている間に、既にレーナさん達と準備は済ませてあります(笑)」


 そう言って笑うラニエ。


「…そうかw助かったよ。どこまで準備してるかも分らなかったからな。これで子供達の受け入れは出来そうだな」


 どうやらレーナさんとセーナさん、アマナ、憂子、ラニエ、ベルシオ爺とライルで準備を進めていたらしい。ついでにそこで生活する予定のリックにも手伝わせたそうだ。


 今までは宿舎の準備が出来てなかったので、リックは本館の方の部屋で生活させていた。シスターのマチルダと子供達が揃ってから、リックを合流させる予定だ。


 報告を終えたラニエは、ベルシオ爺とライルのいる本館二階にある、診療室の準備に戻った。


 シスターマチルダと徒弟として雇う子供達の状況も解ったので、俺達は下に降りて皆の訓練状況を確認する事にした。


 玄関ホールから外に出ると花壇とスロープのある向こう側の広い庭で、フィーちゃんとアマナがアイちゃん、未依里の魔法訓練をしている。それを瑠以(るい)(かなめ)が見ている。


 レーナさんは憂子とリックと共に、庭の花壇の手入れをしていた。


 二段目の丘では逸鉄が、融真、ジョニー、クライ、キースに武術と格闘を教えている。


 一番下の広場では、エイム指導の下、キャサリン、レイザ、ルドルフ、エミル、チャビーが魔障気を使った戦闘訓練中だ。しかし、今日はランディ達がまだ来ていない。


 いつもならこの時間には来てるはずなんだが…何かあったのか?しばらくキャサリン達の訓練を見ていると、ランディ達が現れた。



「…実は昨日、王宮から辞令が出たんだよ…」


 フィン曰く、昨日王宮からギルドに通達があり、PTに連絡が入ったようだ。


「…辞令?何の?」


 俺が聞くと、ランディがテンションの低い声で答えた。


「…異動だよ。国境防衛任務で俺達が行く事になったんだよ…」


 クレア、フラム、ティーちゃんとシーちゃんには引き続き、皆の訓練を見て貰う。そして俺は敷地の正門から奥に入った所にある警備員宿舎の一室で、ソファに座ってランディ達と話していた。


 どうやらランディ達に、南西にある軍港クロナシェルへの異動の辞令が出たらしい。恒例の国境防衛の任務だが、別のPTとの入れ替わりで軍港都市クロナシェルに異動せよ、との事だ。


「…ようやく魔障気訓練に馴れてきたとこなんだけどな…」


 そう言いつつ、溜息を吐くランディ。フィン、霍延(かくえん)、シグルス、カシスも一様に残念そうだ。


「まぁ、こればっかりは仕方ないんだ。どこのPTもそうだが、ずっと国境防衛任務やってると気が滅入るからな…」

「そうだね。ローテーションだからいつかはまた周って来るし…。他のPTにも休暇が必要だからね」


 そう話す霍延とシグルス。


「…そうか。任務なら仕方ないな…。けど、魔障気訓練はどこでも出来る。クロナシェルでも訓練は続けてくれ」

「…あぁ、分かってる。基本を確実にマスター、だったよな?」


 ランディの言葉に俺は頷く。


「うむ。何でもそうだが基礎が確実に出来てから次の段階だからな。焦らず、確実に成果を積み重ねていく事が一番だな」


 続けて俺は、ついでにクロナシェルと大河を挟んで南側にあるサウスサウザンド王国についても話しておく。


「…これはついでなんだがサウスサウザンドについても話しておくよ。北部領の総督はナゼルというオッサンなんだが…」


 先の帝国によるエニルディン王国への同時侵攻に合わせて、クロナシェルに攻め込んできたサウスサウザンド兵を撃退(正確には河のヌシが暴れた)した際の話をしておいた。


 撃退した後、一応警告をしておいたがヤツらは最前線に砦を作っているであろうと言う事を伝えた。


「その最前線の砦にどんなヤツが大将として駐屯するかは分からない。ヤツらの動きには気を付けた方が良いと思う。それから…」


 続けて俺は、サウスサウザンドの能力者についても話しておく。


 帝国からの能力者(スキル『マルチプルゲート』を持っていたヤツ)が派遣されていた事。更にサウスサウザンドにもサネル(スキル『バニッシュ』を持っていた女)や、ナシゴレン(スキル『(おぼろ)』を持っていたチンピラ)などがいた事を話した。いずれも俺達が撃破したが、敵能力者にも気を付けた方が良いと話した。


「…分かった。サウスサウザンドのヤツらには充分気を付ける。次に会う時は必ず、魔障気を体得しておくからな!!禅師のジジイと再戦するときはホワイト、お前が立ち会ってくれ!!」


 ランディの言葉に俺は頷く。


「あぁ、分かった。けど、焦って頑張り過ぎるなよ?それは皆も同じだからな?」


 俺の言葉にランディ達が強く頷いた。魔障気訓練の話をして、サウスサウザンドの情報を伝えた後、別れの挨拶をして皆でランディ達を送り出した。



 翌日、ラニエの案内で若いシスター、マチルダと孤児達がうちにやって来た。俺とフラム、クレア、ティーちゃん、シーちゃんとセーナさん、リックで皆を迎えた。


 セーナさんは今日は休日だ。孤児院をボランティアで周っていたので子供達の事を知っている。これから徒弟としてうちに来てくれる子供達を緊張させないように面識のあるセーナさんとラニエにも同席して貰った。


「皆、よく来てくれた。これからよろしく頼むよ」


 俺の挨拶に全員が元気よく挨拶を返してくれた。


「ホワイトさん。本当にありがとうございます。一時はどうなる事かと思いましたがおかげで皆、また一緒に暮らす事が出来ます」


 そう言って俺に頭を下げたのは若いシスターのマチルダ・コルネットだ。マチルダには子供達の世話係兼使用人をして貰う予定だ。


 そのマチルダに促されて子供達が自己紹介を始めた。


「俺は…」


 と言おうとして慌てて言い直す男児。


「僕はアイル、十二歳です。よろしくお願いします!!」

「僕も十二歳で、カイルといいます。アイルは双子の兄さんです。よろしくお願いします!!」


 ふむ。この二人は双子の兄弟だったのか。アイルは黒髪の短髪でカイルは濃いブラウンの短髪だ。細身で引き締まった身体だな。


「わたしはルミィ、十一歳です。隣にいるのは妹のミリィです。よろしくお願いします」

「…わ、わたし、ミリィです。六歳です。ょ、よろしくお願いします…」


 この二人は姉妹ね。ルミィは青髪のロングで落ち着いた感じの子だ。ミリィは赤毛のセミロングウェーブヘアだ。少し大人しそうな印章だ。


「…僕はジェム。八歳です。食べるのが好きです。よろしくお願いします」


 うんうん。太っちょくんだから食べるの好きなんだろうねw


「…わ、わたし、リル…えっと四歳。よ、ょしくおねがいします…」


 この子が最年少だな。銀髪でおかっぱヘアだ、四歳か…未依里と同じか…?

リルが挨拶をすると抱っこしていたフラムが反応して身体を捩ってリルを見る。


 フラムはリルを見てキャッキャッと手を振る。リルもフラムを覚えてくれていたのか笑顔で手を振ってくれた。


 うちのメンバーには後で順に紹介していくとして、まずは俺とフラムが挨拶をした。続いてティーちゃんとシーちゃんだ。


 俺達もボランティアで周っていたのでマチルダも子供達も覚えてくれていた。次にクレアが挨拶をした。


「わらわはクレアだ。(あるじ)の第一夫人であり、このホワイトファミリーの最強戦闘員だ。よろしく頼む!!」


 その自己紹介にドン引きする子供達。


 …もっと普通の自己紹介の仕方、教えとくべきだったな…。


 セーナさんとラニエはみんな良く知っていたので、改めての挨拶は省いた。

最後に挨拶をするのはリックだ。


 リックには事前に態度、言葉遣いに気を付けるようにと事前に話してある。

第一印象が大事だと言う事も教えておいた。 


 リックは緊張しながら挨拶する。


「…ぼ、僕は…リック。八歳だ。ホワイトさんの弟子でハンターを目指して…」


 そこまで言ったリックを俺は止める。


「…ちょっと待てw!!リック。弟子にするかどうかは徒弟としての仕事が出来てからだって言ったよなw?」


 その遣り取りに驚く子供達。


「ホワイトさんッそれ本当なのか…なんですかッ?」

「僕達もハンターになりたいんです!!」


 アイルとカイルが俺に食い付いて来たので、マチルダが慌てて二人を止める。


「ちょっと待ちなさい!!二人ともいきなり失礼でしょ!!」


 俺はマチルダを宥めつつ、リック、アイル、カイルだけでなく皆に言い聞かせるように話した。


「皆、よく聞いて欲しい。皆を徒弟として雇ったのは館の仕事を手伝ってもらうのもあるが将来的に皆が独り立ちできる様になって貰いたいからなんだよ。だからここで自分の出来る事や好きな事を見付けて欲しい…」


 続けて俺は皆に言い聞かせる。


「それがハンターなのか、商人なのか、錬金術師なのか。何でも良い。それを俺は止めないし出来る限り支援する。けど、それは徒弟としての仕事をきちんと出来てからだ。うちには色んなヤツがいるし、色んな人が来るんだ。皆が目指す事を支援できると思う。だからまずは目の前の徒弟としての仕事を覚えて欲しい…」


 俺の話に、子供達が目を輝かせた。


 俺は皆に徒弟をして貰う代わりに、皆にこの世界で生きていける力を付けて欲しいと思ってる。だからこそ、まずは徒弟として頑張って欲しいと思ってる。


 無理のない範囲でw


 続いて、うちには貴族や騎士、商人、ハンターなどの出入りがある事も話しておいた。


 次にうちで戦闘訓練している面々を紹介する為に、噴水横の庭に向かった。

最初の下りは新スタートレックのパク…いや、オマージュですw

最近、スタートレック・ピカードの続編見てましてw

シーズン1は見てたんですが、シーズン2とファイナル放送されてる事に気付かずw

最近、録画してみてます。やっぱりピカード艦長…と言うか今はもう提督ですがカッコいいですねw

カーク艦長も好きなんですが、個人的にはやっぱりピカード提督が好きですw

知らない方はぜひ、見て頂きたい海外ドラマですw


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