表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神眼の支配者 ~ハズレスキル【鑑定】が覚醒したので、俺を見捨てたSランク(予定)パーティを底辺から置き去りにします~  作者: イヌの名前はあとむ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
10/39

第10話:蠢く陰謀と、新たなる依頼

レイが最強の武器を手に入れ、王都の安宿で休息をとっていた頃。

王都の高級住宅街にある、地方貴族『バルト家』の屋敷の一室。

「……申し訳ありません、伯爵。ガイ様が、冒険者ライセンスを永久剥奪されました」

闇に紛れた密偵の報告に、豪華な椅子に座る初老の男──ガイの父親であるバルト家当主が、持っていたワイングラスを握り潰した。

パリン、と赤い液体が絨毯に広がる。

「馬鹿な……! 我がバルト家の次男であり、将来はSランクも確実と言われた天才のガイが……資格剥奪だと!? 原因は何だ!」

「『レイ』という、Fランクから急浮上したCランク冒険者の告発によるものです。そのレイは、第5層の階層主をソロで討伐したとの噂も……」

バルト伯爵の目が、憎悪に燃え上がった。

「Fランクのゴミ虫風情が、我がバルト家の顔に泥を塗りおったか……! 階層主のソロ討伐など、何かしらの不正を働いたに決まっている。おい、裏のギルド(闇ギルド)に連絡しろ。あの生意気なガキの首を持ってこさせろ。ついでに、その『眼』の秘密も暴いてやる」

「御意」

密偵の影が、静かに消え去った。

翌朝。

レイは新調した黒大剣を背負い、ギルドへと赴いた。

Cランクに上がったことで、受けられる依頼の掲示板が変わり、報酬の桁も上がっている。

「レイ君、ちょうどいいところに!」

受付嬢のミーシャが、血相を変えて駆け寄ってきた。

「どうしたんですか?」

「緊急の指名依頼が入ったの。王都近郊の村が、大量の魔物に襲撃されているわ。それも、ただの群れじゃない。誰かが意図的に魔物を操っている形跡があるの。現在、王都にいるCランク以上の冒険者に、一斉に強制招集がかかっているわ」

レイは掲示板の依頼書を見つめた。

【緊急クエスト:ルミナ村の防衛および、魔物暴走スタンピードの首謀者討伐】

報酬:金貨100枚。

(魔物を操る首謀者……か。面白そうだ)

「受けます。今すぐ向かいましょう」

レイが不敵に笑う。

彼が向かう戦場には、バルト伯爵が放った闇ギルドの暗殺者たち、そして、想像を超える「世界の悪意」が待ち受けていた。

しかし、今のレイにとっては、それすらも自らのレベルを上げるための「経験値」に過ぎないのだった。

「少しでも面白い、続きが気になると思ってくださったら、ページ下部の【ブックマーク】や【評価】で応援していただけると励みになります!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ