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召喚少女は魔王様?  作者: 橘可憐
ダムデム国

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68/166

68 庭園は綺麗なのに


下層へと進んでみたが様子は上の階とまったく一緒だった。

相変わらずに広く部屋数も多数のアンデッド徘徊層

偵察なんだからとすべてを確認するために二手に分かれた。


やっぱり生存者を見つける事も出来ず

変わった施設やアイテムなども見つけられず

アンデッドを倒して廻るだけの階層だった。


下の階へと続く階段の前でチャリオットと合流し一緒に下りたが、

そこも変わらない様子だったのでちょっとがっかりした。

銀牙、手を抜いたわけじゃないよね?

思わずそんな事を考えてしまった。


もうすでにかなり飽きてきていたが偵察はしなくちゃいけない

ちゃんと全部確認して回ります安心してください。

そう心で言い聞かせやっぱり二手に分かれて階層を見て回った。


何も変わった事を見つけられず

どうかこの先は変化してますようにと願いながら階段を下りた。


すると今度は庭園だった。

色々な花が綺麗に咲き乱れてはいるが時間は多分夕方頃

そんな雰囲気の黄昏の中の庭園だった。


綺麗な花を思わず手に取るとその花は種になり

他の花も試に手にしてみると精油になった。

これってアロマや香水なんかにも使えるヤツだよね。

何だろうこれってちょっと嬉しいかも


早速チャリオットに似合いそうな金木犀を見つけ

精油を手に入れたので香水を調合して

少しだけ吹きかけてみた。


私は柑橘系が好きなのだけれど

チャリオットは薔薇とか金木犀の香りが似合いそう

何となくそう思ったのだ。


チャリオットは思った通り金木犀の香りが気に入ったらしく

一度に沢山吹きかけようとしていたので慌てて止めた

これは少しだけにするのが重要なのだとキツク言い聞かせた。


そんな事をしていると突然襲い掛かられた

あまりの花の美しさや香りに気持ちが緩んでいた様だ。


それは魔物のアンデッドだった。

ウサギや狼の様な魔物がアンデッドになって

彼方此方を徘徊していた。


そして何故か生きていた時より強くなっている。


大きさは変わらないがスピードや力が強くなっている。

それでも私たちの敵ではなかったのでサクサク倒し

花の種と精油を集めて廻った。

どういう訳かチャリオットも目を輝かせて集めていた。


魔物アンデッドのドロップ品は大きめの魔石だけだった。

最も肉や毛皮なんてドロップされても

何となく気持ち悪くて使えないから誰も拾わないよね。


そんな庭園階層も三階層続き見つけた階段を下りると

今度は夜の墓地と言った階層だった。


嫌な予感しかしないそんな階層だった。


アンデッド系のダンジョンなんだから当然と言えば当然なんだけど

そう思っているとやっぱりレイスやミイラ系ばかりが徘徊していた。

試に鞭で攻撃するもまったく効かないか復活されてしまう。


念のためにチャリオットに聖魔法は使えるか聞いてみたが、

使える訳無いだろうと開き直られたので

仕方なく聖魔法属性を付与した武器を作って渡した。


流星の双剣(聖属性)

流星をも切り裂くと言われる命中率+50%

全能力100 攻撃力320 会心率+10% 命中率+60%


「この武器高いからね覚悟して」そう言いながら渡すと


「値段なんて付けられそうも無いですよ、私にどうしろと?」


「冗談よ、でも気が引けるなら貸すって事にしておくわ」


「では遠慮なく使わせて頂きます。」そう言って嬉しそうに笑った。


そうしてそこから先はまたまた二人で無双状態。

暗かろうが少々叫ばれようがまったく問題なく攻略して行き

やっぱり三階層を廻って見つけた階段を下りると

そこはボス部屋だった。



読んでくださりありがとうございます。

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