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召喚少女は魔王様?  作者: 橘可憐
ダムデム国

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66/166

66 名のある牛ですか


次の階層へ下りるとそこには亜種の牛や豚や鶏が居た。


赤身の美味しい牛に霜降りの超高級な和牛

脂身の美味しいとされる豚に肉がとっても旨いと言う鶏。

そして採取できるのは稲にもち米に蕎麦に胡麻に大豆という

とっても嬉しいラインナップ。


銀牙も本当に分かっているじゃないですか

私ですら忘れていたけど欲しいと願っていた物を

これでもかと用意してくれた事に本当に感謝した。

銀牙にも何かお礼をしなくてはと心から思った。


でも、精米とかって結構大変なんだよね。

私は錬金術で結構簡単に出来ちゃうけれど、

普通の冒険者さん達には理解するのも大変だろうし

そうすると有難みも感じないだろうし普及も難しくなるよね。


私はとっても嬉しいけれど

どうせなら皆にも喜んでもらいたい。

そこの所何かうまい方法がないかと考えながら

またもチャリオットに狩を私は素材採取を担当した。


そうか、自動精米機アレに乾燥機能から脱穀機能まで

全てを搭載させこの階に置いてみるか

蕎麦も胡麻もそんな機械作って

ダンジョンに設置じゃなくてダンジョンの外に設置するか?

使い方の説明付けて

でもそれだと魔力の関係もあって逆に面倒か

まあその辺は冒険者ギルドに報告して丸投げするか。


そんな事を考えながら白米や蕎麦の実や胡麻などを手に入れ

新たに広がった料理レシピに我慢出来ず

大豆油を搾ってからチャリオットにオムライスを作って振舞った。

もちろん私も食べたけれど感動で涙が出たよ。

チャリオットも感動してくれていた。


本当に本当に銀牙ありがとう!!

心から叫び出しそうだった。


その後しっかりと休憩をしてから下層へと階段を下りた。


そこはボス部屋だった。

扉を開けるとヤマタノオロチが鎮座していた。


伝説じゃなかったのか?

私の記憶をどこまで読んでどこまで理解したのか

銀牙の能力の凄さを改めて感じていた。


チャリオットは接近戦に持ち込もうとしていたが、

私に任せろと『サイクロン』で切り裂いた。

見た目ほどには強くなかったらしくあっさりと倒れ、

菰樽をドロップした。


銀牙どんだけだよ!!

私は鏡開きなんてしないよ?

でもまぁ、日本酒は料理にも使えるし飲むのも嫌いじゃないし

有難く受け取っておくよと心の中でお礼を言った。


次はどんな階層が広がるのかちょっと楽しみにしたけど

そう言えば偵察隊の人達と今だ出会っていないのを思い出し

この先に居るのだろうかと考えて気持ちを引き締め階段を下りた。



読んでくださりありがとうございます。

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