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召喚少女は魔王様?  作者: 橘可憐
ダムデム国

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59/166

59 気球もいいよね

ブックマークありがとうございます。

励みになります。


「ねえ、チャリオットは空を飛べる?」


「何を言っているんですか、飛べるわけないじゃないですか」


一面真っ白な雪景色を目の前にしてチャリオットに聞いた。


新雪が降り積もったその世界を

歩いての移動はちょっと難しそうに思えた。


私一人なら箒で飛んでしまえるのだけれど、

チャリオットも乗れる二人乗りの箒を作るか?


いや、それはちょっと窮屈な感じがして嫌だな。


じゃぁ、どうする?


・・・・・・・


そうだ!気球はどうだろう。


私も一度乗ってみたいと思っていたし、

球体に空気を詰めて別に熱しなくても

魔法を使えば移動は可能だよね。


だとしたら操作も思った以上に簡単そうだし

どう考えても気球が良いと思えて来た。


早速作っていく。


二人乗りだからそれ程大きくしなくても良いだろうけど

どうせなら球体は大きい方がカッコイイ感じがするから

そうだ球体にも籠にもどうせなら色を付けよう


イメージ・イメージ・イメージっと・・・


ジャ~ン!


どうよ!!!


チャリオットに向かって自慢げに披露すると


「凄いですアオイさん、それでコレはどうするんです?」


ってそうか、気球を知らないんだった。


取り合えず籠に付けた扉を開いてチャリオットを乗せ、

自分も乗り込んでから気球を浮かせ飛行を始めると

箒で飛んでいる時と同じはずなのに何だか気分が違う。


チャリオットも大興奮で上空からの景色を喜んでいる。


見渡す限り採取できる素材も魔物も確認出来ないので

ひたすら空の散歩を楽しみながら下層へと続く階段を探した。


やっぱり箒より魔力を使う感じがするのは仕方ないか

でもこれ位なら大丈夫、無問題。

そうしてゆっくりと1時間程飛んだ時それを見つけた。


下層へと続く螺旋階段。


階段の傍へ降り立ち早速螺旋階段を下りてゆく。


長い長い螺旋階段、その先は氷の世界だった。


土地も山も木も湖もすべてが凍った氷の世界。


やっぱりここがシヴァ様のダンジョンだったんだね。


そうして私たちはシヴァ様が住むと言う凍った湖を目指し

そこにその姿を確認しながらゆっくりと近づいて行った。


今回は戦闘は無いパータンか?

このダンジョンでボス戦らしき戦闘をしていないので警戒した。


それともシヴァ様と戦闘になるのか?

そんな事を考えながらゆっくりと近づいて行き

そうして何事もなくシヴァ様の前に立つと


「待っていました。」と、声を掛けられた。


守護者と言い大精霊と言い待つのが好きなのか?


「そうではありませんがダンジョン内での出来事は把握しています。

迷える召喚者達を助け出してくれて感謝しています。」


やっぱり心が読めるんだね。


「でも、どうしてシヴァ様が感謝するんですか?」


「私は召喚者とは縁があったので他の者達も気に掛けていたのです」


「縁?」


「以前契約した者が召喚者でした。

その者の願いでこのダンジョンを作り変えました。」


どうりで納得、絶対に日本人が関わっているとは思っていたけど

契約するとダンジョンを作り変える事も出来ちゃうの?

それって凄い事だよね。


「その人はどうなったのですか?」


「とうに亡くなりました、人間とは儚いものです。」


寂しそうにそう言うシヴァ様を見て

何となく察したものがあったけど黙っていた。


「それで、私とも契約をして頂けますか?」


「もちろんよろしいでしょう。

しかしこのダンジョンの作り替えだけは出来かねます、

それがかの者との約束ですから。」


「そんな事は望まないよ、私もこのダンジョン気に入っているし」


「それならば安心です。」


「それより、他のダンジョンを作り替える事って出来るの?」


「それはそのダンジョンの創造主の領分です。」


「ダンジョンに創造主っているの?」


「もちろんです、私たち大精霊や守護者などがそうです。

その土地の瘴気を解消するためであったり

その地に恵みを与えるものであったり理由は色々ですが」


「ダンジョンにそんな理由があるのはなんとなく感じてたよ

じゃぁ例えば、新たなダンジョンを作って欲しいって願ったら

それは叶えて貰う事は出来るの?」


「私たち大精霊は自分の住むダンジョンを管理しなくてはいけないので

そう幾つも持つことが出来ませんが、

守護者は管理に関してはそこまでではないので可能かと」


そうか大精霊は自分たちを守らなくちゃならないから管理するけど

守護者はダンジョン作って放置で

ダンジョンの成長を見守るみたいな感じなのかな?


新たなこの世界の謎を解明したってところか。


そうしてシヴァ様とも契約をしたところで


「本当に有益な情報をありがとうございました」


そう言って帰ろうとすると


「これを差し上げておきましょう」と『氷の結晶』なる物を渡された。


「これって?」


「いずれ必要になる時が来るでしょう」


そう言って微笑んだシヴァ様はとても美しかった。



名前  アオイ

称号  怒涛の作業師 噂の魔王様?

ジョブ 錬金術師★★★complete

    召喚術師★★★5

    スーパースター★★★5

レベル 294   

ジョブ候補 

固定スキル 生活魔法 鑑定 染色

スキル 栽培★ 調薬★ 鍛冶★ 分解★ 付与術★ 製布★ 縫製★

    採取★ 精製★ 錬成★ 調合★

    火魔法★ 水魔法★ 風魔法★ 土魔法★ 雷魔法★

    回復魔法★ 間接魔法★ 聖魔法★ 闇魔法★ 

    無属性魔法★ 時空魔法★ 重力魔法★

    闘魂★ 格闘術★ 召喚術 精霊契約

    短剣術★ 回避術★ 双剣術★ 舞闘術★ 鞭術★ 舞謡術


契約精霊 ドリアード ノーム シヴァ

加護    黒龍 フェンリル



読んでくださりありがとうございます。

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