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召喚少女は魔王様?  作者: 橘可憐
未開の森

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28/166

28 蜂蜜レモン


予定通りユニコーンの部屋で休憩をした。


ただ単に素材が貴重だったので

もう少し欲しいという欲求から

食後にのんびりとリポップを待っていたら

3時間ほどでリポップした。


もう何回かリポップ待ちしようかとも考えたが

3時間はちょっと長いので下の階へと移動する事にした。


階段を降りるとそこは今度は森林だった。


マップを見ると

縮小表示にしても画面に映りきれないほど広大だった。


全エリアを廻るため仕方なく

蚊取り線香のように外側から内側へと移動していく

大小様々な大きさや模様のヘビが

木の上や草むらからと襲い掛かり

熊のような大きな魔物や

上の階で出た猪をさらに大きくした魔物などがいたが

もちろんすべて一撃で難なく倒していく。


森の中には季節は関係ないのかと思うほど

いろいろな木の実や果物があった。

マンゴーにアボカド、レモンにキウイ

ブルーベリーやクランベリー等々

私にはそちらの方が嬉しくて夢中になって探した。


そうして探索していくうちにやっぱり当然あった蜂の巣

かなり大きな大木の樹洞に作られていた。

蜂の体長は30㎝はあろうという大きさで見るからに凶暴そう


その数もかなりいるらしく羽音だけで恐怖をあおる

当然結界を張り2丁拳銃使って片っ端から打ち抜いていく

機関銃のような速さで撃ち続ける

このダンジョンに入ってから一番困難な戦闘だった。


しかし目の前の蜂蜜を諦めるなんて出来ないので頑張る


蜂蜜が手に入ったら私の食事事情も随分と向上するはず

その思いだけで撃ち続けたがふと思いつく『ダイヤモンドダスト』

でも蜂蜜が凍ってしまったら嫌だしなぁ・・・


そんなことを考えながら撃ち続け撃ち続け

やっと戦闘が終了を迎えた。


長い長い戦いに思えた。

でもやったのだやり遂げたのだ。

山のような魔石と

いくつかのロイヤルゼリーをアイテムポケットに入れて

蜂の巣とご対面

思った以上にたっぷりと詰まっているその様子に

疲れも忘れニンマリとしてしまう。


急いで辺りにあった木と銅を使って樽を錬成する。

そしてその樽の中へ蜂蜜たっぷりの蜂の巣を入れていく。

すでに樽の底に蜂蜜が溜まりだして

どうやって食べようかと楽しみで仕方ない。

数えると17樽もの大量に

一生蜂蜜に困らないだろうとホクホクした。


今日はここで休もうと決め

ゲルを出しその周りに結界を張りながら

蜂蜜を使ってどんな料理を作ろうかと

そればかり考えていた。


取り合えず蜂蜜レモンはまず絶対

水で割って飲み物にもなるし

料理にも使えるしレモンをかじって疲れも癒せる。


まずちょっと大きめのガラス瓶を錬成し

その中へさっき森の中で収穫したレモンを輪切りにし

蜂蜜をレモンが浸るほどに入れていく。

これで朝まで放置しておけば

きっといい感じに出来上がるだろう。


次はといろいろ考えてみたら調味料が圧倒的に足りない

思いつくレシピはいくつかあっても

足りない物の方が多くて諦めざるを得ない

なんか悔しい、私の料理知識、手持ちの食材事情

やっぱり次は絶対に王都だ。


またまたそう決意して

蜂蜜を使って作ったかぼちゃのポタージュ(牛乳なし)と

サラダとさっき手に入れた猪の肉をステーキにして食べた。

猪の肉は美味しかったが

やっぱり煮込み料理の方が合うような気がした。


お腹も膨れお風呂にも入ったし

今日はゆっくり休んで明日からまた探索開始

この森林の攻略に何日かかるのだろうと

そんなことを考えながら眠りについた。



読んでくださりありがとうございます。

評価ありがとうございます。

しばらくは1日何度かUPさせて頂きます。

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