121 フェニックス様
朝食後これからどうしようかとチャリオットと相談していた。
私は天気も良さそうなので
フェニックス様に会いに気球を飛ばそうかと提案した。
「多分あの山に居ると思うんだけど
あそこまでは気球でも飛ばさないと行けそうもないよね」
「また乗れるのですね」
チャリオットは気球がよほどお気に入りらしく
やたらと嬉しそうに言う。
このリターナの街からでも
小さくだが地平線から突き出す山が見えている。
早速気球へと乗り込みその山頂を目指して飛んで行く。
少しづつ少しづつ高度を上げながら飛んだ。
折角の気球旅なので急がずに景色を楽しみながら飛んだ。
チャリオットも大喜びだった。
そうして3時間ほど飛んだ頃その山頂にたどり着いた。
山頂にはそれは大きな鳥の巣があり
フェニックス様は卵を大事そうに抱え温めている様だった。
私は警戒されない様に遠くから思念を送ってみた。
「あなたに会いに来ました、出来れば加護が欲しかったのですが
無理そうでしたら帰ります」
するとフェニックス様が答えた。
「私の命はもう時期尽きてしまいます
それまでの間でもよろしいのでしたら加護を与えましょう
その代わりお願いを聞いて頂けますか」
何か色々とショックな話を聞いた。
「私に出来る事なら何でも言ってください」
フェニックス様はもう時期とは言っても今すぐではなく
卵が孵る時にその役目を終えて滅びるそうだが
その卵がいつ孵るかはまだ兆候がないらしい
なので私に加護を与える代わりに
卵が孵る時に見守って欲しいと言うのだ。
「でもその卵が孵る時って私に分かるのかしら?」
「私の加護が外れる時がその時です、あなたになら分かるでしょう」
「それなら安心だけれど」
でもそれって絶対分かるんだよね大丈夫なんだよね
とっても大事な約束をしているのに
その約束が守れなかったら私は自分を許せなくなるよ
本当に大丈夫だよね?
「転移門もあるでしょう大丈夫です」
そう言われればそうだった、その為の転移門でもあったんだ。
それではとフェニックス様は契約をしてくれた。
フェニックス様は加護に何が欲しいと聞いてきたが
「えっ、加護って私が選べるの?」
「私に出来る事ならば可能です」
って、その前にどんな事が出来るのかなんて知らないよ
やっぱりフェニックス様が与えたい加護が欲しいです
今まで幻舞も銀牙もそうでしたから。
「それではあなたが持つ回復魔法を
装飾品に付けられる様にしましょう」
それってヒールとかリジェネとかリザレクションとか
魔法をそのまま装備に付けられるって事ですか?
効果として絶えず発動させるとか
自分の意志で発動させるとかそんな事が出来る様になるの?
「そうです」
でもそれって魔力消費はどうなるのです?
「装備者の魔力を消費することになります」
じゃぁ、MPが無い時は使えないじゃないですか
「装飾品に先に魔力を込めておけば良いのでは」
そんな事も出来るんですか?
「それは普通に出来る事でしょう」
知らなかった
そうなんだ・・・
私ってまだまだ知らない事が多いんだな
反省するよ、もっと色々学ぶ努力するよ。
って、私ずっと声も出さずに思念で普通に会話してた
これじゃチャリオットは半分も理解できてないよね
私ってば本当にこんな所がダメなんだよな
ちょっとばかり落ち込んでいると
「大丈夫です」
と、チャリオットに肩を叩かれた。
えっ、何が大丈夫なの?
私のセリフ聞こえてなくても理解出来たって事?
もうホント脱帽だよ
これからは絶対にチャリオットには逆らわない事にするよ
私はそう決めて転移門を作っていると
フェニックス様から名前を付けてくれと言われたので
『朱雀』と名付けた
もうそれしか思いつかなかったのだ。
そうして朱雀に改めて心からお礼を言って別れた。
帰りももちろん気球旅だった。
名前 アオイ
称号 怒涛の作業師 噂の魔王様?
ジョブ 錬金術師★★★complete
召喚術師★★★9
スーパースター★★★9
レベル 471
ジョブ候補
固定スキル 生活魔法 鑑定 染色
スキル 栽培★ 調薬★ 鍛冶★ 分解★ 付与術★ 製布★ 縫製★
採取★ 精製★ 錬成★ 調合★
火魔法★ 水魔法★ 風魔法★ 土魔法★ 雷魔法★
回復魔法★ 間接魔法★ 聖魔法★ 闇魔法★
無属性魔法★ 時空魔法★ 重力魔法★
闘魂★ 格闘術★ 召喚術 精霊契約
短剣術★ 回避術★ 双剣術★ 舞闘術★ 鞭術★ 舞謡術
契約精霊 ドリアード ノーム シヴァ イフリート ウィンディーネ
ジン
加護 黒龍 フェンリル フェニックス
読んでくださりありがとうございます。




