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召喚少女は魔王様?  作者: 橘可憐
ガストラン国

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118/166

118 宝箱の中身


「ジン様それでどんなダンジョンにするか決まりましたか?」


ジン様の所へと戻った私は早速聞いてみた。


「冒険者達に喜ばれるダンジョンにしたいな」


「具体的な話を聞いたのですけど」


「それはお主に任せる」


「良いんですか?」


ダンジョンの内容を私が決めて良いと言う許しが出て

とてもテンションが上がった。


ジン様に任せて万が一にも楽しくないダンジョンになったら

疑う訳ではないけれどそう言う思いもあったので

私に任せてくれるなら全力で考えたいと張り切った。


「それじゃぁ、まずは

ここは初心者が安心してレベル上げが出来るダンジョンにしましょう

そして魔物は肉系!

冒険者に肉が嫌いな人はいません絶対に!!

そしてレアドロップで転移石を出してください

イフリート様がダンジョンの宝箱で出してた石ですが

宝箱からだと出現率が低いのでレアドロップで出現率を上げましょう

これから転移石は需要が増えます冒険者の助けになります

転移石は他のダンジョンでも使えるようにすれば

欲しがる人がこのダンジョンを目指すはずです」


私がそう提案するとあっさりと納得してくれた

そして宝箱も出現させる事にしたのだけれど

その中身も考えてくれと言われ困った。


マジックバックじゃ二番煎じの様だし

イフリート様ダンジョンの価値が下がってしまいそうだし

と、色々考えていてふと思いつく


美容クリームはどうだろう

宝箱にポーションを出せるなら美容系もOKだよね

この世界ポーションなどで再生は可能だけれど

劣化を戻すのは無理な様なので

美容液でお肌ツルツルのぷるんぷるん効果となれば

若返りの秘薬として喜ばれるはず

いやむしろみんな欲しがるはず

そう提案すると見本が無いと難しいと言うので

早速錬金術で調合し試しにチャリオットに使わせてみた

するとチャリオットは想像通り期待通りの反応を見せてくれた。

ついでに美白クリームも作ってみせた。


すると他にも無いかと聞かれるので色々考えたが

髪艶々効果のトリートメントパックを提案した

これで宝箱の中身が充実したとジン様は喜んでくれた。


やっぱり宝箱の中身は当たりハズレがあるから良いのだと

そしていつも同じだと楽しみが無くなってしまうだろうと

その為に宝箱の中身は豊富な方が良いのだけれど

自分ではあまり思いつかないのが難点なんだと笑って言った。


そうだよね、私だって宝箱見つけても中身が分かってたら

喜びも半減どころじゃないよ

ダンジョン主様たちはそんな事まで考えているなんて

結構知らない事も多いのだな。


そうしてダンジョンの事をあれこれと話が終わると

ジン様は早速ダンジョン内の改装を始めた様だ

私の魔力を貸さなくても大丈夫なのだろうかと見守っていると

この位なら大丈夫だと笑っていた。


ジン様もとても楽しそうだ

これでこのダンジョンに冒険者が増えたなら

きっともっとジン様も喜んでくれるだろう

どうかこのダンジョンが賑やかになりますようにと

心から願いながら終わるのを待った。


しばらく待つと改装を終わらせたジン様が言った。


「お主が考えた様には出来たはずだ」


「じゃぁ早速確認してきます」


そう言ってダンジョンに入り直した。


1階は鶏、2階はウサギ、3階は狼と徐々に強くなってい行く肉系魔物

そしてドロップ率15%位の感覚で落とす転移石

宝箱からは美容クリームに美白クリームにヘアパック

そしてポーションにMP回復ポーションの下級中級上級と

多種多様の品々が出て来た

それから宝箱は下層に行くほど数を増やしていた。


もうこれは初心の冒険者達には十分にうま味もあって

そして楽しめるダンジョンになったはず

私はそう確信しながらダンジョンを踏破しジン様の所へ戻った。


「とても楽しいダンジョンでした」


私はそうジン様に報告をして

後はこのダンジョンをどうやって広めるかを考える事にした。



読んでくださりありがとうございます。

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