116 害虫バスターズ
次の階層は『蚊』だった。
上の階層と同じ様に部屋から溢れんばかりだ
あの不快な羽音があまりの数だったので騒音の様だった。
そんな騒音に頭を悩ませながらも兎に角焼き尽くすだけだ
上の階層同様私は結界を張り押し戻しながら焼き尽くし
チャリオットと魔石を回収する作業を続けた。
空間中に密集する程の数の暴力と
だんだんと広くなるダンジョン内部の構造のせいで
壊滅させるより魔石を拾う作業が大変過ぎて
途中で何度魔石を諦め様と考えた事か。
結構くるんですよ拾うと言う作業が腰に
しかし折角魔物を倒した功績であるドロップ品を
みすみす捨てて行く様な真似も出来ず
兎に角マジックポケットへと収納していった。
そして次の階層はカメムシだった。
偶にあの強烈な臭いを発生させるヤツもいて
倒しても臭いは残るのでとても頭が痛くなった。
もうホント気持ち悪いとしか言いようが無いこのダンジョン
いったいいつまで続くのかホトホト嫌になっていた。
そして次の階層は名前は知らないが
見た感じがすごく危なそうな蜘蛛だった。
コレは下手に攻撃したらとんでもない毒を受けそうだと思いながら
私達は変わらず広範囲魔法で壊滅させ次へ進んだ。
次はマダニの階層だった
ただの害虫ダンジョンだったはずなのに
段々と危険度が増している様に感じた。
そして次の階層はやっぱりの様にムカデだった
そしてやはりの密集状態での蠢き
その気持ちの悪さと言ったらなかった。
これってこのダンジョンこのまま放って置いたら
スタンピード起こしたんじゃないのかもしかして
だって本当にどの階層も今にも溢れそうだったよ
そしてこいつらがもし溢れていたらいったいどうなったんだ?
そう思うとこんな所で嫌がっている場合じゃない
兎に角害虫駆除優先と駆除しまくって次の階層へと進んだ。
そしてまだまだ続く様で次は何か分からない幼虫だった
毛虫の様なちょっと違うような
犇めき合って蠢く様子が気持ち悪い
しかしこんな所で立ち止まっていられない
私達は上の階層と同じ様に広範囲魔法連発で
焼き尽くし駆除しまくって次の階へと進む。
そしてそこには蟻が居た
とても大きな蟻、一噛みで引き千切られそうな口と
とっても毒々しい針を尻から出した大きな蟻
これはヤバイんじゃないもしかしたらボス級クラス?
それなのにやはり溢れんばかりに居た。
私達は迷わず『スーパーノヴァ』で瞬殺して
今日はここで休む事にした。
一刻も早く害虫ダンジョンを攻略したくて進んで来たが
やはり神経はとてつもなく削られる
だってあまりにも大量なんだもん
スライムダンジョンのモンスターハウスがいかに可愛い物か
今頃になって実感していた。
そして次の日次の階層は私達より大きな蜂だった。
そこも同じようにサクサク駆除して回り
次の階層のモスラかって言うほどの大きな蛾の集団を駆除した所で
転移紋が現れたそれもふたつ
これって大精霊様パターンだよね?
私達は顔を見合わせると迷わず大きな方の転移紋へと二人で乗った。
読んでくださりありがとうございます。




